ネッタイムス・ブログ

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日本維新の会の政権公約「骨太2013~16」

2012-11-30 19:40:03 | ニュース
「日本維新の会」は29日、石原慎太郎代表と橋下徹代表代行が記者会見し、衆院選の政権公約「骨太2013~16」を発表。
橋下代表代行は政権公約に付いて、「詐欺フェスト」と言われた前回衆院選での民主党マニフェストを意識し、「3年前に言っていた事が今になっても出来ていない。口だけの政治は駄目だ」と強調した。

経済政策では、所得減税で消費を活性化させ、法人税減税で企業の国際競争力の強化を目指し、更には最低賃金制度の廃止、解雇の規制緩和、混合診療の解禁などの規制緩和を行う方針。
環太平洋経済連携協定(TPP)は交渉参加を推進する。が、国益に反する場合は反対するとして、TPPへの交渉参加に慎重姿勢を示して来た石原代表に配慮している。

原発政策では、安全基準や発送電分離等のルール整備をして「既存の原子炉による原子力発電は2030年代迄にフェードアウトする事になる」と言及。
しかし、である。石原代表は30日、原子力利用の選択肢を失う事は困るとして、「私はそう言う公約はやっぱり直させます。シミュレーションをして、そのシミュレーションの中で、原発の淘汰を考えて行く事だ」と、早くも原発政策の見直しを示唆した。

金融政策に関しては、政府と日銀の間で物価安定目標などに関するアコード(協定)を締結し、更に日銀法改正により政府と日銀の役割分担、責任の所在を明確化する。
政権公約には、石原代表が持論とする自主憲法の制定等も盛り込んでいる。

ここまで掻い摘んで維新の会の政権公約を書いて来たが、政権公約のタイトルが「骨太2013~16」と聞いて、自民党の小泉純一郎内閣が示した「骨太の方針」を思い出した人も多いのではないか。
小泉首相(当時)のブレーンだった竹中平蔵が、維新の会にブレーンとして絡んだ時から、小泉内閣時代の政策を打ち出す事を予想していたが、ここまで遣るか(笑)。って、笑い事では無いんだが、またぞろ小泉首相時代の「構造改革路線」と言う名の「格差拡大路線」に戻したいのかね。

法人税減税、最低賃金の廃止、解雇の規制緩和、混合診療の解禁等は、経団連の腐れ爺どもが大喜びしそうな政策だな。
小泉内閣の経済政策は、経団連を始めとする経済界の意向を忖度し、「利益至上主義」の政策を推し進め、日本の雇用システム等を破壊した「愚政」だと思うのだが、維新の会はそれらの失政を繰り返し、更に日本を破壊しようとするのだろうか。

私は、小泉純一郎元首相の政策を全て否定するつもりは無いのだが、経済界の意向を忖度し推し進めた「派遣型労働」の規制緩和は、明らかに悪しき政策だったと思料する。
人を人と思わず、単なる労働力として切り捨てる経営者の考え方が主流となった結果、正社員は減り非正規雇用が増え、将来に希望が持てないと言う不安定な社会を作り出してしまったからだ。

それらの失政のブレーンだった竹中平蔵と言う男が、維新の会のブレーンとして打ち出す最低賃金の廃止や解雇規制緩和と言った政策は、評価に値しない粗雑な政策である。
竹中みたいなのが未だに跋扈しているのも可笑しな話だが、それもこれも、それらの政策、つまり小泉内閣時代の政(まつりごと)を徹底的に検証し、総括して来なかった事が問題なのである。

これは小泉時代だけでは無く、他の内閣の政(まつりごと)や、消費税等の政策に付いても徹底的に検証し、総括して新たな政策を考え出す事が必要なのである。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言う言葉が有るのだが、過去の失敗を今後に活かさなければならない。
それが出来なければ、我々は愚者より劣る事になる。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

