笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

ドクターヘリ

2008年03月10日 18時13分05秒 | Weblog
笛をはじめて1742日目。
 このところ、毎晩笛が持てているので、何となく順調に来ています。最初は、調子が悪いが、だんだんと調子も上がってくる。少しずつ暖かくなってくると、笛の「暖機運転」も短くてすむ。毎晩たとえ少しの時間でも、笛が持てていると良いね。

 7日の午後のこと。消防車と救急車がサイレンを鳴らして通っていった。「何事か?」と思い、道路に出て救急車の行方を追うと、近くの中学校に入っていった。「中学で事件か?」と思った瞬間、今度は頭上を低く飛ぶヘリコプターが、「あっ、あれはドクターヘリだ」。これは正しくただごとで無いと思ったので、野次馬根性もあり、早速車を飛ばして見に行った。

 すでに、中学校のグランドにはドクターヘリと救急車がいた。学校の敷地外から見ているので、詳しい状況は解らない。でも、ドクターヘリに患者を乗せる様子もないし、中学で何か事件があった様子でもない。
 その後、救急車は患者を乗せたまま、またサイレンを鳴らして隣町の病院へと向かっていった。
その後、ドクターヘリはしばらくして飛び立っていった。

 後から詳しい状況を知ったのだが、以前に心臓のバイパス手術をした方が倒れたので救急車を呼んだらしい。その後、深刻な状況と言うことで救急隊がドクターヘリを要請し、ドクターヘリが一番近くて安全な中学のグラウンドに舞い降りたと言うわけ。
 但し、その患者さんはすでにヘリが来たときには心肺停止の状態にあり、救急車で病院に運んだという経緯でした。
 本日は、その患者さんの告別式がありました。ご冥福をお祈りします。

 大変な重病患者も、今はドクターヘリがものの10分ほどで飛んで来てくれて、高度な医療が受けられる。本当に有り難い環境にあると思う。
 私は、間近でドクターヘリを目撃したのは、以前にも一度あった。その時は交通事故で、下半身に重傷を負った患者さんをドクターヘリが運んでいった。わずかな空き地に着陸し、素早く搬送していった。

 出来るなら、お世話にならない方が良いけど、お世話になって助かる命も沢山あることだと思う。