もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

ハッピーバレンタイン☆~ぐるぐるカーテンの思い出♪

2012-02-14 | Dear.友だち
<オット&息子たちへのバレンタインチョコはブラウニーを焼きましたうふ♪>

今日はバレンタインデー。
チョコレートが恋のキューピットとなって心ときめく一日。

ここのところ毎日のように流れているチョコレートのCMは、
見ているだけで甘くて、照れくさくて、くすぐったくて、とろけそうで、
やっぱりバレンタインはいいな、なんて気持ちになる♪

我が次男(共学中一)の運命やいかに!?・・・(笑)

ところで、
そのCMに出ている『乃木坂46』という可愛い女の子グループが
デビューするらしく先日、テレビの歌番組で歌っていた。

その姿に時計の針がものすごい勢いで逆戻りした私。

何で?って、

私の女子高校生時代を彷彿とさせる
その衣装のスカートの丈の長さと、
三つ折りソックス&学校指定っぽい靴
とてつもない懐かしさを感じたからである。

その“厳しくてうるさくて細かい校則”の中でも
なぜかどうしようもなく楽しくて
軽やかに朗らかに歌っているところがまさにツボなのであった。

そして、そのデビュー曲「ぐるぐるカーテン」にも思わず目を細めてしまった。

                   

数十年前の話になるが、
女子校時代のビッグイベントは
たとえ男子がいなくてもやっぱりバレンタインデー。

高校生ともなると、
附属の中学生から「先輩にあこがれてます…。」みたいなチョコレートが
数多く届けられるという恒例行事になっていた。

仲良しだった春うららのメンバーの中でも
某運動部の花形だったM女史はたいそうモテる女子であった。

たしか高校二年生の時だったと思う。
そろそろ大学生の彼氏ができたりしてみんなが華やぎ始めたころだ。

何を思ったかMが、
「私、女子からチョコレートもらってる場合じゃないと思うのよ~。」と
突然言い始めた。

女17歳、そろそろ殻を破りたい年頃である。

「じゃあさ~チョコもらわないように隠れちゃえばいいじゃん!」

春うららのメンバー+数人で
バレンタインデーM救出作戦を決行することとなったのである。

なんてことはない、
休み時間中、
中等部と高等部の校舎の間から私たちの教室までの廊下に何人かの“見張り”を置き、
M目当てとおぼしき中学生がやってきたら伝言ゲームのように情報を伝え合い、
Mをとことんかくまう・・・という作戦である。

しかし、この伝言ゲームより
M目当ての中学生の歩く速度のほうが速くって~・・・、

「来た!来た!もう来ちゃったよ~!」ということになってしまった。

あわてた本陣チーム。

これはもうみんなで隠れちゃえ~!ということになり
決行したのが

ぐるぐるカーテン 

たしか私とMを含む4人くらいだった大本営。
それこそ、
柔らかくふりそそぐ2月14日の南の陽射しに包まれたカーテンに入り込み、
せーの!でぐるぐる巻きになったのであった。

「私たち何やってんだか!?」

「ぷっ!」
「ダメ!笑ったらみつかっちゃうよ!」

こらえてもこらえても
こらえきれない笑いを必死でこらえてぐるぐる巻きのカーテンの中。

「足が出てるからばれちゃうかも!」
「ジッとしてれば気づかれないよ。」

覚えてるのは
クリームイエローのカーテンの中のみんなの息づかいと春を思わせる不思議な温かさ。

どのくらいの時間、はらはらドキドキでぐるぐる巻きになっていたのかは忘れたが、
カーテンから解放されたときには、
もう次の授業の先生が来ていて
「君たちはどんだけ仲良しなんだ?」と、変な顔で見られてしまったこと。