日本未来の党と日本維新の会

2012-11-28 19:08:18 | ニュース
「嘘吐き総理」こと野田佳彦首相による衆議院の「電撃解散」以降、師走の衆院選に向けて政局が大きく動き、政党を巡る情勢も目まぐるしく変化している。
そんな中、滋賀県の嘉田由紀子知事は27日、「卒原発」(脱原発)を旗印にした新党「日本未来の党」の結成を表明。
主要政策に「卒原発」「脱増税」「脱官僚」等を掲げ、代表には嘉田知事が就任するが、嘉田は知事を辞職せず、衆院選には出馬しない模様。

嘉田代表は記者会見で「日本維新の会」に付いて、「脱官僚・脱中央集権と言う点では同じ思い」としたが、石原慎太郎前東京都知事らの合流で、脱原発政策を後退させた事などを踏まえ「日本の多様な社会状況を十分反映していない」として、維新の会とは一線を画す考えを示した。

「国民の生活が第一」(略称・生活)と「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(略称・脱原発)は、未来の党に合流を決め、「みどりの風」は前衆院議員3人が合流し、参院議員4人は党に留まる方針。
生活と脱原発などの合流が実現すると、未来の党に所属する前衆院議員と参院議員は70人を超え、民主、自民両党に次ぐ勢力となる。
この新党構想は生活のオザワンこと小沢一郎代表が、9月から岩手県の達増知事と共に嘉田知事に接触し、「オリーブの木」構想の要として説得を続けていたと言う。

一方、連携を模索していた「日本維新の会」と「みんなの党」は、27日に合流を断念した。
両党を巡っては、みんなとの合流を目指していた維新の会の橋下徹代表代行が先日、みんなとの競合選挙区に付いて「選挙区は最後は、じゃんけんで決めても良い。僕も代表代行の立場に拘っていない」と述べた。
が、である。この「じゃんけん」発言に付いて、みんなの渡辺代表は「ふざけるな。いい加減にしろ」と大反発。

「みんなの党は、じゃんけんで負けて降りる様な、柔な候補者を擁立していない」とも述べ、候補者同士の公開討論を踏まえ一本化を図るべきだとの考えを示した。
これに対し橋下代表代行は、「じゃんけんは理屈では無く、纏まろうと言う強烈なメッセージだ。それくらい理解出来ない人は政治家にはなれない」と反論していた。
また、渡辺代表は維新の会との合流の条件として「みんなは、古い古い自民党のDNAを持つ人とは全く違う」と述べ、石原慎太郎前東京都知事ら「太陽の党」の合流を白紙に戻す様に訴えていた。

みんなとの合流が破談した維新の会の関係者は、「橋下氏も渡辺代表にあそこまで批判されるとは思っていなかった。」と、橋下代表代行の読み違いを指摘している。
これらの遣り取りを端から見ていたら、両党が合流しても上手く行く訳が無いし、両党は破談するべくして破談したと言える。
維新の会は、先に石原代表の「太陽の党」と合流しているのだが、この合流に付いて私は「政策も理念も糞も無い」と思うのだが、同じ様に思っている人も多いとのではないか。

日本維新の会に付いては、当ブログの別のエントリに詳しく書いて行く予定なので、今回、結党した未来の党に話を戻すのだが、未来の党に言いたい事は「脱原発」(卒原発)ばかりを強調するのは「御免蒙る」と言う事。
確かに脱原発は選挙戦で大事な争点の一つだが、「消費税増税」「TPP」も同じ様に選挙の争点として扱って頂きたい。

当ブログのエントリ、石原慎太郎の新党と亀井静香亀井新党と減税日本が合流にも書いたのだが、国民新党を離党した亀井静香前代表が新党「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」を結成。
同党は、河村たかし代表の「減税日本」と合流して、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」を結党した。
長い政党名の是非は別として、「反TPP」「脱原発」「反消費増税」の政策実現を理念とした政党が旗揚げした事で、次の衆院選での投票先に悩んでいた私は、取り敢えず、一票を投じる政党が出来た事に安堵していた。

