ネッタイムス・ブログ

戯れ言や与太話、何でも御座れ。

福島産の米を宮城産と産地偽装

2011-11-30 01:33:36 | ニュース
福島県は28日、伊達市の一部地域(旧小国村と旧月舘町)で収穫された米から、国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える1050ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
この内9キロの汚染米が市内の直売所で販売されており、県によると基準値を超える汚染米の販売が確認されたのは初めての事。

福島産の米は、最近では25日に大波地区の米から最大で1キログラム当たり1270ベクレルを検出したと発表しており、ベクレてばかりと言うかベクレっ放しの状況で、しかも今回は販売している。
そんな中、仙台市太白区にある米穀卸の「協同組合ケンベイミヤギ」(岡部英之理事長)が、2010年産の一般消費者向けの精米商品で、実際と異なる産地や銘柄を不正表示して販売していた事が29日に判った。
仙台市は日本農林規格(JAS)法違反の疑いで、近くケンベイミヤギへの立ち入り調査を行う。

不正表示は、東北農政局や宮城県が10月に行ったケンベイミヤギへの立ち入り調査で判明した。
県によると、ケンベイミヤギは福島県産のコシヒカリや、ひとめぼれを宮城県産と表示したり、通常の宮城県産ササニシキを特別栽培米と不正表示すると言う悪質な手口で販売した疑いが有る様だ。

やはりと言うか何と言うか、汚染牛肉を混ぜるな危険!でも書いた通り、汚染食品をバラ撒いたりしても罰則規定が無いから、悪質な業者は遣りたい放題で、ファックとしか言い様が無いね。
今回発覚したのは産地偽装だから、処罰する事は出来るのだろうが、汚染食品のバラ撒きに付いては、早急に罰則規定が必要だろうな。
モラルの無い輩に性善説で対応してたら、日本の食の安全は守れないよ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

福島第一原発の吉田所長が退任

2011-11-29 17:30:22 | ニュース
東京電力は28日、福島第一原発事故の収束作業で、陣頭指揮を執って来た吉田昌郎所長が体調を崩して入院し、12月1日付で所長職を退任すると発表。
後任は原子力運営管理部長の高橋毅で、吉田所長は本社の原子力立地本部付となる模様。
東電によると、吉田所長は今月14日迄、福島第一原発に勤務していたが、検診で病気が見付かり21日に社長に報告し、24日に入院したと言う。
東電は吉田所長の病名と被曝線量に付いては、プライバシーを理由に公表しない様だ。

東電の松本純一原子力立地本部長代理は28日、「医師からは被曝との因果関係は無いと聞いているが、確定した診断では無い」と述べた。
吉田所長は原発の作業員に向けたメッセージを出し、「医師の判断で急遽入院治療を余儀なくされました。この様な状況で発電所長を続ける事は出来ず、残念ながら重要な時期に免震棟を去らざるを得ません」
「震災以来一緒に仕事をして来た皆さんと、この様な形で別れる事は断腸の思いですし、ご迷惑をお掛けする事になり心よりお詫びします」とした。

吉田所長が体調不良で退任すると言う事なのだが、東電はプライバシーを理由に病名と被曝線量を非公表にしているのが気になる所。
福島第一原発の原子炉建屋で高い放射線量を測定にも色々と書いているのだが、やはり原発敷地内は放射能汚染が拡大しており、深刻な健康被害をもたらす状況なのであろうか?。
それ故に、高い被曝線量を検出し、被曝による被害を連想させる病名だから、公表する事が出来ないのか?。
それとも別に何か本当の理由が有るのだろうかね。

当ブログのエントリ、乾燥大麻からセシウムを検出?コメント欄に提供された情報と被るのだが、東電は08年春、社内の研究で、明治三陸地震が福島沖で起きたと仮定した場合には、想定水位5.7メートルを大幅に超え、最大で水位10.2メートル、浸水高15.7メートルの津波の可能性があるとの結果を得た。
新たな津波評価を受け、原子力立地本部の幹部らが対応策を検討したが、設備を主管する原子力設備管理部は「その様な津波が来る筈は無い」と主張。
同本部の上層部もこれを了承したと言う。

実際にはこの津波評価が的中した形となったが、原子力設備管理部の部長を07年発足時から昨年6月迄、務めていたのは吉田所長だったのである。
東電は当時、02年の原発トラブル隠しや07年の柏崎刈羽原発沖の海底断層非公表問題を受け、情報公開の改善に取り組んでいる最中であり、東電関係者によると社内でも問題視されたらしいのが、吉田部長(当時)への処分は無かった模様。
このニュースが報じられた事と、今回の吉田所長の退任は何か関連性が有るのだろうか、それとも単なる偶然なのか?。

