サイトウ歯科 院長ブログ

サイトウ歯科 院長のサイトウです 学会参加記録と日々の診療で感じたことを時々書き留めています 

レントゲンの分析方法が複雑! 成人矯正学会セミナー in東京

2018-11-14 18:18:38 | インプラント学会

今月も成人矯正歯科学会のセミナーで東京です。今回のセミナーでは矯正治療の治療計画の立て方や評価するための考え方と分析方法についての講義でした。それにしても分析方法が多い!顔の写真、模型、レントゲンそれぞれについてたくさんの分析方法があり、それぞれの考え方があります。僕自身は20年ほど前に習った分析方法で治療をしていたのですが、聞いているとなるほど他の分析方法にも色々利点があるようで勉強になります。ただ、いろんな分析を行うと話がどんどん複雑になってきて治療計画を立てるのが難しくなるような気が、、、、セミナーのあと食事に丸の内へ行くとすっかりクリスマスになっていました。今年ももう少しですね

変えてはいけないものを残しつつ変える! 成人矯正学会セミナーin東京

2018-10-16 15:29:05 | 学問

日曜、月曜と東京へ成人矯正学会のセミナーへ参加してきました。今回もいろいろ学んできましたがインプラントや矯正治療に限らず歯科治療の考え方に大きな変化が起きてます。そもそも歯科治療とは治療後お口の機能が長く維持できるように考えられていますが、主役の患者さんはそれよりも審美、美容、コスト、スピード、快適性などを求めていることが多く治療形態もそれに合わせたものに変わってきました。しかし基礎理論を大切にしながら、患者さんのニーズに答えていくといった感じに変わってきています。その変えるという部分がとても難しい!変えていいところと変えてはいけない部分の線引きが難しい!考えすぎて疲れたので夜の皇居の周りをランニングしてきました。オリンピックに向け街はどんどん綺麗になっていきますが、都市開発も変えてはいけない部分を残しつつ開発が進んでいるのをみるとどんな分野も同じ悩みを抱えているような気がします。「てんぷら 天喜代」でアナゴのスカイツリーを満喫して撤収です。


第48回日本口腔インプラント学会学術大会 優秀論文賞受賞!

2018-09-22 17:31:54 | インプラント学会

週末、第48回日本口腔インプラント学会学術大会が地元大阪グランキューブで開催され参加してきました。今回はなんと優秀論文賞受賞のため表彰式もありました。論文作成にあたっては母校 愛知学院大学歯学部口腔病理学講座の皆様におせわになり自分だけ表彰され恐縮です。この場を通じてあたらめて御礼申し上げます。恩師の堀田先生にも喜んでもらえ、色々な人の支えがあっての受賞ですから感謝の気持ちをもって引き続き精進したいと思います。ちなみに授章式の写真の顔が怒っているのはギックリ腰で腰が痛くて笑顔が作れませんでした。すみません。

成人矯正学会認定医プログラム(1)矯正治療の歴史を聞いて学んだこと!

2018-09-22 17:19:48 | インプラント学会

9月に入って成人矯正学会認定医プログラムが始まりました。今回は第一回で総論でした。30年あまり矯正治療に携わってそれなりに勉強をしてきたのですが、もう一度知識を整理することと、最新の治療技術を身につけて患者様に還元するため2年間ほど休みが不規則になりますがお許しください。今回の講義の中で100年前に矯正する時に抜歯するかしないかで論争があり結局抜歯しなければ無理に歯を並べてもまた歯並びが安定せずに壊れてしまう症例がでてきたため歯をぬいたほうがいい方は抜いた方がいいと結論がでているというお話がありました。加えて、哺乳類はもともと44本永久歯があり、現在の32本まで進化の過程で歯が減ってきているので顎のサイズが進化に伴って小さくなっているのに歯の本数を無理に並べる方が問題であるという話がありました。それらを根拠にして抜歯が必要な患者さんに対して説明してあげてくださいとのことでした。

暑い名古屋でインプラントに熱くなってます!

2018-08-07 19:29:29 | ブログ

週末名古屋は40度!暑いですが遠くからみなインプラントの勉強のため愛知インプラントセンターに来られています。皆、アメリカインプラント学会の資格を取るために頑張っています。しかし最近、インターネットで「インプラント専門医などの資格を持っていても技術レベルはわからない」といった記事を見かけちょっと疑問を感じました。確かに専門医などの基準も学会によってバラバラで技術レベルが必ずしも高いとは限りません。しかし、こうやって技術レベルを上げるために休日返上で頑張る向上心を持っている歯科医を探すのであれば試験のある学会の専門医を探すのが一番の近道だと思います。試験まであと少し!今年も多くの先生がアメリカインプラント学会の試験をパスすることをスタッフ一同祈っております。

歯周病の原因は歯周病菌だけど、その歯周病菌の種類は?