当ブログは今まで、「消費税増税の反対」「TPPに反対」「福島第一原発事故による影響」等に付いて、色々とエントリを書いているのだが、それらの主張と「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」の政策が、合致しているからである。
それが今回の合流に依って、脱原発ばかりに偏依して、消費税増税凍結や反TPPと言う主張が曖昧模糊となるのを非常に危惧している。

私が一票を投じる予定だった政党の「脱原発」は、「日本未来の党」に合流する訳だが、「消費税増税凍結」「反TPP」「脱原発」を、次の衆院選で争点にする事を切に願いたいもんだ。
未来の党に付いては気になる事が多々あるのだが、それは別の機会に書くとする。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

ネッタイムスのメルマガに付いて

2012-11-27 07:55:05 | 様々な話題
御存知の方も多いと思うのだが、古代マヤ文明の暦が今年末で無くなっており、暦の無くなる時が「滅亡の日」と言われている。
マヤ文明の暦で「滅亡の日」とされる12月21日が近付く中、皆さんは如何お過ごしでしょうか?。

12月と言えば、日本では師走の衆院選が16日に行われる訳で、候補者は折角、選挙で当選しても21日の「滅亡の日」に本当に滅亡したら、何の為に選挙するのか判らんな。
選挙資金をジャブジャブ使って当選しても、「滅亡の日」にチャラになるのなら、そのカネで遊んだり旨い物を食ったりした方が幸せかもね。

先日、ネットをプラプラしていたら、マヤ暦の「滅亡の日」に関するニュースを発見。
それに依ると、フランス南部に「ビュガラッシュ」と言う小さな村が有って、その村は終末論者が聖地と崇める場所だそうで、その聖地「ビュガラッシュ」に数百人の終末論者が押し寄せ、住民らが警戒を強めていると言う。
これは「ビュガラッシュ」に人が沢山集まって「ギガラッシュ」と言う事じゃな!。とのギャグ(?)を、近所の爺さんが言うとりました。

まぁ、あれだ。こんな下らない事は書くんじゃ無かったと思いつつ話を先に進めるのだが、今回のエントリのタイトルである「ネッタイムスのメルマガ」に関しての話をする。
当ブログのエントリ、ネッタイムス・ブログ、久々の更新に書いた「メルマガ」は「会員向け期間限定」なので、現在は配信しておりませんので御了承下さい。

何でこんな事を書くのかと言えば、「メルマガ」に関する問い合わせが僅かながら有りまして、「メルマガ希望」とかメールを頂く度に、上記に書いた様に「ネッタイムス・メルマガは、会員向け期間限定なので、現在は配信しておりません。」と返信しております。
問い合わせがある度に、何度も同じ事を書いて返信するのもマンドクセー(笑)、と言うか面倒臭いので、一応、アナウンスしときます。

それと、これも当ブログのエントリ、ネッタイムス・ブログから提案に書いた事に付いてですが、これは忘れて下さい(笑)。
これはね、とあるブログの管理人と私が、酔っ払い状態でメール等を遣り取りして、酔った勢いで盛り上がった事を、私が何も考えずそのままブログに書いた訳です。
そしたら、読者から「ネッタイムスさんのブログなのだから、ネッタイムスさんが書かないと意味が無い!」等のメールを頂き、私も「まぁ、そりゃそうだわな」とね。

楽をしようと思わず、ブログの更新は自分でしなければならない。と反省し、そこで全てが終わる筈だった。しかし、である。書きたいと言うメールが2通ほど来ちゃいまして、マジかよ、どうしようかな・・・とね(笑)。
その二人の内訳は、一人は普通の読者、もう一人は知り合いのウェブサイトの管理人である。
酒に酔った勢いとは言え、一人の男として、ブログに書いた約束は必ず守らねばならぬ。

