ネッタイムス・ブログ

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やっぱり角界の常識は世間の非常識

2012-01-31 16:55:06 | 様々な話題
今回のエントリは、ビール瓶で弟子を殴った親方が居たり、大麻を吸った力士が居たり、博打に夢中な親方と力士が居たり、当ブログのエントリ、大相撲で八百長メール発覚にも書いた様に、「立ち合いは強く当たって、後は流れでお願いします」等のメールで「八百屋の長兵衛」の証拠を突き付けられて、慌てふためきワオワオと大騒ぎした角界の話。
角界は一連の不祥事が続いた事も有って、愛想を尽かされ大相撲離れが進み、世間の関心は殆んど無くなったので、大相撲関連のエントリなんざ何を今更ってのも有るのだが、久々に大相撲の話題。

八百長問題を東日本大震災と福島第一原発事故の「どさくさ紛れ」に有耶無耶にした日本相撲協会は30日、東京の両国国技館で2年に1度の役員改選を行い、2期連続投票となった理事選挙の結果、中学時代の成績が体育以外はオール1(体育は2)で、相撲教習所を落第した事もある北の湖親方(元横綱)、現役時代は「ウルフルズ」じゃなかった「ウルフ」と呼ばれ人気が有ったが、色々と変な噂が絶えない九重親方(元横綱千代の富士)ら10人が当選した。

定員10人(外部理事除く)に対し、1968年の立候補制後では最多12人が名乗りを上げ、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が直前に票調整(?)で辞退した為、事実上11人の争いとなったが、理事長を務めていた友綱理事(元関脇魁輝)と伊勢ケ浜親方が落選し、5人が新理事となった。

新理事会では、中学時代の成績が体育以外はオール1(体育は2)で、相撲教習所を落第した事もある北の湖親方が、4年振りとなる理事長に復帰。
北の湖理事長は「身の引き締まる思い。一番に危機管理を重視して行きたい。みんなで一致団結して協会の為に頑張って行かないといけない」と話した。

相撲ファンは高齢者が多くを占めるから、北の湖親方が理事長を辞任した理由を呆けて忘れているのかも知れないが、2002年に理事長に就任した北の湖親方が理事長を辞めたのは、角界の一連の不祥事と、弟子が大麻を吸っていた事で2008年9月に引責辞任した訳だ。
そんな北の湖親方が理事長に復帰するのだから、ふざけているとしか言い様が無いね。

八百長疑惑報道で知られるフリーライターの武田頼政によると、北の湖親方は自民党の文教族の政治家や、裏の社会の実力者(興業主)と深い交際関係をしており、そう言う人達との交渉事に向いていると言う理由で、周りから推挙されたらしい。
自民党の文教族とは、町村派の「森元喜朗首相」じゃなかった「森喜朗元首相」と安倍晋三元首相の事で、特に安倍元首相と懇意にしていると言う。

そんな理由で引責辞任した北の湖親方が再登板するとは、角界には人材が居ないんだなと改めて思うね。
まぁ、角界の倫理観に付いては当ブログでも、相棒と相模で相撲とか角界の常識は世間の非常識やら解雇なのに退職金を支払う大相撲等で色々と書いて来たから、そちらも読んで頂きたいのだが、角界に一般的な常識を求めるのは、砂漠に水を撒く様な話。って事で余り意味が無い。

中学時代の成績が体育以外はオール1(体育は2)で、相撲教習所を落第した事もある北の湖親方に、あれこれと期待をするのも可笑しな話だしね。
八百長問題に付いては当ブログでも、大相撲の八百長問題は見苦しいとか大相撲八百長問題の解決方法等で、真面目な話(?)をして来たから今回は趣向を変えて、人気低迷の角界に新たな提言をしてみよう。

「角界の常識は世間の非常識」なのだから、どうせなら開き直って「八百長とガチンコ」を全面に出せば良いんだよ。
観客と視聴者が参加して、八百長相撲とガチンコ相撲の取組をクイズ方式で当てるってのは、どうだろう?。
で、単に当てるのでは無くて、八百長相撲の演技力に付いても採点する訳だ。
八百長の演技が上手かった力士は技能賞とか、入場者と視聴者を多く騙せた力士は殊勲賞とか、八百長が下手糞でも真面目に八百長に取り組んでいたら敢闘賞とかね。

