日本未来の党は27日、党名を「生活の党」に改名し、代表を滋賀県の嘉田由紀子知事から森裕子副代表に変更する旨を総務相へ届け出た。
嘉田知事と阿部知子衆院議員は同党を離れ、未来の党の名称は嘉田側が引き継ぐ。が、である。新しい未来の党は、政党交付金を受け取れない政治団体となる見通しで、阿部は当面、無所属で活動する模様。
前代表の嘉田知事と、オザワンこと小沢一郎に近い議員が集う小沢一派との対立が激化していた未来の党は、嘉田知事が「小沢さんと連絡が付かない」と不快感を示す等、泥沼の状態に陥っていた。
嘉田知事は26日、「小沢さんとは『成田離婚』ですね」と述べ、未来の党の破綻は免れない状況の中、オザワンと小沢一派が離党して新党を結成するものと見られていたが、蓋を開けてみると、小沢一派に嘉田知事と阿部らが追い出された形となり、これは小沢一派による事実上の「乗っ取り」である。
嘉田知事は、「小沢さんを使いこなせずに、官僚を使いこなせますか?」と豪語していたのだが、使いこなす所か、小沢一派に「母屋を乗っ取られた」訳だ(笑)。
嘉田知事は分党に付いて、「これ以上、一緒に遣らない方がお互いの個性が出せる」と述べ、「円満な分党」を主張している。が、である。存続する「生活の党」は、未来の党が受け取る予定だった2013年の政党助成金(交付金)約8億6000万円の大半を受け取れるが、嘉田らが新たな政治団体を結成しても交付金は受け取れないのである。
私は、前頭葉が退化した様な時代錯誤の左巻きである嘉田由紀子みたいな人は、はっきり言って「大嫌い」なのだが、この仕打ちは余りにも「惨い」と思うね、マジで。
未来の党を巡る一連の流れは、「神輿は軽くてパーが良い」が持論のオザワンが、嘉田知事を代表に担ぎ上げ、第三極の主導権を握ろうとしたが、衆院選では公示前の62議席から9議席に後退した。
オザワンは嘉田由紀子を担いで、左派の票を得ようと目論み、勢力を拡大しようとしたが、「軽くてパーが良い」の嘉田由紀子は、「女ルーピー」やら「女・鳩山由紀夫」と揶揄される程、荒唐無稽な発言を連発し、馬鹿っぷりを露呈してしまい、その思惑は外れてしまった。
思惑が外れたオザワンは、せめて政党助成金だけは分捕ろうと、嘉田らを追い出し、母屋を乗っ取ったと言う訳だ。
しかし、である。幾ら嘉田由紀子がオザワンの想定外の馬鹿だとしても、その馬鹿を担いだのはオザワン自身なのだから、利用するだけ利用して、その利用価値が無い事が判ると、身ぐるみ剥がして追い出すなんざ、極悪非道としか言い様が無いな。
オザワンが、形振り構わず政党助成金を得ようとするのは、落選した小沢一派の面倒を見る為にカネが必要だからと言うのは推して知るべしである。
政党のオーナーや派閥の領袖の親分が、子分の面倒を見るのは永田町の流儀では当たり前の話だが、「言うは易し、行うは難し」と言う事で、盆暮れには「氷代」と「餅代」が必要だったり、親分が子分を引き連れるのは何かとカネが掛かる。
特に今回は、落選した議員が多い為、それらに渡す毎月の手当も馬鹿にならない金額が必要だろう。が、である。だからと言って、こんな極悪非道な遣り方をしていたら、オザワンと言う政治家を誰も信用しなくなるのではないかな。
ここで、ネットで見付けた「小沢一郎の法則」と言うコピペを以下に貼ってみる。
『小沢一郎の法則』
(正則)
・小沢氏が結党に参加した政党は100%必ず消滅する。
(補則)
・小沢氏が所属した政党でも小沢が結党に参加していない政党は100%生き残る。
以上がコピペなんだが、確かにオザワンが結党に関与した政党は「新生党」「新進党」「自由党」「国民の生活が第一」「未来の党」であり、それらは全て解党や分裂している(笑)。
