猫のやぶにらみ

こよなく猫にあこがれる中年オヤジのブログです

ペコちゃん、ポコちゃん

2006-03-13 | ネコ的思索
ペコちゃん、ポコちゃんといえば、不二家のミルキーである。

ペコちゃんは明るくてまじめでお勉強もよくできる。ポコちゃんはスポーツ大好きな元気者でお勉強はちょっと苦手。そんな二人がある日、机を並べてテストを受けていた。スラスラ答案用紙を埋めていくペコちゃん。その隣で頭を抱えるポコちゃん。いつもの光景ではあるが、ついに意を決したポコちゃんが、ペコちゃんの肩越しにペコちゃんの答案用紙を覗き込もうとした。それに気付いたペコちゃんが、ポコちゃんをにらんで一言、

「みるきぃ~」

先週から当ブログの更新が滞っていたのは、↑この話を早くブログに載せろとうるさく娘に言われていたものの逡巡していたからです。当ブログのネタとしてふさわしいものかどうか、管理人として悩みました。ご批判は甘んじて受ける覚悟です。

しかし、当ブログの管理人として、人の話をただ鵜呑みにして公開するというような安易なエントリーは書けません。私は、これでも、いつも必要なチェックはした上でブログを書いているのです。そこで、ペコちゃん、ポコちゃんについても調べてみたところ、この話の信憑性について、重大な疑義が発生いたしました。

不二家さんの運営するペコちゃんポコちゃんに関する公式サイト「ペコポコバンク」によると、

ペコちゃんの年齢は「永遠に6歳」、一方、ポコちゃんは「永遠に7歳」と、ポコちゃんのほうがペコちゃんより一歳年上だということが判明しました。ということは、この二人が学校で机を並べてテストを受けるということは、あり得なくはないものの、ちょっと考えにくいことではないでしょうか。

ちなみに、この二人の身長はどちらも100cmと同じで、二人の関係は兄妹というわけではなくて、ポコちゃんはペコちゃんのボーイフレンドだということも判りました。

これらの情報を総合すると、小学校二年生のポコちゃんは一年生のペコちゃんと同じ試験を受けていて、しかもペコちゃんの答案をカンニングしようとしている「とんでもないボーイフレンド」ということになってしまいます。

こんなことではこの二人がティーンエイジャーに成長したときのことが心配です。いずれペコちゃんがポコちゃんに向かって「何を見る気ぃー!」と、ひじ鉄を食らわせる日がくるのは間違いないと思われます。そうなってしまっては不二家さんの営業戦略に大きな支障をきたすことになるでしょう。

ということで、娘が教えてくれた冒頭のお話は、私としては、多分ガセネタであろうと判断せざるをえないのであります。
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【ペコポコバンク】より

●昭和7、8年頃から商品名として温めていた。
●古来から「子牛」のことを「べこ」(全国各地)と言い、また「幼児」のことを「ぼこ」(室町時代)と言い習わしてきた。それを多少西洋風にアレンジしたのが「ペコ」「ポコ」である。
●ペコ(女の子)がまず生まれ、男の子も必要と後にポコが誕生。ポコはミルキー箱の裏側に付けられた。
● ペコの父・母も考えられたが、それでは兄弟、叔父、叔母などはどうするのかという話になり、取り止めとなった。
● そこでペコちゃん、ポコちゃんは「友達」関係ということになった。
●ミルキーの販売促進人形としてではなく、「街のオアシス・不二家」をアピールするために生まれた。

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2 コメント

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ガセでも (すずりん)
2006-03-14 18:38:16
おもしろければいいじゃないですか~。

誰に迷惑をかけるわけでもないし。

私はこのネタ、好きですね(^^)

娘さんと気が合いそう。
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良かった (やぶ猫)
2006-03-15 09:08:37
>私はこのネタ、好きですね(^^)

これはありがたいコメントですね。安請け合いしたものの、どうしようかと悩んでいたものですから。

こんなことでもなければペコちゃんの公式サイトを覗くことなど無かったと思いますが、ちょっと感心しました。何事にも歴史があるのだなあ・・・。
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