色々と考えさせられる吉田所長退任の真相なのだが、甚大な健康被害で退任だとすれば、被曝との因果関係は無いと言う言葉は鵜呑みにする事は出来ないと思うのは私だけでは無いだろう。
隠蔽体質の東電が発表する言葉は、何故か素直に信用する事が出来ない訳だ。
チャーチル英国元首相の言葉で「築き上げる事は、長年掛かる骨の折れる仕事。でも破壊するのは、たった一日の思慮の無い行為で足りる」と言うのがあるのだが、東電は思慮の無い行為を何度も行っているから、信用されないのだろうな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

大阪市長選挙は橋下徹が勝利

2011-11-27 20:01:17 | ニュース
大阪維新の会の橋下徹前大阪府知事と、現職の平松邦夫で争われた大阪市長選挙は、橋下前大阪府知事が平松を破り当選した。
世間の耳目を集めた大阪府知事、大阪市長の「大阪ダブル選挙」は、特に橋下前府知事が鞍替え出馬した市長選が注目されていた。
この選挙に関して、色々と書きたい事が山程あり、書きたくてウズウズしていたのだが、選挙期間中と言う事を考慮し、敢えて書かなかった。が、選挙も終わり遂に決着と言う事で書くとする。

この大阪ダブル選挙は、選挙前から既に前哨戦と言うか、大阪府知事の橋下徹と大阪市長の平松邦夫の間で色々と確執があり、しかも、選挙の告示を前にして、橋下バッシングが始まったと言う曰く付きの選挙。
橋下バッシングは、どんな人物が仕掛けているのかと言う疑問が生じるのだが、バッシングをして得する人が行うのだから、選挙で戦う相手が行うと考えるのが妥当だろうな。って事は、誰が遣ったかは、推して知るべし、敢えて言わない。

それはそれで一先ず置いといて、選挙前から橋下バッシング、選挙期間中も橋下バッシングをしたマスコミはどうなのか?。と、マスコミは選挙期間中でも、選挙戦の動向に影響を与える可能性があるのに、一方的且つ偏依的な報道をして許されるのかと、強い憤りを感じた選挙だった。
選挙前の橋下バッシングに付いても何なんだって思うが、百歩譲って選挙期間中の報道に付いて言えば、余りにも酷い報道なのではと、あんな報道で良いのかと、週刊誌の報道も選挙期間中なのに遣り過ぎなのではと、一部の大手マスコミも公正中立の筈なのに余りにも偏依的な報道なのではと大きな疑問が乗じた選挙だった、こんな報道が許されるのかとね。

まぁ、酷い誹謗中傷の雨あられだったのだが、マスコミによる偏向報道は今に始まった事では無く、今回の大阪市長選挙でマスコミが偏向報道するのは、それなりの理由が有るのだろう。
マスコミに付いて当ブログでは、マスコミとスポンサーの関係やらマスコミの増税音頭と輸出戻し税とか、この他にも色々と書いているが、マスコミが偏った報道をする影にはスポンサー、つまりカネの存在があると考えるのが妥当だわな。
今回の選挙で平松を支援する団体を見てみると、やはり有りました大阪経済界。

何故、大阪の経済界が平松を支持しているのかと言えば、橋下が府知事の時、節電を巡って関西電力と遣り合った事があり、それ以来、橋下と大阪経済界はギクシャクしている訳だ。
関西電力は大阪の経済界に強い影響力を持ち、当時の報道を見ると「橋下府知事が虎の尾を踏んだ」とある。
勿論、これだけが原因で大阪経済界が「反橋下」となり、平松を支持している訳では無いと思うのだが、経済界が平松を推しているのだから、マスコミは尻尾を振ってスポンサーである経済界に擦り寄るのは当然だわな。
そうなるとスポンサーの御機嫌を取る為に橋下を叩くのは当たり前の話。

しかし、である。どんなにマスコミが持ち上げ様と、公開討論会を前日に「戦略上の理由」とやらでドタキャンすると言う平松では勝てないな。
それにマスコミによる執拗な橋下バッシングで、有権者も「判官贔屓」となり、マスコミの思惑とは別に、却って橋下に有利に働いた気もする。
何れにせよ、選挙に当選した橋下だが、選挙はあくまでも目的を達成する為の手段なのだから、今後の行動が重要なのは言うまでも無い。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

乾燥大麻からセシウムを検出?

2011-11-25 17:41:24 | 様々な話題
東京電力の福島第一原発事故が起きて以来、巷では放射能汚染地域の農作物やら農産物やら海産物やら何やらで、セシウムが検出されたと相次いで発表、色々な物がベクレている訳だ。
原発事故は収束の気配どころか現在進行形で悪化している状態なので、更に色々な物がベクレたりする可能性が高いのであり、「ぶっかけ店長」だの「うぇいうぇい」だのと言って、騒いでばかりも要られない状況である。

そんな中、栃木県は25日、矢板市、佐野市、茂木町で原木栽培された出荷前の乾燥椎茸から、国の暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。
県は近隣を含む10市町に対し、東日本大震災発生後に収穫・加工した乾燥椎茸(原木栽培)に付いて、出荷自粛と自主回収を要請した。
県によると、24日から初めて検査を実施した所、採取地別に矢板市で2400ベクレル、佐野市で1100ベクレル、茂木町で1200ベクレルが検出されたと言う。