「はい、うんと仲良しなんです。」と元気に答えたっけ。


カーテンの中、太陽と彼女とワタシ・・・♪

バレンタインデーという名のもと、
みんなで友情を確かめ合った・・・・そんな思い出があの歌でよみがえる。

そう、
男子禁制の懐かしい話である。




 おまけ 


<実家の母から届いた息子たちへのバレンタインチョコ♪小判チョコといちぢくチョコ…。(笑)>

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なでしこJAPANに思う

2011-07-20 | Dear.友だち
          <レインボーブリッジから見えた東京スカイツリー♪~たくさんの背高のっぽライバルたちが!>

サッカーの女子ワールドカップで初優勝した
日本代表(なでしこJAPAN)が帰国し、会見した映像を
じっくりとみていた。

お化粧すると今風な笑顔が可愛らしい彼女たちの口から出てくるのは
意外なほどに奥ゆかしい日本女性を思わせるような
まわりの人々に対する感謝の気持ち。

とりわけ
女子サッカーの普及に尽力したなでしこの大先輩たちに対する
尊敬の言葉がとても印象的だった。

ふと、
大学時代に見た夕暮れのサッカーグランドを思いだした。

                              

大学に入ったばかりのある日の授業のあと、
いつものようにマンドリン部の練習に向かうころ、
春うららの会の友人「M」が
大学に入ってからできたというお友達と3人でグランドに立っていた。

「あれ?どうしたの?」と聞く私に、
「この大学に女子サッカー部をつくろうと思って、今考えてるとこなの。」という。

「女子がサッカー?」とマンドチェロをかかえた音楽系の私は思ったが、

だってサッカーって面白いのよ。なんで男子だけなの?
 女子はマネージャーなんて誰が決めたのよ?
 という。

高校時代、器械体操部の花形だった「M」の目は真剣だった。

思えば女子校時代、
あんなに「女子」だけで自由に活発に行動を起こし
先頭を切ることを許されていた私たちだったが、

大学に入り、(女子校出身だから?)
「男子」という存在がとてつもなく大きく感じられ
「女子らしさ」という壁にぶつかっていた。

まだまだ男女雇用均等法(1986)など少し先の時代。

当時18,19の大和撫子たちは
自分たちの居場所を確立しようと、ちょっとばかりもがいていたのかもしれない。


それから数か月後、
サッカーボールを蹴っている「M」の姿を
たびたびグランドで目撃した。

部員は増えたのだろうか?

試合の相手はみつかったのだろうか?


仲良しの「M」のことなのに、
あまりにも昔のことすぎてその先の記憶がまるでない私。

だけど、
あの日の真剣な「M」の目だけはしっかりと覚えている。



そして、今思う。

きっとなでしこJAPANは、

まだまだサッカーが「男子」のものだった時代に
「M」のように行動した先輩たちが

一生懸命築き上げた賜物なんだ・・・・と。



<目標は高く!>


なでしこJAPAN、ほんとうにおめでとう!
これからも日本に

そして 「女子」たちに 希望の光を!

Comments (2)
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マラソンウーマンの余裕

2011-06-25 | Dear.友だち
                            

友人マラソンウーマンは、
毎日20kmは必ず走る・・・というマラソン好き。

たまに電話すると、
「あ~今日は山中湖でフルマラソン走ってた~!」なんて言うヤツ。(一応女子です。

汗を流さない日はない!という彼女(子ども3人)にとって
日帰り温泉ツアー過去記事)での、
のんびりまったりな汗は、いわば生ぬるい汗なのだろう。

(岩盤浴に行く前…、)

みんなが
あっちのお風呂からこっちのお風呂へ
ドッコイショと移動する間に

「サウナ行ってくるね~。
と、しっかり高温サウナで汗を流している。

そしてそのあとは、
冷たくて(フツーの人間は)そうそう浸かれない水風呂に
肩までドップリ~!

その後も数回サウナ&水風呂に出たり入ったりの彼女。

私なぞは
久しぶりに汗をたっぷりかいてクラクラっとしているのだが、
やはりフルマラソンを走る女は余裕~。

みんなの倍は汗をかいてるって感じなのに、
いつもどおりの軽やかさ。

さすがだね!マラソンウーマン!


解散後、
帰路についてからマラソンウーマンのメールが入る。

「今日は楽しかったね!また行こうね~!



のあと・・・・、




「帰宅後、また10km走って汗かいちゃった!」



なんという余裕!

尊敬いたします・・・・。

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スッピンの宴

2011-06-24 | Dear.友だち
                                    


え~!こんなに晴れちゃったの~!