また、八百長を一切しない力士に、カネや物で釣って八百長相撲を取らせた力士も殊勲賞、勿論、八百長相撲を取らず、ガチンコ相撲で15日間取り続けた力士は敢闘賞。
それらを観客と視聴者が予想して、当選者には大相撲グッズや「怪しいお米、セシウムさん」をプレゼント、賞品だけでは無くて賞金でも良い訳だ。
ただ、カネが絡むと八百長をする力士が出て来る可能性が高いな、八百長に見せ掛けた八百長(笑)とか、そうなると訳が判らなくなるが、それを「ダウト」とか言って見破れば更に楽しくなるかも知れない。

ショー的な要素として、ビール瓶や竹刀や花札を持った悪役力士や、国籍不明なのに関西弁を喋る謎の覆面力士を登場させて娯楽性を高め、観客と視聴者と力士達が一体となって楽しめる大相撲。
そんな大相撲を一度は見てみたい感じがするが、そんな事を遣ったら非難轟々だろうな、多分、真っ先に「日本の伝統文化を汚すな!」と声高に怒るのは当ブログなのかも知れないな、チャンチャン。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

NHK受信料は基本契約240円+α

2012-01-30 17:38:31 | 様々な話題
当ブログのエントリ、皆様のNHKは不祥事のデパートでも書いた様に、「日本犯罪協会」とか「日本変態協会」を略して「NHK」と揶揄されている自称「皆様のNHK」なのだが、25日で就任1年となる松本正之会長は24日、10月からの受信料値下げに伴う減収(2012~14年度で計1162億円)を補う為、衛星放送の契約増加等で「3年間で計810億円の増収を必ず達成したい」と述べた。
12~14年度の経営計画は、受信料値下げに伴う減収を810億円の増収や、支出削減等で補うとしている。

当ブログのエントリ、NHK職員一人当たりの人件費は1708万円にも書いた、馬鹿高い人件費を賄う為に自称「皆様のNHK」も大変だわな(笑)。って、笑い事では無いけどね。
そんなNHKに付いて、「週刊プレイボーイ」(1月16日)に興味深い記事を見付けたので、以下に貼ってみる。

「識者が提言するNHKの受信料は、基本契約240円+個別コンテンツ課金」

「値下げといっても、月額受信料1200円を払うだけの価値が現在のNHKにあるか? 国民が納得できる受信料プランを提案します」

今年10月からNHKの受信料が、実質的には放送開始以来、初めて値下げされる。
だがその下げ額は、口座振替やクレジットカード払いの利用者が月額120円、振り込み利用者で同70円と、受信料の約7%とかなり控えめだ(2ヵ月払いの場合)。

平成22年度のNHKの決算書によると、事業収入6839億円に対し事業支出は6801億円。
事業支出のうち、国内放送費が2749億円、国際放送費が127億円となっている。
作家の三橋貴明氏は、ここで徹底的なコストカットをすれば、もっと受信料が値下げできると次のように提案する。

「無駄な番組を作らなければ経費削減になる。公共放送として最低限必要なジャンルに特化するわけです。報道に関しては、震災や災害報道もそうですが、政府の監視役としての立場を明確にすることで非常に価値も高まる。
そもそも、NHKがドラマやバラエティ番組をあそこまで多く制作する必要があるか甚だ疑問です。広告ビジネスの崩壊で苦しんでいる民放を横目に、潤沢な受信料で民放と見まがうような番組を作るのはおかしな話。あれこそ民業圧迫です。
報道、教育、福祉に特化した番組作りを徹底すれば、予算だって5分の1程度、年間の事業支出は1370億円程度に抑えられます」(三橋氏)

NHKの試算では、受信契約対象数は世帯契約で4456万件(平成22年度末)、事業所契約で336万件(同)。合計4792万件となっている。
つまり、三橋氏が算出した年間事業支出(1370億円)を契約件数(4790万件)で割り、さらに月割りにすると、月額受信料は「約240円」となる。

