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週末は第33回日本口腔インプラント学会の発表で浜松へ行ってきました。
日曜日の朝一番の発表で一番大きな会場だったので少し緊張しました。
タイトルは「インプラント義歯を欠損補綴と矯正治療のアンカーとして同時に使用した一症例」です。内容をわかりやすくまとめると、
「歯並びも悪く、歯も抜けて部分義歯なってしまった患者さんに対してインプラント治療と矯正治療を併用することによってインプラントで自分の歯のようにしっかり噛むことができるようになり、
しかも歯並びも治って4年経ってもいい状態なので発表します」という内容になります。
こういった包括的治療(総合的な治療)は海外では一般的に行なわれており、それぞれの専門医がチームアプローチで行ないます。
残念ながらまだ日本ではそれぞれの科が連携がとれておらず治療方針がどうしても偏ってしまいます。
欧米諸国の歯科治療レベルまで日本の歯科治療レベルがあげれるようひきつづきがんばりたいと思います。