日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

逃避行

2005-09-02 | 心の中にあるもの
たまに,何もかもすっかり嫌になって,どこか知らないところへ行って,違う自分で生きたいと思うことがある。とある会で活動しているとき,そこでの友達と話をしていて,どういうわけかそういう話になったとき,彼女も時には何もかも捨ててどこかへ行ってしまいたいねと言っていた。で,2人がこれはどうかなと思っていたのが・・・旅館の仲居さん(笑)(^^;もちろん,生半可な気持ちでできる商売ではないと思うのだけど,なんとなく衣食住が保証されているような気がして,なんとかなるような気がしていた。・・・甘いかそんな話になったのは,多分そのころ昼ドラで,旅館の仲居さんの話があったからかもしれない。

旅館の仲居さんよりハードだけど,個人的には山小屋の従業員なんてどうかなという気もしている。山と渓谷などの山雑誌には,シーズン前になるとアルバイト募集の広告がたくさん出ている。北アルプスの山々を見ながら仕事を・・・なんて,考えるだけだと涼しくていいけど,・・・まあ,夏山シーズンなんてほんとに寝る暇ないくらいの忙しさで,山の上だから,大変だろうなと思うのだけどね。

そういや,昔山登りをしていたとき,後輩が夏山の山小屋アルバイトに行くという話を聞いた。あのときは南アルプスの農鳥だったか間ノ岳だったか・・・今となっては忘れたけど。

しかし,やっぱりこういうのは若い人じゃないと無理かな。山が好きなだけでは,とうてい勤まらないんだろうなとも思う。

日常生活で,ふっと逃げ出したくなるとき,こんなふうに行き先を考える。そう思いながら,だらだらと本を読んで過ごしているのだから,きっと今が一番いいんだろうけど・・・。