ぺにゃん!

マレーシア(ペナン島)と、関西での日常。

コンチキチン

2009-07-11 | あれこれ in Japan
京都の人にとって、やはり祇園祭は特別なお祭りです。

学生時代は、「祇園祭なんかより、バーゲンに行かな!」とか、
(昔はバーゲンの時期が遅く、大体7月中旬が真っ盛りだったのです)
「人混みで大変やし~浴衣暑いし~」などと、祇園祭を軽んじた時期もありました。

でもやはり、7月にはいり、街には提灯などの飾りつけがされ、四条通のスピーカーから
「コンコンチキチン コンチキチン」
と祇園囃子が聞こえてくると、心は浮き立ち、宵山の晩のぎゅうぎゅうの人混み、浴衣の胸の下~腹の下辺りのムレムレ感、そして浴衣を脱いだ後の涼しい解放感、腹についた浴衣のシワのあとなどを、懐かしく思い出すのでした。

(そういえば、今年の浴衣のカタログを見ましたが、最近の浴衣にはレースのフリルなんかがついたりしているんですね。
浴衣も進化している・・・と感心しました。
私が着ると怒られるのでしょうが、ギャルが着るときっと可愛いと思います。)



そんなわけで、久々に祇園祭に行きたかったのですが、
残念ながら私の日本滞在期間は祇園祭のメインイベント、宵山や山鉾巡行までは日にちが足りなかった。

口惜しく思いながら四条通を歩き、せめて提灯でも・・・とシャッターを切るぺにゃんでした。


↑新京極の入口。
地元の人間なのに、街で突然カメラを出すのは何か恥ずかしい…。
別に誰も気にしてないのでしょうが、「私は観光客です。」とか自分に言い聞かせつつパチリ。


↑八坂神社。市バスの中からコソコソと撮影。