約束を守らねば「嘘吐き」のレッテルを貼られ、「野田佳彦首相」とか「民主党のマニフェスト」とか呼ばれかねない。これは困った。
それらを考えていたら現実逃避したくなり、「男はつらいよ」の寅さんの様に、知らない街まで旅に行きたい衝動に駆られたのだが、そこはぐっと堪え、奸智に長けている私は、メルマガを利用する事を思い付き、とあるブログの管理人を含め、メルマガに三人のエントリを掲載して事無きを得たのだった。

因みに、とあるブログの管理人は私と同じく「オッサン」なんだが、ブログでは「20代の女性」と言う事になっている。
まぁ、あれだ。所謂「ネカマ」って奴なんだけど、その管理人は「出会い系サイト」で約10年もネカマを遣っていると言う、正真正銘、筋金入りの「ネカマ」である(笑)。
出会い系サイトのネカマと言えば所謂「サクラ」なんだけど、そのサクラの裏話ってのが物凄く面白くて、それを「ネッタイムス・メルマガ」で書いて頂いた。

ウェブサイトの管理人の方は、「アダルトサイト」の管理人で、こちらもアダルト関係の話を書いて頂いたのだが、「下ネタ」の連発で、とてもじゃないが当ブログには掲載する事が出来ない内容だった。
もう一人、普通の読者の方は、その方が働いている業界の裏話であり、これも社名とかが実名入りだから、当ブログでは書けない内容である。
まぁ、何れ、それらのネタも当然、了解を得た上で、表現などをオブラートに包み、当ブログで披露する事が有るかも知れない。
そんな感じです。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

民主党の懲りない面々・その31

2012-11-24 18:08:04 | 様々な話題
今回のエントリは、11月17日にその30を書いたばかりだが、ネタが尽きないから「民主党の懲りない面々」シリーズと言う事で。
先ずは、2009年8月の衆院選で、民主党に政権交代した「立役者」の一人と言われる「ルーピー」こと鳩山由紀夫元首相が、次の衆院選に不出馬を決めた話。

ルーピー鳩山と言えば、何時も目が泳いでいて視線が定まらず、熱に浮かされた様に「トラスト・ミー」「トラスト・ミー」と、まるで念仏を唱えるみたいに連呼していた、あの「宇宙人」とも呼ばれた人である。
長い説明を抜きにして、鳩山由紀夫の事を一言で表すと「大馬鹿野郎」って奴ですな。と、近所の爺さんが言うとりました(笑)。って、そんな御仁が総理大臣だった事を考えたら、笑い事では無いんだけどね。

まぁ、ルーピー鳩山と言えば、本人は真面目に遣っているのか、ふざけて遣っているのか知らないが、色々とネタを提供してくれて、当ブログでも、鳩山由紀夫に付ける薬は無いとかルーピー鳩山は混じりけ無しの馬鹿である等、エントリに書く事も多かった訳だが、それらは全て悪いネタばかりで、鳩山由紀夫の事を褒めたエントリは一つも無かった。と、記憶している。
その「大馬鹿野郎」・・・失敬。その「頭のネジが少し緩んでいる」ルーピー鳩山が、次の衆議院に出馬しない云々をニュースで見た時の印象は、喋った事を「三歩進めば全て忘れる」人だから、どうせ明日か明後日になると「前言撤回」して、衆院選に出馬するとか言うのだろうよ。と思っていた。

しかし、である。ルーピー鳩山は、どうやら本当に出馬せず、このまま政界引退するみたいなのだ。
民主党の執行部は、来月の衆議院選挙を巡って候補者に対し、TPP推進、消費増税に賛成など、党の方針に従い行動する旨を誓約する公認申請書を用意。
「党議を踏まえて活動する事などを宣誓する」とした公認申請書に署名して、提出する事を義務付けた。
それに対してルーピー鳩山は20日、党幹部らに「消費税率の引き上げや、TPPの推進に反対する考えを変える訳には行かない」として、公認申請書には署名せず、引退を決意したのである。