乾燥椎茸からセシウム検出ですか、これから鍋の季節なのに鍋料理に付き物の椎茸からセシウムとは、鍋好きにとっては頭が痛い事だわな。
想像力が限り無く働く私は(笑)、乾燥椎茸と聞いて乾燥繋がりで乾燥大麻を思い出した(ちょっと強引かな)、そうしたら、或る妙案が浮かんだのである。
ここからは、警察関係者は必見なのかも知れないが、別に読まなくても大して困らないかも知れないと言う話。

大麻吸引者の対策と、ひょっとしたら大麻製造者や大麻販売者の検挙に繋がるかも知れないと言う「夢の様なアイデア!」・・・かも知れない(笑)。
気が短い読者の為に、手っ取り早く書くと、福島第一原発事故後、様々な物がベクレている訳だから、「乾燥大麻からセシウム検出」と、マスコミを巻き込んで大々的にキャンペーンをすれば良いのである。
「貴方は大麻を吸いますか?、煙から外部被曝、吸い込んで内部被曝、それでも貴方は吸いますか?」とかね。

これらを見た大麻吸引者も「これはヤバいんじゃね?、被曝は恐いべ、大麻を止めるべ」とか「セシウム大麻は、健康の為に良くないから大麻を止めるべ」とか言って大麻吸引を止めるかも知れない。
まぁ、大麻を吸引する様な人物が、健康の事を考えているのか?。と言う大きな問題が生じるのだが、一人でも二人でも減ったら、それはそれで良いのではないかな。
実際にキャンペーンを遣れば、一人とか二人とかって話では無く、もっと多いと思うけどね。

そして、セシウム大麻キャンペーンで、大麻吸引者が減ったら困るのは誰だ?って事で、製造者や販売者が困るのである。
売上高の減少で困った人達は、セシウム大麻キャンペーンに対抗すべく「風評被害」だと言って騒ぐ訳だ。
更に「当店で扱っている大麻は、万全の検査を行っている大麻だから安全です」とか言って、実際に大麻を吸いながら「風評被害」を謳い、大麻の安全性をアピールするのだ。

大麻の安全性をアピールするには、大々的に行わなければならず、時には大麻を愛煙している芸人やタレントを使って、実際に大麻を吸って「風評被害」だと声高に叫ぶ。
それらを見た大麻の愛煙家は、「本当に大麻は安全なのか?」やら「きちんと検査をしているのか?」とか疑問に思い、販売者に不信感を持って行く。
そうした状況になったら、実際に放射能汚染されている大麻が流通されていた事を発表したら完璧。

大麻の愛煙家は更に不信感を抱き大麻を止め、風評被害だと騒いでいた関係者を一斉検挙すれば良いって話。
「夢の様なアイデア」なのだが、夢の様な話って事で笑って下され。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

落語家の立川談志が死去

2011-11-23 17:02:12 | ニュース
「談志が死んだ」、落語家の立川談志(本名・松岡克由・75歳)が死去した事が23日、判った。
談志は東京都出身で昭和27年、五代目柳家小さんに入門、早くから才気を表したが、落語界の異端児と言われ、生意気やら天狗と非難された事もあったが、38年に真打ちとなり、五代目立川談志となる。

以後、テレビ番組「笑点」では大切りの仕切り役を務める等、江戸っ子風の威勢の良さと、歯に衣着せぬ毒舌が芸風で人気落語家になった。
社会を風刺した発言も多く、46年には参議院選挙に出馬して当選し、政治家に転身。
三木武夫内閣では沖縄開発政務次官に就任したが、問題発言により僅か36日で辞任した。

1期6年の議員活動の後に本業の落語家に戻ったが、58年には師匠である小さんと対立して落語協会を脱会、立川流を創設して家元となる等、異端児の健在振りを示し、立川流落語の発展に尽力を尽くす。
しかし、平成9年に食道癌を告白し、近年は持病の糖尿病も悪化する等、療養を続けていた。

上から読んでも下から読んでも「談志が死んだ」と言う事でネタにされていた立川談志なのだが、ネタでは無く、本当に死にました。
談志と言えば、女子高生の援助交際が問題となった時、「女子高生が売春すると思うからいけない、売春婦が学校に通って真面目に勉学に励んでいると思えば良い」と言っていたのを思い出す、名言でしょ、これは(笑)。

立川談志は落語界のみならず、多くのお笑い芸人やタレントに影響を与えていた人物。
思った事を口にする性格だから、問題発言も多々あり、談志と言う人物に付いては賛否両論あるし、好き嫌いも激しいのだが、それだけ影響力が大きかった事の証左だわな。
もう少し、談志の毒舌を聞きたかったと思うのは、私だけでは無い筈だ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】