「この額なら、皆さん納得して払うんじゃないでしょうか」と三橋氏。
だが、スポーツ中継や大河ドラマも見たいという視聴者も多いだろう。
これには、2005年に現職でありながらNHKを内部告発したジャーナリスト・立花孝志氏がこう補足する。

「であれば、NHKは報道だけで十分という層と、それ以外のエンタメ番組も見たい層のそれぞれに料金プランを用意すればいい。条件をつけてスクランブルをかけるのです。
全額支払った人にだけすべての番組を見せる。別に全部は見たくないという人にはスクランブルをかけて、報道など一部の番組だけ視聴できるようにする。
それで最低限の金額、例えば240円だけ徴収すればいい」

昨今、受信料の不払いが問題となっているが、このプランなら現在より徴収率が上がることは間違いない。
もし、受信料収入が総額で下がったならば、余分な支出を抑えコストカットに努めるのが公共放送としての使命だろう。

以上が「週刊プレイボーイ」の記事なのだが、私もNHKは基本的にニュース、天気予報、災害情報、国会中継だけを放送すれば良いと思う。
そうすれば、出演者の大部分は局アナで賄える訳で、ギャラや制作費等の無駄な経費は削減出来る。
NHKが出来た当時は娯楽が少なかった時代だったが、今は娯楽や価値観も多様化したのだから、NHKが娯楽を提供すると言う考えは時代錯誤も甚だしいだろう。

それでもNHKの娯楽番組を視たいと言う人は、WOWOWやスカパー等の有料放送と同じ様に、カネを払ったらスクランブルを解除すれば良い。
NHKの娯楽番組を他の有料放送と同じ土俵に乗せて勝負させたら、NHKの番組が生き残れるかは判らないが、生き残る為には番組の質を向上させねばならず、現状のNHKの番組がカネを取れるレベルかどうかが身に染みて判るのではないか?。

まぁ、スクランブルを掛けろと言う事は昔から言われている話で、それを拒否し続けているのはNHKだから、NHKも現在の番組内容はカネを取れるレベルでは無い事を、既に理解しているのだろう。
NHKの番組は朝からセックスと言う言葉を連呼するのは可愛いもんで、NHK、日本兵が人肉食べたと捏造報道疑惑にも書いた様な偏向的な捏造報道は酷い内容であり、日本人から受信料を搾取して、日本人を貶める様な放送を垂れ流すなんざ、まともな放送局の遣る事では無い。

他にも色々と偏向的な報道を続け、視聴者を愚弄する様な放送局が恥ずかしげも無く「皆様のNHK」等と、ふざけた事を謳い文句にしている訳だ。
NHKは先ず、その腐りきった体質を改める事から始めなければならないな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

福島産の米からセシウム検出、既に販売

2012-01-29 16:38:17 | ニュース
佐藤雄平知事が、米の「安全宣言」を行った後も「怪しいお米、セシウムさん」の検出が続く福島県は27日、またしても伊達市の農家2戸の米から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える1110ベクレルと700ベクレルの放射性セシウムを検出し、福島県内で規制値超えが判明した農家は伊達市や福島市等、3市1町の計38戸となったと発表。

県によると今回、基準値を超えたセシウムを検出した2戸は伊達市旧小国村の農家で、「怪しいお米、セシウムさん」こと汚染米は伊達市内の直売所で、既に約57.5キロが販売されていると言う。
販売されたのは1110ベクレルを検出した農家が出荷した精米済みのもち米であり、昨年10~11月に39袋が販売されたと言い、県は販売した汚染米の回収を呼び掛けている。

そんな中、JA全農福島は2011年県産米の一部銘柄に付いて、卸業者への売り渡し価格(相対取引価格)を引き下げる方向で調整を始めた事を27日に明らかにし、早ければ30日にも実施の方向。
理由として、東京電力の福島第一原発事故を受けた「風評被害」で販売が低迷する中、価格引き下げによる消費喚起が狙いと言う。
暫定基準値を超えるセシウムが、次から次に検出されている状況なのに、未だに恥ずかしげも無く「風評被害」と言う言葉を使うJA全農福島には、怒りを通り越して呆れるしかない。

