日々の生活が落ち着いてきたのか,やっと,本を読んだり,映画を見たりということが楽しいと思えるようになった。見たい映画はいろいろあるけど,地方都市では上映されないこともある。前に冗談半分で,「都会は映画館がたくさんあっていいな,映画を見に都会へ行きたいよ」などと旦那に言ったら,信じられないと言われたが,映画館で見たい映画というのもあるんだけどね。
ということで,昨日の水曜日は,仕事が休みになったので,レディースデーだし・・と「ナイロビの蜂(THE CONSTANT GARDENER)」を見に行った。ほかにも幾つか見たい映画はあったけど,これの上映が来週で終わるということで。
アフリカを舞台に世界的陰謀を暴こうとした妻とその意志を継ごうとする夫の物語。英国外務省一等書記官であるジャスティンと正義感の強い活動家のテッサ。全く違う性格ゆえに引かれあったのか,結婚してアフリカへ赴任。そのアフリカの貧しい人々を救うために活動を始めたテッサが陰謀を知り,それを追求していくが,そこに待っていたのは・・・。
ガーデニングが好きで温厚な夫のジャスティンが,妻の死によって知る妻の本当の姿。テッサは,なんであの自分と全く違うようなジャスティンのことを好きだったんだろうって思ったんだけど,でもそういや,テッサは,ジャスティンといると安心すると言っていたっけ。ジャスティンは,英国紳士だろうと思うんだけど,でもただの紳士から,妻の死によって,より深く妻を知ることで,本当に妻を愛する男になったんだろうな・・って思った。テッサがいての自分であったということか。
なんというか,見終わって,ひどく感動したというか,心を揺さぶられたというか,何に対してかと問われれば,それはテッサのジャスティンへの愛か,それとも貧しいアフリカケニアの人々への愛なのか・・。子供が生まれていれば,また違ったようになったのだろうか・・とも思う。
あのスラムも,食料援助も,今そこにある現実であり,こうして映画を見ている自分がそれに対していったい何ができるんだろう・・・と思ったことも事実。同じ人として生まれながら,こうして死んでいく人もいるのだ。
一方で目を奪われるような美しいアフリカの自然。その何とも言えない不条理というか・・・。
しかし,英国外務省アフリカ局長のペレグリン。どっかでお会いしたことが・・・と思っていたら・・分かりました。「ラブ・アクチュアリー」で頑張っていた老ロックシンガーでございました。シリアスなのに,つい笑ってしまいました。
夫婦の愛情ということをテーマにした映画といえば,先日渡辺謙が主演で話題となっている「明日の記憶」を旦那と見たが,きっと旦那にはそちらのほうが分かりやすいだろうと思う。きっとそちらのほうが日本人的というか,理解されやすいというか・・。「ナイロビの蜂」は,そういう意味でも激しい愛の映画だと言えるかな。変な表現だけど,肉食と草食の違いというか・・・さ
ということで,昨日の水曜日は,仕事が休みになったので,レディースデーだし・・と「ナイロビの蜂(THE CONSTANT GARDENER)」を見に行った。ほかにも幾つか見たい映画はあったけど,これの上映が来週で終わるということで。
アフリカを舞台に世界的陰謀を暴こうとした妻とその意志を継ごうとする夫の物語。英国外務省一等書記官であるジャスティンと正義感の強い活動家のテッサ。全く違う性格ゆえに引かれあったのか,結婚してアフリカへ赴任。そのアフリカの貧しい人々を救うために活動を始めたテッサが陰謀を知り,それを追求していくが,そこに待っていたのは・・・。
ガーデニングが好きで温厚な夫のジャスティンが,妻の死によって知る妻の本当の姿。テッサは,なんであの自分と全く違うようなジャスティンのことを好きだったんだろうって思ったんだけど,でもそういや,テッサは,ジャスティンといると安心すると言っていたっけ。ジャスティンは,英国紳士だろうと思うんだけど,でもただの紳士から,妻の死によって,より深く妻を知ることで,本当に妻を愛する男になったんだろうな・・って思った。テッサがいての自分であったということか。
なんというか,見終わって,ひどく感動したというか,心を揺さぶられたというか,何に対してかと問われれば,それはテッサのジャスティンへの愛か,それとも貧しいアフリカケニアの人々への愛なのか・・。子供が生まれていれば,また違ったようになったのだろうか・・とも思う。
あのスラムも,食料援助も,今そこにある現実であり,こうして映画を見ている自分がそれに対していったい何ができるんだろう・・・と思ったことも事実。同じ人として生まれながら,こうして死んでいく人もいるのだ。
一方で目を奪われるような美しいアフリカの自然。その何とも言えない不条理というか・・・。
しかし,英国外務省アフリカ局長のペレグリン。どっかでお会いしたことが・・・と思っていたら・・分かりました。「ラブ・アクチュアリー」で頑張っていた老ロックシンガーでございました。シリアスなのに,つい笑ってしまいました。
夫婦の愛情ということをテーマにした映画といえば,先日渡辺謙が主演で話題となっている「明日の記憶」を旦那と見たが,きっと旦那にはそちらのほうが分かりやすいだろうと思う。きっとそちらのほうが日本人的というか,理解されやすいというか・・。「ナイロビの蜂」は,そういう意味でも激しい愛の映画だと言えるかな。変な表現だけど,肉食と草食の違いというか・・・さ