笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

ソース後がけ

2008年03月01日 15時12分45秒 | Weblog
笛をはじめて1733日目。
 昨夜も、夕食後笛をもった。何となく、唇がしっくりとこない。色々と試みるが何となくぴたっときまらない。音も時々かすれて調子が悪い。しばらくしっかり吹けなかったつけがきたようだ。しっかりと稽古しなくては・・・。

 月末は、集金に回るのでお昼は外で済ます。と言うより、テイクアウトだ。いつもは、「高田屋」さんに寄って、焼きそばをテイクアウトする。こちらのお店は兄弟子のお宅でもあり、焼きそばを焼いてくれるお母さんとも今や顔なじみ。そんな気安さから、ちょくちょく利用する。
 29日もいつものようにとおじゃましたら店が閉まっていた。頭とおなかはすでに「約そば」と決めていたので、もう一軒のお店「小石屋」さんへおじゃました。お店は混んでいたけど、テイクアウト用に「特大」を一つお願いした。ここ数年「高田屋」さんばかりだったので、久しぶりの「小石屋」さんだった。

 遠州横須賀では、このようにお昼にだけ営業している焼きそば屋さんが数件ある。その一番の特徴は、「ソース後がけ」である。1月末だったか、静岡ローカルのNHKの番組で特集があったらしい。お店で食べる焼きそばは、ソースが掛けてなく、食べる人が好みで後からソースを掛けて食べるという独特な食べ方です。但し、テイクアウトの場合は、どのお店もソースを掛けてくれてありますが・・・。

 特大は、焼きそば2玉から2.5玉ほどの量、キャベツに鶏肉という至ってシンプルな具だけ、それが香ばしいく所々お焦げが出来るほどに焼き上げてあるから、これがまた特徴かも。兎に角、かなりの量だがおいしくぺろっと食べられる。
 「小石屋」さんのは麺が少し太めでもちっとしている、「高田屋」さんのは麺が細めで腰があるって感じ。個人的には、「高田屋」さんの細めの麺が好みかな。どちらにしてもおいしいことには変わりない。

 飛騨高山を訪ねると、歴史的町並みとみたらし団子や牛串を焼く香ばしさが鼻をくすぐる。町おこしや観光地化には、やっぱり食文化が必要と思う。富士宮が「焼きそば」で町おこしに成功したかも知れないが、それがそこにしかないものならともかく、最近では私の地元のスーパーでも売っている。要は「焼きそば」が売れれば良いのではなく、その町に人が足を運んでくれることに意味があるんだと思うんだけど。
 「ソース後がけ」焼きそばを食べに一度、横須賀に足を運んでください。