ぺにゃん!

マレーシア(ペナン島)と、関西での日常。

ルーブル美術館展@大阪国際美術館&京都市美術館

2009-07-02 | 美術館 in Japan
この夏、大阪と京都で、ルーブル美術館展同時開催です。

大阪@国立国際美術館では、「美の宮殿の子どもたち」(2009年6月23日~9月23日)。


国立国際美術館周辺は、新しい地下鉄ができたり新しいビルができたりで、一瞬方向感覚を失いました。
ちょっと小腹がすいていたので、美術館近辺で、中之島バーガーとかいうのを食べました。おいしかった。

平日に行きましたが、さすがルーブル展、かなりの人出です。
展示内容は、古代エジプトやオリエントな物が多め。
その辺好きなのですが、全体的にふ~ん・・・という感じでした。なんでだろー。

まぁそれなりに楽しみ、ちょっとのぞく程度のつもりで行った同時開催中の、「やなぎみわ《婆々娘々!》」展が、今までみたことない内容でおもしろかった!


↑やなぎみわ「婆々娘々(ポーポーニャンニャン)!」(2009年6月20日~9月23日)。

モデル女性の「50年後の自らの理想の姿」を、CGと特殊メイクで作りだした写真など、斬新でしたー。
50年後の自分・・・どんなお婆ちゃんになっているのだろうか・・・。
(ポスターの写真は、また違うシリーズです)


そして、もう一つのルーブル美術館展「17世紀ヨーロッパ絵画」@京都市美術館(2009年6月30日~9月27日)。


↑フェルメールも来てます。


↑京都市美術館。レトロでいい建物ですね~。


↑京都市美術館(斜めからもう1枚)

全体的に、京都の展示物の方が好きでした。
ルーベンスやレンブラントなどの目玉作品以外でも、気になる作品があったりして楽しかったです。
個人的に、アドリアン・ファン・オスターデ(初めて聞いた名前~)の「窓辺の酒飲み」がおもしろいと思いました。
タイトルそのまんま、窓辺にたたずむ酔っ払いのおっさんの絵なんだけど、おっさんの酒臭い息が漂ってきそうなほど、いい感じに酔っぱらってる(笑)
目はとろーんとして、だらしなく半笑い。
まったく昼間から酔っ払っちゃって~でも楽しそうちょっとうらやましい私も飲もうかな~みたいな絵でした。

美術館のある岡崎は、ほんと素敵な地域です。
京都市美術館の向いには、モダンですっきりした京都国立近代美術館があります。
ここの所蔵作品は良いものが多いので、常設展だけでも楽しめますよ。
上の階の窓からは、平安神宮の朱塗りの大鳥居が目の前にバーンと見えて、素敵。


↑京都国立近代美術館


↑大鳥居


↑近美の隣の京都府立図書館。建物素敵~。

写真を見ていたら、なんだかまた岡崎に行きたくなってきました。