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今回会場となった名古屋国際会議場の中庭にある巨大な騎馬像はイタリアルネッサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが作り上げようとしたものです。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、ミラノ領主ロドヴィコから世界最大のフランチェスコ・スフォルツァ将軍の騎馬像製作を命ぜられ、1493年11月に馬だけの粘土像(7.2m)を完成させました。
しかし、折りからの戦争でこの粘土像もその後破壊されてしまいました。
この幻の騎馬像を再建させるため、1967年に発見された数々のデッサンを参考に、まず2mの原形を粘土で創作し、これをコンピューターで拡大し強化プラスチックにて作製したのがこの「幻のフランチェスコ騎馬像」です。その傍らでCTによる診断をもとにコンピューターによる設計したインプラント、そして機械が削りだしたセラミックの歯の技術が発表されるようになるとは医学に長けていたダ・ヴィンチも想像がつかなかった事でしょう