インプラント専門医制度 日本口腔インプラント学会 in熊本

先週は金曜日から日曜日にかけて日本口腔インプラント学会が熊本で開催され参加してきました。

今回は総会ということもあり３０００人ものインプランントを手がける歯医者が熊本に集まりました。

今回の学会のテーマは「専門性のあるインプラント治療」です。

要するに、先進諸国では通常の治療であるインプラント治療を日本においても正しい知識の普及とインプラント専門医制度によって患者さんが安心してインプラント治療を受ける事ができるようにしようということです。

学会の中で特に特筆すべきは、チームアトラントのヘンリー・サラーマ教授で、世界のトップレベルの高度な治療と斬新なコンセプトを拝見する事ができ、いろいろと勉強になりました。

台風が接近中の熊本は暑かったですが、馬刺と豚骨熊本ラーメンは美味でした。

ムーシールドで受け口を治す！

講習会が続き少しお休みしていましたが、今週からまた再会します。今日は昨日参加した「ムーシールドによる反対咬合の早期初期治療」です。

要約すると「受け口の子供さんを早期に簡単な方法でなおしてあげよう」ということです。

通常、乳歯が生え揃って受け口になってしまっているお子さんは経過観察していくのがいままでの考え方でしたが、このムーシールドは３才から早期に顎の筋肉に働きかける事によって受け口を治してしまう装置です。

いままで治癒した症例や話は聞いていましたが講習会を受けその背景にある理論の理解した上でこれは患者さんにおすすめできると確信を得る事ができました。

休みの日に風邪をおして行っただけの事はあったようです。

受け口のお子さんには朗報になるでしょう。