欧州では、ドイツを中心に腸管出血性大腸菌「O-104」の感染が拡大し、猛威を振るっている。
O-104は感染源が特定されないまま、米国でも感染の疑いが有る患者が確認され、ロシアは欧州連合(EU)全域からの生野菜の輸入を停止した。
通常、腸管出血性大腸菌は家畜や人の糞便に見付かり、衛生管理を怠ると、家畜の肉処理や野菜等を洗う水を通じて感染が広がる。
患者が集中しているドイツ北部での調査によると、多くが生野菜を食べている事から、直ぐに食べられる様に予め切る際に野菜を洗った水に菌が含まれていた可能性も有ると言う。
ドイツはO-104の感染が拡大する初期段階で、スペイン産のキュウリが感染源と指摘していたが、その後の調査ではシロと判明し、名指しでO-104の原因と指摘されたスペインは、風評被害で約2億ユーロ(約235億円)の損失を受けたとして、損害賠償を求める事も検討中である。
スペインは「2億ユーロやで2億ユーロ、2円置くのと、ちゃうんやで!」と言って、憤ったかどうかは不明だが、大変ご立腹の様だ。
ドイツの調査機関は、O-104の原因はモヤシの可能性が高いと発表しているが、スペイン産キュウリの件もあり、慎重に慎重を重ねて、更に特定原因を調査している。
一方では、O-104の感染源の可能性があるモヤシを生産した農場を閉鎖し、問題のモヤシの回収を進めているのだが、問題視されているモヤシは複数の種類があり、外国産の可能性もあると言う。
ドイツは感染源の特定を急ぐあまり、何か焦っていないか?、これで外国産のモヤシだったら、回収したモヤシの生産者が損害賠償だと言って怒り出すぞ。
そして、原因がスペイン産のモヤシだったと言うオチだったりして(笑)。って、笑い事では無いけどね。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】
O-104は感染源が特定されないまま、米国でも感染の疑いが有る患者が確認され、ロシアは欧州連合(EU)全域からの生野菜の輸入を停止した。
通常、腸管出血性大腸菌は家畜や人の糞便に見付かり、衛生管理を怠ると、家畜の肉処理や野菜等を洗う水を通じて感染が広がる。
患者が集中しているドイツ北部での調査によると、多くが生野菜を食べている事から、直ぐに食べられる様に予め切る際に野菜を洗った水に菌が含まれていた可能性も有ると言う。
ドイツはO-104の感染が拡大する初期段階で、スペイン産のキュウリが感染源と指摘していたが、その後の調査ではシロと判明し、名指しでO-104の原因と指摘されたスペインは、風評被害で約2億ユーロ(約235億円)の損失を受けたとして、損害賠償を求める事も検討中である。
スペインは「2億ユーロやで2億ユーロ、2円置くのと、ちゃうんやで!」と言って、憤ったかどうかは不明だが、大変ご立腹の様だ。
ドイツの調査機関は、O-104の原因はモヤシの可能性が高いと発表しているが、スペイン産キュウリの件もあり、慎重に慎重を重ねて、更に特定原因を調査している。
一方では、O-104の感染源の可能性があるモヤシを生産した農場を閉鎖し、問題のモヤシの回収を進めているのだが、問題視されているモヤシは複数の種類があり、外国産の可能性もあると言う。
ドイツは感染源の特定を急ぐあまり、何か焦っていないか?、これで外国産のモヤシだったら、回収したモヤシの生産者が損害賠償だと言って怒り出すぞ。
そして、原因がスペイン産のモヤシだったと言うオチだったりして(笑)。って、笑い事では無いけどね。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】