先週の話ですが5月31日は「World No Tabacco Day」でした。
最近、日本でも未成年は認識カードがないとタバコが購入できなくなり、なにかと記事になっていますが、その背景にあるのはWHOのタバコ規制条約による世界的禁煙戦略です。
喫煙による健康被害を世界規模で防ごうとWHOは各国に呼びかけています。
そして日本もその条約に調印し、重い腰をあげたという訳です。
この話題を取り上げたのは、歯科医院においてもタバコは非常に関係があります。
タバコの健康被害といえば癌や高血圧などが良く知られていますが、実は歯周病や虫歯も喫煙により非常に悪化進行します。
また、抜歯などの外科処置やインプラントの成功率も喫煙によって著しく悪化します。当院でも歯周病治療やインプラント治療の際は禁煙をお薦めしていますがなかなか禁煙される方が少ないのが現状です。
タバコの本数が増えれば歯の本数は減ります。
ぜひ、毎日おいしく自分の歯やインプラントで食事する為に禁煙を強くお薦めします。