ネッタイムス・ブログ

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静岡県の川勝知事、また逆ギレ

2011-06-28 19:08:40 | ニュース
今回は、茶葉からセシウムが検出された問題やら食の安全、日本の常識は世間の非常識の関連エントリ。

お茶の検査を拒否してみたり、マスコミに八つ当たりして、何かとお騒がせな静岡県の川勝知事は、27日の定例記者会見でNHKの男性記者に対し、「私も、これからはあなたの質問に答えません」と述べ、取材拒否する姿勢を示した。
知事は県産茶の放射能問題を巡るNHKの報道に付いて、「一極小部分を全体であるかの如く報道する」「風評被害の大きさは万死に値する」等と、逆ギレ批判を繰り返しており、今月17日にはNHK静岡放送局に文書で抗議していた。

知事は27日の記者会見で、「反省があるか」と記者に詰め寄り、記者は「記者会見の場で話す事では無いので控えます」と回答。
その後、知事は「(取材で)無礼千万な振る舞いがあり、如何ですかと問うている。質問する資格がそもそも有りますか」と語った。
NHK名古屋放送局広報部は「特にコメントする事は無い」としている。
NHKの体質も大概だから、NHKに肩入れする必要は無いが、今回の件に限っては、川勝知事が逆ギレして八つ当たりしているとしか言い様が無いな。
一連の茶葉騒動では、川勝知事のテンパり具合が凄まじく、とてつも無く突き抜けている印象。

また、川勝知事は静岡空港にある大手飲料メーカー「伊藤園」の広告看板を撤去する様、空港ターミナルビルを運営する「富士山静岡空港株式会社」に要請した。
18、19日に県などが共催した「食育推進全国大会」の景品として、同社が賞味期限切れの紙パック入りジュースを提供した問題を受けた対応。
対象の看板は縦1メートル、横2.8メートルで、ターミナルビル1階の国内線到着通路にある。
茶畑やペットボトル等がデザインされ、2009年6月の開港当初から掲げられている。

空港会社は県からの出資を受けない民間企業。
記者会見で、企業間の契約に県が口を挟む事の是非を問われると川勝知事は、「県が27億円余りを貸している会社で、要請する資格はある」と話した。
看板撤去の理由に付いて、川勝知事は「空港は県の玄関口として最も公的な空間で、県のPRの場所になっている」とし、「廃棄処分に当たる物を景品にし、静岡県の顔を汚した」「お茶のペットボトルの中に、安全とは言えない物が入っていると言う疑惑を招いた」等と伊藤園を痛烈に批判。
更に、「伊藤園の茶には県産が3割ほどしか入っておらず、県を代表するものとは言えない。空港の看板は本県を代表するかの如く受け止められかねない」と続けた。

イベントは国や県などの共催だが、「伊藤園の責任が一番重い」と言い切った。
空港会社の吉岡徹郎社長は取材に「契約がある上、他の広告主に与える影響も懸念される。知事から要請があったからと言って直ぐに撤去出来ない。(融資は)契約に基づいて有利子で借りており、今回の件とは関係無い」と困惑した様子。
ジュースは伊藤園の充実野菜シリーズで、県から景品の提供依頼を受けたスーパーが、沼津支店から無償で譲り受けたものだと言う。
伊藤園広報部は「空港会社から話を聞いておらずコメント出来ない。事実関係を確認したい」としている。

川勝知事は、まさに「触る物みな傷付けた~」の「ギザギザハートの子守唄」状態であり、その内に「盗んだバイクで走り出す」のかも知れないな。
しかしね、何でもかんでもアヤ付けると言うか、ヒステリックに当たり散らすのは如何なものか。
川勝知事は以前にも、JR静岡駅に設置している伊藤園の広告にもケチを付けているそうで、伊藤園との間に何か因縁でも有るのだろうかね。
知事は「お茶のペットボトルが云々」とか言ってるが、問題の景品はジュースだよね?、ちょっと言っている事がよく判んないな。

この知事が言葉を発する度に、静岡県の評判が落ちるばかりで、川勝知事は「歩く風評被害」だわな。
知事は、口にチャックした方が良いんでないの?。
そうでなくとも静岡県は、放射性物質の隠蔽を業者に要請した事で、イメージダウンは避けられないのに、更に評判を貶める行為を行政のトップが進んで遣ったら駄目だろう。
川勝知事は茶葉の問題で、既にメモリーオーバーしているのだったら、フリーズして休んだ方が正解だ。

テンパっていると言えば、菅首相が思い浮かぶのだが、川勝知事も菅首相みたいに一般人に間違い電話したら注意が必要。
そして、日本語でもフランス語でも無い様な言葉を早口で喚き出したら、更に注意が必要なので、早めに医師の診察を受ける事をお勧めします。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

福島で検査した全員が内部被曝

2011-06-28 00:44:09 | ニュース
東京電力の福島第一原発事故に関連して、福島県飯舘村と川俣町の住民計15人の尿を放射線研究家が検査したのだが、想定の範囲内と言うか、予想通り全員が内部被曝していた事が判明。
福島県は、全県民200万人余りの健康調査を27日から始める予定で、今回の検査は先行して行われていた。
広島大の鎌田七男名誉教授らが5月上旬と月末の2回、両町村で4~77歳の住民15人から採尿した結果、放射性セシウムは極微量を全員から検出、放射性ヨウ素は最初の検査で6人から検出し、推計で最大3.2ミリシーベルト。
外部被曝の推定線量は13.5~4.9ミリシーベルトで、内部と外部の被曝の合計は約2カ月間で14.2~4.9ミリシーベルトだった。

鎌田教授は「今後、汚染された野菜等を食べなければ心配は無いが、原発事故が収束しなければ、この地区に住み続けるのは難しい」と、述べた。
そして、「20ミリシーベルトの年間規制量には至っていないが、住民の判断材料として利用して欲しい。」と話している。
同県では26日、福島市立第一小学校の玄関脇の雨どい付近で、毎時47マイクロシーベルトと高い数値を計測した。

鎌田教授は「今後、汚染された野菜等を食べなければ心配は無い」と言っているのだが、安全だか判らない農作物が「風評被害」の掛け声と共に流通している現状を見れば、内部被曝は進行して行くのだろうな。
また、「20ミリシーベルトの年間規制量が云々」とか言っても、世界の空間線量の基準は1ミリシーベルト、日本の空間線量の基準は20ミリシーベルトと言う高い数値が、暫定基準値(規制値)として設定されているのだから、気休めとしか言い様が無い。
しかも、原発事故は収束の気配を見せず、現在も進行中だから、今後も被害は確実に広がる訳だ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】