まぁ、当ブログのエントリ、福島産あんぽ柿と米の生産者にも書いた様に、福島の農家は生産者の都合ばかりを重視して、消費者の事は考えていないのだろうな。
福島の全ての農家が生産者重視では無く、消費者の事を考えて生産や出荷を控えている農家も居るので、福島の農家と一括りにしたくはないが、福島の農家全体のイメージが悪くなるのは必至であり、真面目な農家は可哀想だ。では。

関連エントリ
怪しい食品、福島産と日本の基準

【ネッタイムス・東坊京門・作】

ブレア元首相から見た小泉純一郎元首相

2012-01-28 15:30:17 | 様々な話題
「日本経済新聞」朝刊の最終面(文化面)に「私の履歴書」と言うコーナーがあり、今月は英国のトニー・ブレア元首相なのだが、連載27回目の28日に日本の小泉純一郎元首相の事を書いており、それが面白かったので以下に抜粋する。

小泉は私が政治の世界で会った中でも最も興味深い人物の一人で、それ迄に会ったどの日本人政治家とも違っていた。
とても快活で、並外れた個性の持ち主だった。
2005年のグレンイーグルズでの主要国首脳会議(G8サミット)。女王主催の首脳晩餐会での事だ。

その数日前にシラク仏大統領が英国料理に付いて不用意な発言をしたと報道され、話題になっていた。
彼が、プーチン・ロシア大統領とシュレーダー独首相に「料理がとても不味い国の人間は信用出来ない」と言う趣旨の発言をしたと言うのである。
シラク自身はそんな発言をした覚えは無いと否定していた。

晩餐会が始まり、コース料理の最初の一品を腹に入れた小泉は、つかえつかえの英語で大声でシラクに言った。
「ヘイ、ジャック。素晴らしい英国料理だ。そう思わないかい?」。
笑いのどよめきが起こった。
シラクは少し意地の悪い視線を小泉に向けたが、その悪ふざけに加わらざるを得なかった。

そしてエリザベス女王に向かって、自分は報道されている様な事は言っていないと釈明した。
「何を言ったんですって?」。
経緯を知らなかったのは女王だけで、事の次第を初めからもう一度説明する事になった。

気を良くした小泉は、その後も料理を一口食べる毎に、その素晴らしさを喧しくコメントした。
最後にはシラクが副官の銃を掴んで小泉を撃つのではないかと冷や冷やした程だ。

以上が「日本経済新聞」の「私の履歴書」からの抜粋なのだが、小泉元首相の変人振りがよく判る内容である(笑)。
ブレア元首相は小泉元首相の事を「私達は公共サービスの改革者と言う共通点があり、改革の必要性に付いてよく話した」とも書いている。

小泉元首相と言えば、「構造改革」「郵政民営化」等、色々と行ったのだが功罪相半ば、日本での小泉元首相に付いての評価は賛否両論あり、特に派遣労働の規制緩和で日本の雇用システムを破壊して格差社会を拡大させたとして、すこぶる評判が悪い。
自民党の総裁選で「自民党をぶっ壊す」と言って人気を博したが、自民党のみならず「日本をぶっ壊した」とも言われる。

そんな小泉元首相だが、外交面の考え方では、昨年9月18日に川崎市内での講演で日中関係に付いて、「靖国神社に参拝しなければ、中国と上手く行くなんて言うのは関係無い。参拝しようがしまいが未だに沖縄・尖閣諸島で摩擦が起こっている。」として、民主党政権の対応を批判している。

靖国神社参拝に関しては、「戦争を美化している訳でも反中国でも無い。日本の首相が、犠牲を受けた国民に哀悼の念を表す為に参拝して何が悪いのか、未だに判らない。」と述べており、在任中からブレない。

小泉政権下は、良好な日米関係を築いた反面、日中関係では「政冷経熱」と言われたり、米国主導のイラク戦争に追従する姿勢では物議を醸したが、外交面での評価は上々だったと言えるのでないか?。

