日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

電話の向こう

2005-06-06 | 日々の生活
都会で暮らしている娘からは,困ったときにだけ「お金がない~」とか「お米送って~」とか「焼きなすって,どうやって作るん?」とか電話があるのだけど,それ以外はうんともすんとも言ってこない。何してるのか,学校へはちゃんと行ってるのかとか,あの部屋は,今どんな状態なんだろうとか,いろいろと心配は尽きない。

先日,浪人していたときに行っていた予備校から,電話があった。夏期講習のパンフレットに,先輩からのアドバイスっていうことでコメントを載せたいという連絡。娘に連絡するようにとメールしたが,また電話がかかってきた。まだ連絡が取れていないので・・・とのこと。連絡してみると,なんだかやる気のない声で,「もう忘れたし,・・・」とあんまり元気のない声で言う

お金がないときも,焼きなすのときも,元気にかかってきたのに,いったいあなた,どうしたの??と言いたくなるような元気のなさ。家にいるようだったが,いったいどうしたというのか・・・心配。まさか・・・失恋でもしたのか(^^;

あこがれて行った都会生活,かれこれ3箇月がきて,最初の何もかも珍しくすばらしいという時期は過ぎたのだろう。勉強も,真面目にすれば,やはり大変だろうとは思う。ついつい,「学校へは行ってるの?」とか,「授業出てるの?」なんて言うけど,本当のところは,友達と仲良くやっていればいいなぁって思ってる。目の前にいないから,よけいに心配ってところもあるけど,なんとか元気に過ごしてほしいと思う親心。

最新の画像もっと見る