ルーピー鳩山は、民主党の公認を得られなくても、無所属で出馬すると言う選択肢も有るのだが、不出馬を決めたのは「選挙に勝てない」のが一番の理由だろうな。
ルーピーの地盤である北海道9区は、自民党がスピードスケートの五輪銅メダリストで、知名度が高い堀井学元道議を「刺客」として送り込んだ事でルーピーが苦戦しており、落選の可能性が高いと予想されている。

ルーピーは2010年6月に首相を退陣した時、次期衆院選不出馬を表明した。が、である。その後、前言撤回し、党内外から強い批判を浴びた事も有ったのだが、結果的に引退発言を実行する形となり、不出馬となった。
ルーピーは政治家を引退しても、政治に関わる旨を示唆しているのだが、そんな馬鹿な事は止めて、表舞台から姿を消して貰いたい。
熱に浮かされた様に、視線が宙を彷徨いながら、訳の判らない事を喋る姿は、二度と見たくないもんだ。

さて、「懲りない面々」の次のネタは「嘘吐き総理」こと野田佳彦首相なんだが、野田首相は22日、14日の党首討論での解散表明に付いて、「女房も驚いていました」とか「一番驚いたのは同志の皆さんだと思う。後ろで応援している皆さんがシーンとしたのを体感した」やら「『近い内』を何時だと言うから答えたら、相手もビックリしていた」と述べ、解散はサプライズだったと自画自賛し、自民党が衆院選で世襲候補を公認している事に付いては、「二世?、三世?、ルパンじゃない」と、饒舌に語っていた。

そんな野田首相の資金管理団体「未来クラブ」と、政治団体「のだよしひこ後援会」が、胡散臭い企業や在日韓国人から過去に受け取った献金など、計427万1000円を返金していた事が21日、千葉県選挙管理委員会が公開した2011年分の政治資金収支報告書で判明した。
報告書によると、未来クラブの返金額は347万1000円で内訳は、医療過誤や捜査資料の漏洩が発覚した品川美容外科グループの創業者男性に300万円、在日韓国人の男性2人に計47万1000円。
のだよしひこ後援会は、パーティー券を購入していた2社に計80万円を返金した。

野田首相の「怪しい献金」に付いては当ブログのエントリ、民主党の野田らに脱税企業が献金やら民主党の野田、品川美容創業者から献金とか野田首相も外国人から献金やら野田佳彦ドジョウ首相が暴力団関係者から献金に書いてあるので、是非とも読んでみて頂きたい。
今回、返金に至る献金に付いての詳細が色々と書いてあり、野田首相と言う政治家の「政治とカネの問題」を知る事が出来る。

次のネタは、「言うだけ番長」こと前原誠司の話なんだが、前原の政治団体「まえはら誠司東京後援会」が、秘書宅を主たる事務所として届け出て、1200万円超の事務所経費を計上していた事が発覚。
秘書宅の室内には事務用スペースは無く、秘書の親族である住民が「事務所の実体が無い」と断言した。が、である。前原は発覚後の会見で「実体は有った」と言い、詳細な説明はせず、10分間で会見を打ち切った。

更に、前原の政治団体の収支報告書を見ると、高級店を1日に何軒も利用している実態も判明。
「まえはら誠司東京後援会」の2010年分の収支報告書を見ると、組織活動費として約1023万円が支出されており、この中に計88件、約652万円の会合費が有る訳だが、これが限り無く胡散臭い。
6月11日は割烹(4万5980円)、日本料理店(21万円)、日本料理店(4万5000円)、中華料理店(28万8200円)、京懐石(10万4320円)、しゃぶしゃぶ店(15万5966円)、洋食店(17万1380円)と、1日だけで7件、102万846円も支出している(笑)。って、笑い事では無いけど、呆れて笑うしかないよ。

