ネッタイムス・ブログ

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暑いから防護服は要らない?

2011-06-26 02:22:16 | ニュース
政府の原子力災害現地対策本部は24日、東京電力の福島第一原発から半径20キロ圏の警戒区域内に一時帰宅する際、防護服の着用は不要と発表、暑さ対策が理由で、長袖や長ズボン着用を条件にする。
頭に被るキャップ、マスク、手袋、靴を覆うカバーは従来通り着用し、希望者には防護服を用意、28日の南相馬市、楢葉町、富岡町の一時帰宅から実施する。
同本部の広報担当は「これまでの一時帰宅で基準値を超える汚染は無く、原子力安全委員会等の専門家も問題無いと判断した」としている。

防護服の着用は不要とのニュースを見た時、我が目を疑ったよ、冗談だろう?。って思ったね。
暑さ対策で防護服を着なくても良いなんざ、放射能汚染を舐め過ぎだわな。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言う、ドイツ帝国の宰相・ビスマルクの言葉が有るのだが、チェルノブイリやスリーマイル島の原発事故から、何も学んでいないのかと、悲しくなるな、マジで。

そもそも、福島第一原発から半径20キロ圏の警戒区域内に一時帰宅させている事も、おかしいだろうって話。
対策本部の見解では、放射線量に問題は無いとしているのだが、世界の空間線量の基準は1ミリシーベルト、日本の空間線量の基準は20ミリシーベルトと言う異常に高い数値なのに、問題は無いとか言うのはチャンチャラ可笑しい。

何度も書くので耳にタコかも知らないが、場末のスナックのネオンや看板みたいな怪しさだったら判り易いのだが、放射能は無色無臭だから恐ろしい訳で、実際に目に見える形で、被害を実感しないと判らないのかね?。
放射能汚染や放射能被害を舐めて、後で問題が出て来ても知らんで!。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】