これらの実績を重ねたから、オザワンは政党の「壊し屋」と揶揄される訳だが、オザワンが結党に関与した政党が解党や分裂を繰り返す度に、オザワンの取り巻きのレベルが低下していると思うのは、私だけでは無いだろう。
所属した政党でも、オザワンが結党に参加していない政党の「自民党」と「民主党」は生き残っている。が、である。民主党は衆院選で大敗し、瀕死の重傷を負った訳だから、オザワンは「疫病神」かも知れないな(笑)。
そんな疫病神のオザワンが率いる小沢一派は、26日の首相指名選挙の際に、衆院では森に投票したが、決選投票となった参院では、小沢一派の8人は民主党の海江田万里代表に投票している。
森は27日、就任挨拶に訪れた海江田代表に、「海江田万里8票プラスさせて頂きました」と笑顔で語り掛け、民主党に擦り寄り始めている。
民主党には、オザワンに近い「ボウフラ」こと輿石東参院議員会長が居るのだが、オザワンが民主党に接近する目的は何だろうか?。
12月27日の「zakzak」(夕刊フジ)で評論家の屋山太郎は、「小沢氏と手を組んだ政党や議員は滅びる。昨年の民主党代表選で、小沢氏は海江田氏を担いだ。気脈を通じる輿石東参院議員会長の存在もある。このラインで民主党を乗っ取り、自分を追い出した野田佳彦前首相らを追い出そうとしているのでは。ただ、衆院選の為だけに『未来』を結党し、カネ目当てで分党する様な小沢氏の遣り方に国民の支持は集まらない。小沢シナリオが実現すれば、民主党は消滅するだろう」と述べている。
とすれば、オザワンの次のターゲットは民主党であり、ボウフラ輿石と共に民主党の乗っ取りを画策しているのだろうかね。
何れにせよ、政党を作っては壊す、作っては壊すを繰り返す事で、政界を生き抜いて来たオザワンに未来は有るのか?。
こんな醜態を繰り返すオザワンには、屋山太郎の言う通り国民の支持は集まらないだろう。では。
関連エントリ
・小沢一郎と嘉田由紀子が成田離婚
・日本未来の党はレミングの群れ
・お酒は温めの燗が良い、神輿は軽くてパーが良い
【ネッタイムス・東坊京門・作】
嘉田知事と阿部知子衆院議員は同党を離れ、未来の党の名称は嘉田側が引き継ぐ。が、である。新しい未来の党は、政党交付金を受け取れない政治団体となる見通しで、阿部は当面、無所属で活動する模様。
前代表の嘉田知事と、オザワンこと小沢一郎に近い議員が集う小沢一派との対立が激化していた未来の党は、嘉田知事が「小沢さんと連絡が付かない」と不快感を示す等、泥沼の状態に陥っていた。
嘉田知事は26日、「小沢さんとは『成田離婚』ですね」と述べ、未来の党の破綻は免れない状況の中、オザワンと小沢一派が離党して新党を結成するものと見られていたが、蓋を開けてみると、小沢一派に嘉田知事と阿部らが追い出された形となり、これは小沢一派による事実上の「乗っ取り」である。
嘉田知事は、「小沢さんを使いこなせずに、官僚を使いこなせますか?」と豪語していたのだが、使いこなす所か、小沢一派に「母屋を乗っ取られた」訳だ(笑)。
嘉田知事は分党に付いて、「これ以上、一緒に遣らない方がお互いの個性が出せる」と述べ、「円満な分党」を主張している。が、である。存続する「生活の党」は、未来の党が受け取る予定だった2013年の政党助成金(交付金)約8億6000万円の大半を受け取れるが、嘉田らが新たな政治団体を結成しても交付金は受け取れないのである。
私は、前頭葉が退化した様な時代錯誤の左巻きである嘉田由紀子みたいな人は、はっきり言って「大嫌い」なのだが、この仕打ちは余りにも「惨い」と思うね、マジで。
未来の党を巡る一連の流れは、「神輿は軽くてパーが良い」が持論のオザワンが、嘉田知事を代表に担ぎ上げ、第三極の主導権を握ろうとしたが、衆院選では公示前の62議席から9議席に後退した。
