ネッタイムス・ブログ

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東京で茶摘み体験したらセシウム検出

2011-06-30 23:44:50 | ニュース
お茶からセシウムと言えば、静岡県の川勝知事、また逆ギレが思い浮かぶのだが、今回は静岡県では無くて東京の話。
東京都板橋区は30日、区内の茶畑の茶葉を加工した製茶から、暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える2700ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
製茶は小学生が茶摘み体験した茶葉を加工したものだが、放射性物質が検出された為、板橋区は小学生に渡さず全量廃棄。

板橋区は「児童が茶摘みをした事による健康への影響は無いと確認した」と言うが、何を根拠にして影響は無いと言っているのか不明。
板橋区によると、5月9日に区立小学校の児童が茶摘み体験し、6月15日に製茶が完成し、児童に渡す前に安全性を確認する為、放射性物質を分析した所、セシウムを検出、放射性ヨウ素は検出されなかったと言う。
これ馬鹿過ぎだろう、物事の順序が逆だよ逆、茶を摘ませる前に検査しろよって話。

そもそも、放射能汚染やら放射性物質が云々とか騒がれて、健康被害が懸念されている状況下で子供に茶摘みさせるか?。
子供達に茶摘みと共に放射性物質に付いても学習する機会を云々とか、言うつもりなのかね、お役所仕事と言うか呆れて物も言えないな。
私は子供の頃、茶摘みはした事は無いが、芋掘りなんかは楽しい思い出なんだけど、と言っても、私は殆んど覚えては無いが(笑)、普通は楽しい思い出として残る筈だ。

その思い出が、放射能汚染された茶葉を摘みましたと言う、後々にトラウマになりそうな体験として残るのは可哀想だね。
まぁ、あれだな。東京の茶も厳しいね、茶を摘んだでは無く、茶は詰んだな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

福島で検査した子供全員が内部被曝

2011-06-30 18:50:16 | ニュース
福島県内の保護者らで作る市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」等は30日、福島第一原発事故の影響調査の為、福島市内の6~16歳の男女10人の尿を検査した結果、全員から微量の放射性物質が検出されたと発表。
放射性セシウム134の最大値は8歳の女児で、尿1リットル中1・13ベクレル、セシウム137の最大値は7歳男児で同1・30ベクレルだった。
尿は5月下旬に採取し、チェルノブイリ原発事故で周辺の子供の被曝量を調査した経験がある、フランスの放射線測定機関「アクロ研究所」に検査を依頼していた。

アクロ研究所のデービッド・ボアイエ理事長は記者会見で「福島市周辺の子供らに極めて高い確度で内部被曝の可能性がある。事故前の数値はゼロだったと考えられる」と話した。
先日も、福島で検査した全員が内部被曝していたから、想定の範囲内だけれども、子供には内部被曝が外部被曝の数万倍の影響があると言われているので、子供を持つ親は心配だろう。

福島原発の半径20キロは人も家畜も住めないでも書いたが、避難区域の人達が言う「夢が云々」とか言う気持ちを判るが、これが現実なのである。
それ故に、暑いから防護服は要らない?とか言っているのは根本的な間違い。
現実を見据えて行動しなければ、更に深刻な事態を招くだろう。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

福島原発でテルル129mを検出

2011-06-30 15:30:44 | ニュース
東京電力は29日、福島第一原発1号機の取水口付近で今月4日の朝に採取した海水から、放射性物質「テルル129m」を初めて検出したと発表した。
事故後3か月を過ぎて新しい核種が検出された為、高濃度汚染水の流出等が原因と思われる。
しかし、東電は「採水の際に、何らかの原因で混入したのではないか。他の放射性物質の検出値に変動はないので、汚染水が漏れるなどの異常事態が起きているとは考えられない」としている。
東電の発表は後出しジャンケンばかりで信用出来ないから、どうせ何か需要な事が起こっている可能性が高い。

さて、テルル129mに付いてだけど、テルル129の半減期は33.6日なのだが、崩壊して半減期1600万年の放射性ヨウ素129に変化する物質であり、そのヨウ素129はヨウ素131同様の発癌物質。
体内に取り込まれたテルル129mヨウ素129に変化し、ヨウ素131と同様に甲状腺に蓄積されて甲状腺癌のリスクを高めると言われている。
福島で今度はキュリウムを検出やら福島でストロンチウム検出と放射能コピペでも書いた通り、キュリウムやストロンチウム、そして今回のテルル129。
次はどんな放射性物質が検出されるのだろうか?。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】