梅雨だというのに
とんでもなくピーカンの晴れの日だった先日、
私たち春うららの会

日帰り温泉ツアー は決行された。

行き先は、
おふろの王様(花小金井店)

朝9時すぎには
みなさん、マイカーで大集合~。

「今日は一日のんびりするよ~!」と気合いも十分。

みんなでお風呂に入るのはほんとうに久しぶり~というのに、
まぁ照れもなく恥じらいもなく…
とことんサバサバネーゼな私たち。

みんなと会ったそのときから
気分は17、18才にタイムスリップ

だからかな?

お風呂に入るなり、
「ホイ!洗顔せっけんあるよ~!」と
みんなで思いっきり顔をゴシゴシ洗っちゃった!

この日、
お屋根があるにはあるけれど
かんかん照りの陽射しが降り注ぐ露天風呂。

・・・・・。

そう、私たち、
スッピンに「日焼け」はもう許されないお年頃なのだった~!

ここですばやく企画変更!
併設されている「岩盤浴場」へ行くことに。

いろいろな種類がある岩盤浴場。

他のお客さんがいるからうるさいおしゃべりはご法度である。

ところが、
偶然にも「薬草」の香り漂う岩盤浴場は
平日ということもあり私たちだけに!

48度の温度の中、
しゃべる!しゃべる!私たち。
心地よい汗がおしゃべりに夢中な乙女の熱気に変わり、ヒートアップ!アップ!

あ~毛穴が開き切っちゃったよ~。 (笑)



気分は17、18の私たち。

スッピンで寝っころがって
スッピンでガハハ♪と笑う。

この上ない幸せは
スッピンで語りあえる友がいるということ。

飾らずに、
気張らずに、
妻でもなく、母でもなく、

私はここにいる!

そんな幸せのひととき♪
揺るぎない友情に感謝するスッピンの宴

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懐かしの街へ…。

2011-05-26 | Dear.友だち
              <イタリアンでランチ!~おしゃべりに夢中のため、このあとの画像なし

結婚してから数年間、

ここにもちょこちょこ登場する親友ティー夫妻の家と、
私たち夫婦の家はスープの冷めない距離にあった。

ティーが上の子を産んで郊外のマンションに移り住むまで
他の友人が、
「アンタたち親戚みたいだね!」というくらい
主婦業も子育てもベッタリというわけではないのだが、
数々の共通項をつくりながら共に過ごしていた。
(はい!腐れ縁です。…笑)

そんな懐かしの街に
美味しいイタリアンレストランができたという噂をきき、
初夏の陽気となった先日、ティーと二人で行ってみた。

住んでたころから早くも20年近くが経ってしまったこの街。

あのころ、お腹の中にいたティーの下の子もすでに高校3年生となり、
お互いに大学受験生の母!なんて浦島タロウもビックリだ。

ついつい長居したランチのあと、
せっかく来たのだから・・・と懐かしい商店街をしばし散策することに~。

                    

しかし、時すでに21世紀。(当時はまだ20世紀でしたね~。)

まだ私たちがDINKSだったころの食卓を支えてくれていた
「八百屋さん」「お豆腐屋さん」はすでになく、
なんだか寂れてしまった商店街。

今はなき裸電球が灯す明かりが、あ~懐かしい。

ここはまた、二人とも妊娠中の大きなお腹で歩いた街でもある。
そう、お互いに子育ての原点ともいうべき街。

母子手帳の絵柄の話で盛り上がる二人。

お世話になった病院の前で、
「ここの小児科でよく予防注射したよ。」
「あ~名前がちがう…。もう息子(?)が継いでるね~。」なんて話をする。

いつも公園の帰りにママ友と寄っていた「おだんごやさん」や「パンやさん」もすでになく、
“こどものとも”を買っていた「本屋さん」はビルになっていた。

あ~、20年経ったということなのね・・・。

あれから、
私たちはお互いに何度も引っ越しを繰り返し、
今こうしてここにいる。(オバサンになりましたが~

見る風景はずいぶんと変わってしまったけれど、
こうして歩いていると、10代のころから続く私たちの足跡に
この街は確実に“あのころ”を刻んでくれているということがよくわかる。

それもまた私たちの共通項ということなのでしょう。


しか~し・・・、
変わってないのは私たち。

自慢じゃないが、
朝の11時から夜までず~っとしゃべりっぱなし!
オット曰く、
「よく飽きないね・・・。」である。


次回は
温泉でしゃべり倒そう~!と約束して
懐かしの街をあとにする腐れ縁の二人でありました。

Comments (2)
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