オザワンは嘉田由紀子を担いで、左派の票を得ようと目論み、勢力を拡大しようとしたが、「軽くてパーが良い」の嘉田由紀子は、「女ルーピー」やら「女・鳩山由紀夫」と揶揄される程、荒唐無稽な発言を連発し、馬鹿っぷりを露呈してしまい、その思惑は外れてしまった。
思惑が外れたオザワンは、せめて政党助成金だけは分捕ろうと、嘉田らを追い出し、母屋を乗っ取ったと言う訳だ。
しかし、である。幾ら嘉田由紀子がオザワンの想定外の馬鹿だとしても、その馬鹿を担いだのはオザワン自身なのだから、利用するだけ利用して、その利用価値が無い事が判ると、身ぐるみ剥がして追い出すなんざ、極悪非道としか言い様が無いな。
オザワンが、形振り構わず政党助成金を得ようとするのは、落選した小沢一派の面倒を見る為にカネが必要だからと言うのは推して知るべしである。
政党のオーナーや派閥の領袖の親分が、子分の面倒を見るのは永田町の流儀では当たり前の話だが、「言うは易し、行うは難し」と言う事で、盆暮れには「氷代」と「餅代」が必要だったり、親分が子分を引き連れるのは何かとカネが掛かる。
特に今回は、落選した議員が多い為、それらに渡す毎月の手当も馬鹿にならない金額が必要だろう。が、である。だからと言って、こんな極悪非道な遣り方をしていたら、オザワンと言う政治家を誰も信用しなくなるのではないかな。
ここで、ネットで見付けた「小沢一郎の法則」と言うコピペを以下に貼ってみる。
『小沢一郎の法則』
(正則)
・小沢氏が結党に参加した政党は100%必ず消滅する。
(補則)
・小沢氏が所属した政党でも小沢が結党に参加していない政党は100%生き残る。
以上がコピペなんだが、確かにオザワンが結党に関与した政党は「新生党」「新進党」「自由党」「国民の生活が第一」「未来の党」であり、それらは全て解党や分裂している(笑)。
これらの実績を重ねたから、オザワンは政党の「壊し屋」と揶揄される訳だが、オザワンが結党に関与した政党が解党や分裂を繰り返す度に、オザワンの取り巻きのレベルが低下していると思うのは、私だけでは無いだろう。
所属した政党でも、オザワンが結党に参加していない政党の「自民党」と「民主党」は生き残っている。が、である。民主党は衆院選で大敗し、瀕死の重傷を負った訳だから、オザワンは「疫病神」かも知れないな(笑)。
そんな疫病神のオザワンが率いる小沢一派は、26日の首相指名選挙の際に、衆院では森に投票したが、決選投票となった参院では、小沢一派の8人は民主党の海江田万里代表に投票している。
森は27日、就任挨拶に訪れた海江田代表に、「海江田万里8票プラスさせて頂きました」と笑顔で語り掛け、民主党に擦り寄り始めている。
民主党には、オザワンに近い「ボウフラ」こと輿石東参院議員会長が居るのだが、オザワンが民主党に接近する目的は何だろうか?。
12月27日の「zakzak」(夕刊フジ)で評論家の屋山太郎は、「小沢氏と手を組んだ政党や議員は滅びる。昨年の民主党代表選で、小沢氏は海江田氏を担いだ。気脈を通じる輿石東参院議員会長の存在もある。このラインで民主党を乗っ取り、自分を追い出した野田佳彦前首相らを追い出そうとしているのでは。ただ、衆院選の為だけに『未来』を結党し、カネ目当てで分党する様な小沢氏の遣り方に国民の支持は集まらない。小沢シナリオが実現すれば、民主党は消滅するだろう」と述べている。
とすれば、オザワンの次のターゲットは民主党であり、ボウフラ輿石と共に民主党の乗っ取りを画策しているのだろうかね。
何れにせよ、政党を作っては壊す、作っては壊すを繰り返す事で、政界を生き抜いて来たオザワンに未来は有るのか?。
こんな醜態を繰り返すオザワンには、屋山太郎の言う通り国民の支持は集まらないだろう。では。
関連エントリ
・小沢一郎と嘉田由紀子が成田離婚
・日本未来の党はレミングの群れ
・お酒は温めの燗が良い、神輿は軽くてパーが良い
【ネッタイムス・東坊京門・作】