笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

役提灯

2008年03月23日 18時16分35秒 | Weblog
笛をはじめて1755日目。
 昨夜は用事が無かったので、8時過ぎに帰宅して食事をしてから、一時間ほど笛を持った。来週は時間をみて、一度稽古を付けてもらおうと思っている。まあ、焦らず確実にです。

 今日は、祭り前の貴重な日曜日。各町では祭りの準備が始まっています。今年は、一応「練係」として色々と連絡を頂いているし、例年のように役も仰せつかっている。まあ、役と言ってもお手伝い程度の事ですが。それでも、仲間として見ていただいていることは大変うれしく思います。
 と言うことで、本日午前中は「練係」の準備がありました。しかしながら私は仕事があるので欠席させていただきました。

 一緒に参加する「火消し」さんは、午前中は休みだったので参加したようで、お昼過ぎに祭りの日程表、役割表と共に役提灯を届けてくれた。
 「役提灯」を預かったのは、9年目にして初めての事。青年を終えると、基本的に30歳から50歳まで「練係」となります。役付けになるので、法被・提灯は町内から支給され、法被は役付きの襟文字の入った法被を当日着用します。このような事も、昔から受け継がれている伝統です。
 今回勿論法被はありませんが、提灯は古いものが余っていたので、我々にも支給していただいたと言うことです。

 提灯ひとつとっても、総代は「○○町総代」とか「○○町」と書かれた提灯を持ちます。このときは、○組ではありません。練係は「○○町練係」となり、町内によっては形も「丸型」だったり「なつめ型」だったりします。青年衆は「○組」と書かれた弓張り長提灯を持ちます。勿論祢里に付ける提灯もそれぞれ凝った図案の提灯が夜になると取り付けれます。
 提灯ひとつとっても色々とこだわりがあるのです。