12日の衆議院予算委員会では、前原の政治団体の収支報告書に付いて、自民党の議員が「添付された領収書に、実在しない会社の名前がある」と指摘したのに対し、前原は「領収書を取る時間が無かったので、それに対する領収書を書いたもので偽造では無い」と見苦しい言い訳をしている。
勝手に領収書を書いたら駄目だろうが、こんな糞みたいな言い訳をするとは、前原は「言うだけ番長」と揶揄されているのだが、これじゃ「言い訳番長」だわな。

前原の献金問題に付いても当ブログのエントリ、前原・誠司(政治)とカネの問題やらまたまた発覚、前原・誠司(政治)とカネの問題とか前原外相に焼肉屋から違法献金やら外国人からの違法献金問題に書いているので、読んでみて下され。
野田佳彦も前原誠司も、胡散臭いカネの匂いがプンプンするのだが、二人とも「松下政経塾」の出身である。
ああ、そう言えば「松下電器グループ」は「パナソニック」に社名変更したから、「松下政経塾」も「パナソニック政経塾」に改名したんだっけ?(笑)。
そんな話は聞かないから、松下政経塾のままなんだろうけど、松下政経塾の出身者は、碌な奴が居ないね。

松下政経塾の創設者である松下幸之助は、松下政経塾の現状を見て、草葉の陰で何を思うのだろうか?。
松下幸之助は生前、「政経塾は失敗だった」と、側近に漏らしていたとの話を、何かで読んだ事が有るわい、商売人は政治には関わらん事じゃ。って、近所の爺さんが言うとりました。
経団連の腐れ爺もそうだけど、商売人が政治に関わると碌な事にならないな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

亀井新党と減税日本が合流

2012-11-23 17:00:38 | ニュース
「嘘吐き総理」こと野田佳彦首相が、衆議院の解散を表明してから、政局が大きく動き出し、永田町の勢力図も変化が激しくなって来た。
当ブログのエントリ、石原慎太郎の新党と亀井静香にも書いたのだが、国民新党の亀井静香前代表が主導して「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」(略称・反TPP)を結成。
その「反TPP」の山田正彦代表と亀井静香幹事長、そして「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長は22日に記者会見し、両党が合流して新党を結成すると発表した。

政党名は「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(略称は脱原発)なんだが、前の「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」の時にも書いたけど・・・長いって(笑)。
新党の「脱原発」は、河村、山田両人が共同代表に、亀井が幹事長に就任し、来る師走の衆院選では「反TPP」「脱原発」「消費増税凍結」等を掲げて戦う。
「脱原発」は今後、「オザワン」こと小沢一郎代表が率いる「国民の生活が第一」や、「みどりの風」等と連携し、オザワンが提唱する日本版「オリーブの木」へと移行する可能性もある。

当ブログでは、新党やら派閥の結成時などで、その新党やら派閥の名前に関して、色々な事を書くのが恒例行事となっている。
今までにも、民主党から離党議員の政党名は新党きづなとか小沢新党の党名は「国民の生活が第一」やら参議院に新会派「みどりの風」とか派閥の名前は最高ですか?等、色々と書いている訳だ。
今回、合流した「反TPP」と「減税日本」なんだが、党名の「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」・・・だから、長いって(笑)。

まぁ、選挙の際には略称の「脱原発」を書けば良いので、いちいち「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」と書く必要は無いが、いやいや私は正確に政党名を書きたいと言う人は、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」と書いて良いです・・・とても長いですがね(笑)。
その長い政党名は、「減税日本」と「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」が合流したから、両党の名前を綯い交ぜて「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」とした訳だ。
さすれば、仮に「脱原発」が「みどりの風」と合流したら、政党名はどうなるのだろうか?。

「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」と「みどりの風」を綯い交ぜて、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党・みどりの風」となるのだろうか?。
その政党と、オザワンの「国民の生活が第一」とが合流したら、「国民の生活が第一なので減税日本・反TPP・脱原発を実現する党・みどりの風が吹く」とでも、なるのだろうか?。
これでは、まるで落語の噺「寿限無」(じゅげむ)である(笑)。