2018-07-24 17:13:17 | インプラント学会

週末は母校の愛知学院大学病理学講座同門会に参加してきました 今回、愛知学院大学微生物学教室の長谷川教授にお話をしていただきました。タイトルは「歯周病の病因に関する最近の話題」です。その中で歯周病が全身にいろいろな病気を引き起こしているといわれるデータを示していただきました。それと今回興味深かったのは歯周病の病因、すなわち歯周病の原因についての新しい知見です。よくテレビで「歯周病の原因は歯周病菌」と言われていますが、実際には口の中には約700種類の細菌がいてその中でRED COMPLEXと呼ばれる重度の歯周病に関連のある三種類の菌、A.actinomycetemcomitans、P.gingivalis、T.forsythensisが重要視されてきました。ところがここにきてKeystone pathogen(キーストーン病原体)と呼ばれるその数の割には,無害な微生物叢を病気を引き起こしうるものに転換するのに非常に大きな役割を演じている細菌がいるということが分かってきたそうです。歯周病に対する標準的な治療は歯垢除去とデンタルフロスを用いた歯間清掃の徹底だが,これによって口中の細菌数は一時的に減るものの,白血球の殺菌能力は回復しないので,炎症の再発をうまく防げないがもしそのKeystone pathogen(キーストーン病原体)を叩くことができるようになれば歯周病治療が大きく前進することになります。逆に言えば今はまだ歯周病の原因菌が絞りきれていないということです。ちなみに殺菌剤の含まれている歯磨き粉やデンタルリンスはお口の中の良い菌も殺してしまうので注意が必要です!

アメリカのインプラント治療のレベルはやはり高い2018

2018-07-16 13:07:14 | 学問

海の日の連休は名古屋でアメリカインプラント学会日本支部のMax Course に参加してきました 今回はアメリカインプラント学会会長のシャンカー先生が二日間とも講演していただけました。シャンカー先生はインプラント学の生き字引といわれるほどインプラント治療に関すて圧倒的な知識があり、何を質問してもデータを添えてすべて答えていただけます!そして豊富な経験をもとになぜこういった治療が必要なのかをわかりやすく論理的に話していただけるので本当に勉強になります。特に今回最後に話していただいた「コンセプトvsニーズ」の話しは治療方針を立てる上でとても参考になりました。世界のトップレベルの考え方は奥が深い!そんな講演をしっかり聞くために朝食をしっかり食べて参加です。味噌カツ、味噌ご飯、味噌豆腐、味噌ごぼう、きしめん 名古屋めしはやっぱり美味しかったですが食べ過ぎですね(笑)

歯を抜いて矯正するか?抜かずに矯正するか?

2018-06-26 19:09:15 | ブログ

日曜日は第26回成人矯正歯科学会に参加するため東京まで日帰り弾丸ツアーです。 今回学会で一番興味深かった講演は昭和大学歯学部歯科矯正学講座の槇教授の基調講演でちょっと感動しました。特に「抜歯するよりは拡大や遠心移動をもちいるべき?」というテーマについて、「最近矯正治療を行う際、歯を抜かずにならべる手法が流行っていますが長期で見るといろいろ弊害がでてきています」と実際に歯が骨から飛び出てきたケースなどを紹介されていました。歯を抜かずに歯列矯正するリスクについていつも患者さんに説明しているのですが、矯正の大学教授が「抜いた方がいい場合がある!」いった発言をしていただけるとそのモヤモヤがスッキリ晴れます。というのも結構「歯を抜かずに矯正できませんか?」という問い合わせが患者さんよりあり、「歯を抜いた方がいい場合がある!」というとそこでもう「この先生は良い歯を抜く悪い先生だ!」みたいなことを言われます(笑)それでも歯を抜いた方が治療結果がいい患者さんに抜かずに矯正すると将来的に歯周病のリスクが高くなる可能性を患者さんに説明してきましたが、それをしっかり大学教授がデータの裏付けを元に声を大にしていって発言していただけると自信をもって「歯を抜いて矯正した方がいいですよ!」と言えます。もちろん歯を抜かなくても治せる患者さんは抜かないのは当たり前です。でも歯を抜かないことが目的になって将来歯が抜けてしまっては本末転倒です。あくまでも最新のエビデンスを元にケースバイケースでしっかりとした診断を行い治療方針をたてることが大切なことにはかわりありません。ちなみに空港でANAのC3POバージョンの機体を見かけました。映画ハンソロを見に行かないと、、、

インプラント論文完成!

2018-02-27 16:53:18 | インプラント学会

愛知学院大学口腔病理学講座の協力で日本口腔インプラント学会への論文掲載ができました。タイトルは「チタン上で培養した2型糖尿病モデルラットの骨髄由来コツが細胞様の分化に関する研究」です。すなわち糖尿病の患者さんのインプラント治療においてリスクがありますがそれについてのラットを用いた基礎実験の論文となります。基礎実験ってすごく大切なのですがなかなか臨床に比べて地味でわかりにくいので日が当たらないことが多いです。ただ、この基礎実験がないと臨床は成り立たたないと思うのですが最近は不景気なのか国の科学研究費の予算が減っておりちょっと先行き不安を感じます。それはさておき論文作成にあたっていただいた先生方に厚く御礼申し上げます。

アメリカよりメリークリスマス!

2018-01-01 00:00:00 | インプラント学会

あけましておめでとうございます アメリカインプラント学会からクリスマスカードが届きました。おしゃれです。欧米ではクリスマスと年始のお祝いをいっぺんに祝うのが一般的だそうです。年始には今年の抱負を立てるのですが、去年の正月に立ち上げた多くの抱負の内、何パーセント実現できたか考えてみると半分ぐらいは実現できた気がします。ということで今年の抱負の数を去年の倍に増やしてみました。
そうすれば去年の倍は実現できるという話ではありません。大きい目標を細分化しただけなのですがその方が進行が早まる分、達成感が倍増しますし、その結果最終的な実現率もあがるのではないかと思いながら英語の勉強と歯科の勉強と運動不足解消を少しづつ、、、そんな感じで 本年もよろしくお願いいたします