ねこともダイアリー

猫とヒーリングライフ

「星野富弘・相田みつを 花の詩画と書の世界」

2011-02-07 11:23:22 | ねこともカンゲキ!

先週妹に誘われて、何年かぶりに相田みつを美術館に行ってきました。

そういえば、女子高生の時に妹が貸してくれた『愛、深き淵より』を読んで、初めて星野さんの花の詩画を知ったのよね。それから数年後、大学のチャペルで星野さんの花の詩画展を行うお手伝いをしたり、母達と群馬の星野富弘美術館へ行ったりもしたのに、ここ10年くらいに星野さんの詩画をきちんと観る事がありませんでした。

昔の無骨で力強い画に比べて、繊細なタッチで多彩に彩られた花々を観て、「ここまで上達するのに、今までどれだけの画を描いてきたんだろう」としみじみ考えさせられました。また、花だけでなく愛犬のみしんちゃん等の動物の画もあり、これらの作品には以前の力強い絵筆が感じられて、ちょっぴりホッとしたりなんかして。

今回、相田みつをさんの作品で一番印象に残ったのは、「そのままでいいがな」という書でした。私の故郷の佐野と足利は隣同士で、方言もかなり似通っています。標準語になおすと「そのままでいいよ」という意味ですが、『がな』は主に男性が使う言葉です。今まで自然に使っていた為考えた事もありませんでしたが、「『がな』は男性形で、『がね』が女性形なのかもね」と、書の前で妹と真剣に話し合ってしまいました(笑)。

3月6日(日)まで開催されていますので、ご興味のある方は是非どうぞ!


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