また、首相を辞任した後も議員を続け、影響力を維持しようとするのでは無く、議員の任期終了と同時に政界を引退し、「散りぬべき、時知りてこそ世の中の、花は花なれ人も人なれ」と言う細川ガラシャの言葉では無いが、見事な引き際だったのではないか?。

そう言う部分では小泉純一郎と言う男は評価出来るだろう。
小泉元首相の話をすれば、長くなるので今回のエントリでは、これ位に留めて置いて、話を日本の首相に付いて移すが、前述したブレア元首相は日本の首相に付いても「私の履歴書」の中で以下の様に語っている。

「私は首相在任中に日本の首相と良い関係を築いて来た。ただ一つの問題は、知り合いになったかと思うと直ぐに交代して新しい首相がやって来ると言う事だった。
その中で最も印象に残っているのが、小泉純一郎首相だ。小泉は他の首相に比べ長い期間に渡って務め、その間は日本のリーダーシップが安定した時期だった。」

以上がブレア元首相から見た日本の首相の印象なのだが、やはりコロコロ変わる日本の首相とは、信頼関係を熟成させるのは難しい様だ。
日本の首相も短期間で辞任するのでは無く、ある程度の任期を務めて貰わなければ、外交関係で国益を損ねる事になる訳で、長期政権を築ける首相が出て来る事を望む。
しかし、無能な首相が長く務める事は、国益を損ねるだけなのは言うまでも無いがね。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

政府の杜撰な公文書の管理が続々発覚

2012-01-27 17:00:33 | ニュース
今回は当ブログのエントリ、政府の原子力災害対策本部が議事録を作成せず政府の原子力災害対策本部が議事録を作成せずの続報に書いた通り、政府が公文書管理法に違反していた問題の関連エントリ。

東京電力の福島第一原発事故での一連の対応の中で、政府の原子力災害対策本部が公文書管理法に違反して議事録を作成していなかった問題に付いて、「フランケン」こと岡田屋(現在のイオン)の次男坊の岡田克也副総理は27日の閣僚懇談会で、同本部と緊急災害対策本部、被災者生活支援チームの3会議でも、議事録と議事概要を作成していなかった事を明らかにした。
岡田副総理は、2月中を目処に事後的な記録を作るよう関係閣僚に指示した。

また、政府は27日、東日本大震災に関連する10会議で議事録が未作成だったとの調査結果を公表。
調査は震災、福島原発事故の15会議を対象に実施し、この内「各府省連絡会議」等の5会議は要点を纏めた議事概要のみが作成され、「政府・東京電力統合対策室」「被災者生活支援チーム」「電力需給に関する検討会合」の3会議では概要すらも未作成だったと言う。

議事録・議事概要が何れも未作成なのは、これ迄に判明している「原子力災害対策本部」「緊急災害対策本部」の2会議に加え、被災者生活支援チーム等の3会議。
議事概要さえ作っていなかった原子力災害対策本部と緊急災害対策本部は、菅直人首相(当時)が本部長を務める組織だった。

岡田副総理は作成されなかった理由に付いて25日、「何処が記録を取るのかきちんとした合意が無かった。忙しくて人手も無く、記録が残されなかったのが現実ではないかと想像している」と述べ、公文書管理法には触れなかった訳だ。
岡田屋の次男坊の取り柄は、四角四面で真面目な所だと言われているのだから、こう言った問題で党利党略では無く、法律に照らし合わせて杓子定規に対応すれば、フランケンの評価も上がると思うがね。

議事録を作成しなかった事は、公文書管理法と言う法律に違反している訳だし、一連の震災対応の検証で貴重な資料となるであろう議事録が無いってのは大問題だろう。
議事録を後から作成する様に指示したってのも可笑しな話で、後から議事録を作成すると、自分達に都合が言い様に好きに書けるって事であり、そんなのは議事録では無く回顧録だわな。

議事録が無い会議とは、単なる雑談たいなもんで、まぁ、雑談が言い過ぎならば井戸端会議だな(笑)。って、笑い事では無いけどね。
そんな杜撰な会議を政府が行っていた事には驚きだが、多くの人は先進国とは思えない日本の政治レベルの低さに呆れて、嘲笑しているのではないか?。
何れにせよ、このニュースの続報に注視である。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】