「寿限無」とは、生まれた子供の名前を付ける際に、寺の住職に相談して、縁起の良い言葉などを入れたら、とても長い名前になったと言うもの。
その名前は、「寿限無、寿限無、五劫の擦り切れ、海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、食う寝る処に住む処、やぶら小路の藪柑子、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助」なのである(笑)。

「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」も、いっその事「寿限無」を真似て、「寿限無、寿限無、五劫の擦り切れ、海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、食う寝る処に住む処、やぶら小路の藪柑子、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの減税日本と反TPPと脱原発と消費増税凍結を実現する党」にでも、したら良いよ(笑)。

まぁ、あれだ。馬鹿な事を長々と書いてしまったが、長い政党名の話はこれ位にして、「脱原発」と言う政党に付いて書くと、河村たかしは「日本維新の会」と合流せず、亀井新党と合流したのは正解だったと思う。
政策が不一致のまま合流しても、第二の「民主党」になるのは目に見えているから、同じ方向に走り易い者同士が一緒になる方が良いに決まっているしね。
今回のエントリも最後になるが、ツイッターの岩上安身(@iwakamiyasumi)のツイートで、亀井静香幹事長のインタビューと言うのを見掛けたので、以下に抜粋してみる。

亀井「日本の危機に当たって、理念・政策で集まる。今日、党を解消した。今、河村たかしさんと話し合っていた。減税日本・反TPP・脱原発を実現する党、略称『脱原発』を立ち上げる」

亀井「新党の代表は山田さんと河村さん。私は幹事長。石原さんとは1年半前から『一緒に遣ろう』と言う話になっていた。政策も練っていた。そこへ、橋下さんが『維新の会を丸ごと上げる』と石原さんに寄って行った」

亀井「石原さんは、維新の会で権限が無い。人事権を含め、実際の権限を持っているのは橋下さん。減税日本を出て維新に合流しようとした小林興起氏は、橋下さんの判断に依って維新に入れなかった」

亀井「石原さんが間違った方向に行きだした。政策も理念も関係無し。民間では、菅原文太さん、JR東日本の松田さん。こうした同志と決起しようと。山田正彦さんは平成の佐倉惣五郎だ」

亀井「最初は石原さんもTPP反対、脱原発と言っていた。それが非現実的だと言う話に変節した。私は脱原発。福島の事故があり、多くの人が健康被害に怯え、帰れない人が多く居ると言う現状を直視すべき」

亀井「地球は文明の反逆を受けている。人間の欲望が進む事により、文明は進むけれども、科学に逆襲される。環境、食品など。弱肉強食の新自由主義の世界になる。小泉元総理の政策により日本の経済はガタガタになった」

亀井「脱原発を実現した後の代替エネルギーは、水力、風力、太陽光。技術を高めて行けば良い。脱原発をキーとして、他の党と連携して行く。東京都知事選に関しては、宇都宮健児さんの考えが良いと思う」

亀井「今の経営者は儲かれば良いとだけ考えている。愛国心など無い。人間愛が無い。そう言う事に対する決起が3年前の政権交代だった。しかし、鳩山さんも小沢さんも政治的に無力化させられた」

亀井「今のマスコミは金儲けの為の売文屋。全部商業主義になっている。だから、TPP推進、原発賛成、消費税増税賛成。日本はアメリカから独立していない。戦後の保守は対米隷属」

亀井「尖閣問題に付いて。アメリカは日本を使う事しか考えていない。普天間の問題も同様、オスプレイの問題も同様。日本はアメリカの意向を忖度して譲歩ばかりしている」

以上が岩上安身(@iwakamiyasumi)のツイートから亀井幹事長に関するものの抜粋。
亀井静香は常々、「99%の犠牲の上に1%が繁栄する状況」を批判している。
思想信条、主義主張がブレず、プリンシプルを貫き通す亀井静香に期待したい。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】