サイトウ歯科 院長ブログ

西宮市門戸厄神駅前「サイトウ歯科」の院長が歯科に関する記事を綴っています www.saitodental.jp

学問の金メダル ノーベル賞

2021-07-30 19:25:11 | 健康・病気

宇宙の成り立ちを説明する理論の根幹となる考え方を提唱し、2008年にノーベル物理学賞を受賞した京都大学名誉教授の益川敏英氏が23日、 上顎歯肉癌で死去されました

日本は資源があまりなく勤勉さと技術力で発展してきた国ですがそれをささえてきた一人の科学者が亡くなられました

オリンピックのアスリートが金メダルをとって日本国民に希望を与えるのとおなじように

ノーベル賞を受賞された科学者は学問の金メダリストと言えるでしょう

お悔やみを申し上げます

それと同時に歯科医院で定期検診を受けて口の中の癌の早期発見に努めてください!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯列矯正治療中の大橋悠依選手!金メダル獲得おめでとうございます

2021-07-30 19:11:29 | 歯列矯正

東京五輪の競泳女子で400メートル個人メドレーと200メートル個人メドレーの二冠に輝いた大橋悠依選手おめでとうございます!

みなさん彼女の口元をみてお気づきの方も多いと思いますがホワイトブラケットにて歯列矯正治療中です

リオのオリンピックの時から比べて口元がかなりスッキリして噛み合わせも良くなっています

オリンピックやワールドカップで日本人選手は歯並びが悪い選手が多く、日本人の歯の健康に関する意識の低さ

しいては歯科医師のレベルの低さを示しているようでいつも悲しい気持ちになっていたのですが

こうやって歯列矯正しながら結果を出していただけると矯正に携わる歯科医師としては感無量です

時折患者さんから「歯並びを治したいのですが矯正治療をするとスポーツや学業に悪い影響がでませんか?喋りにくくなりませんか?」という質問をうけるのですが

「最初は大変ですが、オリンピックを見ていただければわかりますが、しっかり食べて身体作りを行い、

競技に集中して金メダルをとってインタビューに答えることは可能です!」と説明できます



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当院がインプラントや矯正治療の無料セミナーを行わないわけ

2021-07-17 19:02:26 | 歯科


当院ではインプラントや矯正治療の無料セミナーを行っていません 

問い合わせもありますが学会で営利目的でないセミナーは行っても当院としては行っていません

理由がいくつかあります

1 :無料セミナーといいつつ矯正治療やインプラントの治療に誘導するようなことはしたくない

正しい知識を得たい場合はインプラント学会か矯正学会のホームページをみていただければ患者さん向けに必要な情報が全て掲載してありますのでそちらをお勧めしています

2 :患者さんのお口の状態を見なければなんともいえない

実際インプラント治療や矯正治療の電話での費用の問い合わせがありますが検査もしない状態では情報不足でお答えすることが困難です

虫歯や歯周病、親知らずがあっても状況は変わりますし実際治療にあたっては精密検査が必須です

3 :無料セミナー開催するにあたっての労力や費用、人件費は最終的に通ってもらう患者さんの治療費に上乗せすることになってしまう

セミナーに参加された患者さんの中で自分を信用して通院される患者さんに最終的に無料セミナーの経費を負担してもらうことになってしまうので申し訳ない

これらの理由で学会の市民公開講座などで講演する以外は一般の方に対しての無料セミナーは行っておりません

インプラントや矯正治療や審美歯科を希望される患者さんに対していいかげんなことは言えないので

まずは健康保険の範囲でお口の中の健康状態を確認させてください

その上での相談はもちろん無料です



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当院がインプラント治療の保証制度を行わないわけ

2021-07-16 18:49:09 | 歯科

当院ではインプラント治療に限らず歯科治療に対する保証制度を設けていません

理由はいくつかあります

1.医療の世界で保証はあり得ない

胃がんの手術や出産で保証制度はないですよね?

学会でも集客のために根拠のないインプラント保証制度を使用することは推奨していません

2.何を保証するのか基準がない

インプラント治療においてなにが良くてなにが悪いのかしっかりとした基準はありません

自覚症状がないことを保証してしまうとどんなに悪くても保証しなくていことになってしまいます

要するに歯医者が黙っていれば悪くなってもバレないということです

3.保証制度のトラブルに巻き込まれた!

これが一番の理由です

ある歯科医院で10年間保証付きの歯科治療を受けた患者さんが来院され、治療部位に違和感があるので見て欲しいとのことでした

しかし、せっかく保証付きの治療を受けられているので、その保証してくれる歯科医院に戻ることをお勧めしました

ところが担当の歯科医師は治療に問題はなくしっかり咬めているので問題はないと相手にしてくれないとのこと

こうなると、僕が診断しても個人の見解になってしまい前の歯科医師との個人戦になってしまいます

なので最終的に公平な診断をしていただける大学病院を紹介させていただきました



インプラントに限らずすべての医療行為はリスクを伴います

なので医療において保証制度という考え方はあり得ないのです

しかし、そのリスクをしっかりと説明し、メリットとデメリットを患者さんと共有し、

同意を得た上で真摯に治療にあたる

これが正しい医療の姿だと思います






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯がないと誤嚥性肺炎を起こしやすい!

2021-07-15 18:40:25 | 歯科

先日、誤嚥性肺炎について書きましたが、どうしても知っておいて欲しい歯科知識を加えます

ちなみに僕たちは食事をしながらでも息をします

その時食べ物を肺に吸い込まないようにできるのは

食べ物を塊にまとめて飲み込んで、その隙に呼吸をするからです

もし食べ物をまとめることができずにお口の中に散らばった状態で息を吸い込むと

当然肺に入って今います

これを誤嚥といい、このことによって肺が炎症を起こすと誤嚥性肺炎となり死因の3位に上がってきています

では食べ物を塊にするにはどうやってするのかというと、歯、ほっぺたの筋肉、舌を使ってまとめて塊にします

歯を失って軟らかい食べ物を食べているとますますお口や舌の筋肉が衰えて誤嚥性肺炎を起こしやすくなります

しっかり噛める歯を維持して硬いものをしっかり噛んで誤嚥性肺炎を防ぎましょう

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

避難所で高齢者の誤嚥性肺炎の多いわけ

2021-07-14 18:22:31 | 健康・病気

最近土砂災害が多く避難所で生活を強いられる高齢者の方もおられると思います

地震の時もそうですが避難所で高齢者が誤嚥性肺炎を起こすケースが少なくありません

これは避難所において口腔ケアが不十分になり、睡眠時に唾液にまじった歯周病菌が肺に入って炎症を起こすことにより生じます

日頃から歯周病予防て定期的な専門的ケアーを受け万が一に備えましょう

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪大学が新型コロナウイルスの感染を増強する抗体を発見

2021-07-13 17:57:19 | ブログ

先日、大阪大学より「新型コロナウイルスの感染を増強する抗体を発見」という気になる論文が発表されていました

要約すると、新型コロナウイルスに感染すると、感染増強抗体が産生されてますます感染しやすくなるとのこと

また、ワクチンの接種で感染増強抗体の産生が高まる可能性が考えられるとのこと

ウイルスの仕組みはとても巧妙でなかなか完全な終息までには時間がかかりそうです

歯周病があると新型コロナが重症化しやすいのは多くの論文がでていますし、子供は歯周病がないので新型コロナが重症化しないのかもしれません

まずはしっかりと口腔ケアを行い口の中を清潔にすることが新型コロナだけでなくインフルエンザなどの感染症の予防になります

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする