ぺにゃん!

マレーシア(ペナン島)と、関西での日常。

やすらい祭@今宮神社

2010-04-11 | 神社仏閣 in Japan


4月11日午後3時より、今宮神社でやすらい祭というお祭りがありました。

京の三奇祭の一つというこのお祭り、見るのは久しぶり。
普段はそんなに人が押し寄せる神社ではないのですが、さすがに今日は観光客でいっぱいです。
外国人観光客も増えているのには驚き。
今宮神社も有名になったのですね~。

境内で待っていると、お祭りの行列がやってきました。
人は多いけど、まあ見れます。


↑髪の毛が顔にバッサバサとかかった不思議なヘアスタイル。 この辺が奇祭っぽい?


↑前が見えにくそうだけど、ちゃんと歩いて太鼓たたいて踊れます。


↑境内を練り歩く鬼さん達。


↑花傘がきました。


↑この傘の中に入れば、この年は無病息災だとか。
 子供の頃は入ってましたが、今日は人も多いしやめておきました。



↑子鬼達。 ぼわっとした髪(特に赤毛)がファンキー?




↑小鬼さん達の踊りは、飛び跳ねながら前後の向きを変える、おもしろいものです。




↑囃子方さん達。

私の子供の頃の記憶では、昔は鬼?が大人数名だったような気がするのですが、
今日は子鬼が多かったですね。
こんなものでしたっけね??

なんだかすっきりしないお天気でしたが、雨は降らず、良かったです。
桜が少し残る境内での、やすらい祭りでした。


泉屋博古館

2010-04-10 | 美術館 in Japan
京都市左京区鹿ケ谷にある、「泉屋博古館(せんおくはくこかん)」。
住友家が蒐集した美術品を保存・公開している美術館です。
先日、哲学の道を散歩している時にポスターを見かけて気になっていたので、行ってみることにしました。
初めてです。


↑入り口の桜はもう終わりかけ・・・







周辺も静かで、とても上品な佇まいの美術館です。

建物は大きく二つに分かれており、入り口のある建物に常設の中国の青銅器などが展示されており、
企画展は渡り廊下を渡った部屋になります。


↑本館から分館を眺める。

今の企画展は「住友コレクションの近代洋画」。
モネの絵が2点と、西洋人画家の目玉は少ないながら、梅原龍三郎や岸田劉生などの日本人画家の絵があり、
中々よかったです。
一部屋だけだったので、もう一部屋くらいあると、なお見ごたえあると思うのですが。
(でも、部屋がないので無理か。)
会期中、展示替えしている分もあるようなので、それも全部見たかったな~。

でも何より、建物全体の雰囲気がすごくいいです。
訪れる人も少ないので、ゆっくりゆったり見られます。


↑渡り廊下を再び通り、本館へ戻ります。


↑分館から本館を眺める。


↑渡り廊下から、本館と分館の間の中庭を眺める。

本館の、中国の青銅器コレクションは大変充実しています。
今まで青銅器にはそれほど興味もなかったのですが、非常に詳しい丁説明書きをいただいたので、
初めてじっくり見てみました。
形によってそれぞれ名前が付いていて(あたりまえか)、文様にも名前がついていました(だからあたりまえ)。
係の方も何人かいらっしゃって、質問すると、丁寧に教えてもらえます。
私は青銅器の知識があまりになさすぎて、質問も思い浮かばないので、説明書きを手に、とりあえずまわってみました。


↑本館の休憩スペース。 給茶器がおいてあり、セルフサービスで休憩できます。

見終わってから、休憩スペースの給茶器でお茶をいただきました。
これで、中庭を見ながらコーヒーが飲めたりケーキが食べられたり、
あるいはしっとりと和菓子に御抹茶でも頂ければ、なお良いのですが・・・。
博古館さん、一度ご検討願えないでしょうか・・・?

こんな素敵な泉屋博古館ですが、東京にも分館があるようです。
機会があれば、そちらものぞいてみたいと思います。

お花見@木屋町夜桜

2010-04-07 | 観光 in Japan
夜桜を見ようと、木屋町を歩いてみました。
やはり木屋町、ネオンのおかげで、とくにライトアップしなくてもライトアップ効果が。


↑三条からスタート。




夜桜は、中々きれいに撮れません~。


それにしても・・・


あ~寒い・・・


う~冷える・・・


↑凍えそうになりながら、四条通りに到着。



今日は哲学の道~南禅寺~インクライン、そして木屋町と、一日中桜を見て歩き周りました。
万歩計をつけていたら、かなりの歩数いってると思います。
さすがにもうこれ以上、どこに行く元気もないので帰ることにします。
家に帰ったら、熱いお風呂につかって冷え切った身体を温めなければ・・・。


↑南座を鴨川方面から。


↑夜の道路。

お花見@南禅寺

2010-04-07 | 神社仏閣 in Japan
哲学の道からてくてく歩き、南禅寺まで来てしまいました。




↑やはり結構人がいますね。


↑せっかくなので上から桜を見てみようと、三門に上りました。


↑五右衛門の「絶景かな」の時期ですから。










・・・しかし上は寒かった!
「絶景かなー」とか言ってる場合じゃないです。
靴を脱いで上がっているので、靴下1枚を通して廊下の冷たさが伝わってきて、芯まで冷える。
そもそも寒い日なのに防寒が万全でなかったため、靴まで脱がされた時にはもう。
(しかも南国帰り。寒いのは約2年ぶり。)
景色はいいのに長居できず、残念でした。









寒いけど桜はきれいです。
ついでなので、水路閣も見て行こう。


↑水路閣は特に季節感なく、前と同じだった。


↑桜吹雪舞う。
 「この金さんの桜吹雪、見事散らせるもんなら散らしてみやがれぃ! (by 遠山の金さん)」を思い出す・・・。
 私は、松方弘樹の金さんをよく見ていました。
 今でも主題歌歌えます。
 「桜ぁ~花びらぁ~散るぅ~前にぃ~~~咲いているぅうちにぃ~♪」

哲学猫

2010-04-07 | 観光 in Japan
哲学の道をお花見散歩中、猫発見。



私は猫好きですが、愛が溢れすぎるのか、結構猫に引かれる(逃げられる)ことが多いので、
あえてちょっと遠いところから、何気ない振りをよそおって、注意をひきます。
そうしたらあっさり、しかも奥からどんどん兄弟姉妹がやってきました!




↑みんなソックリな模様。 絶対兄弟だー。

実に嬉しい猫まみれ。
猫団子状態。
猫押し寄せる。
え~いいの?っていうくらい、触らしてくれる。

ずっと外を歩いていて、体が相当冷えているので、猫を触ると暖かい~。
猫の方も温まりたかったのかもしれませんが、ごめん、今私の方が冷えてるわ。


↑外人さんも「カワイイイネ~(←って日本語で言ってる)」


↑まとわりついて離れない猫たち。


↑母登場か?


↑ベンチの上で目を細め、何か考え中? お花見してんの?

あまりに人通りが多いので、さすがに声に出して語りかけはしなかったけれど、心の中で、
「みんな、日本画に出てきそうな猫さんやねぇ~。きれいやねぇ~。」
などとつぶやきつつ、猫一家と楽しいひと時を過ごしたのでした。
こんなに寒くなければ、もっと長い間一緒に居たかったのだけど、寒さに負けました。
立ち止まっていると益々冷えてくるので、散歩を再開したいと思います。

⇒お花見@南禅寺へ

大豊神社

2010-04-07 | 神社仏閣 in Japan
哲学の道をちょっと入ったところにある、大豊神社。





ちょっと気になったので、ふらりと寄り道してみました。


参道に、木瓜(ボケ)が咲いています。



昔から、こんなに可愛いのに何故「ボケ」?と不思議に思っていました。

今調べてみたら
 ① 実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」→「ぼけ」
 ② 「木瓜(ぼっくわ)」→「ぼけ」
と、二つ説があるそうです。

なるほど~。
「アホ・ボケ・カス!」とか、「ぼけ・つっこみ」の「ボケ」じゃなかったんですね♪(←そりゃそーだろ)


↑馬酔木(アセビ)も咲いています。

はい、このアセビも、昔から何故「馬酔木」なのか気になっていました。
調べてみたら、本当に、馬が食べると苦しむことからきたらしい。
有毒植物で、葉を煎じると殺虫剤が出来るそうです。
でも、葉を食べて「酔う」のと「苦しむ」のとでは、全然違うなぁ・・・。 正確には、「馬苦木」ですね。


↑写真ボケてますが、鯛釣草(たいつりそう)なんておもしろい名前の花もありました。
 「ケマンソウ」とも言うそうで、これも毒性があるそう。






大豊神社は椿で有名らしく、境内にはたくさんの椿の木が植えられています。
花も結構咲いていました。










↑夫婦椰の木(めおとなぎのき)。 難儀をなぎ倒す木、なんだそうです。


↑桜も咲いています。






↑「五色八重散椿」。 一つの木に色の違う花がついているなんて、珍しい。




↑珍しい狛猿。 愛嬌のある顔をしてます。


↑これまた珍しい、狛鳶(とび)。

哲学の道に比べると、かなり静かで訪れる人もまばらなのですが、
参拝者は、椿や珍しい狛動物の写真を、熱心に写真におさめていました。




↑美田稲荷社。




↑稲荷なので、やはりおキツネさん。


↑狛ネズミのいる大国社。


↑椿の花をくわえちゃって、か~わいい。 左から写!


↑右から写!


↑顔も手もシッポも、やたら可愛い狛ネズミです。


↑絵馬もネズミでチュウ。



初めて、しかもふらりと立寄った神社なのですが、887年に創建された、大変古い神社だったようです。
しっとり落ち着いた雰囲気なんだけど、バリエーション豊かな狛動物がおもしろく、満喫しました。
また違う季節に来ても、良さそうです。


↑帰りの参道。


↑おもしろい実のなる木。


↑灯篭の模様が素敵。



ここを抜けると哲学の道に戻ります。

⇒哲学猫へ

お花見@哲学の道

2010-04-07 | 観光 in Japan
今日は朝から冷え込みます。
そしてあいにくの曇り空ですが、気合いを入れて、哲学の道へお花見に行くことに。




↑大文字が見えます。




↑漢学者であり日本画家でもあった、橋本関雪が住んでいた、白沙村荘(はくさそんそう)。
 今は記念館として公開されています。
 哲学の道の桜は、大正時代に関雪夫人が、京都市に苗木を寄贈したことから始まったようです。









↑のんびり泳ぐカモ。 でも、水が冷たそう~!


↑こんな所にまで人力車がきてるんですね。


↑立派な幹。








↑幹から直接咲いてる?



哲学の道、久しぶりに歩いたけど、長いですね~。
そして、桜並木も延々と続きます。 すごい。
延々と続く桜、延々と続く観光客って感じで、桜と人の列でした。
でも、道が長いおかげで、人が多くても歩きにくさはなく、自分のペースで進めました。


桜以外の花も所々あり、変化があって楽しめます。











明治生まれの哲学者・西田幾多郎さんが、この道を散策しながら思索にふけったことからついた、「哲学の道」という名。
私はまったく思索にふけらず歩いてしまいましたが、ぼーっと歩くのもいいものです。
相当寒い日で身体がすっかり冷えましたが、哲学の道の桜並木、素敵でした。


川面に、落ちた桜の花びらがたまっているところが好きです。

⇒大豊神社へ

初めての桂離宮

2010-04-06 | 神社仏閣 in Japan
友達が予約してくれた桂離宮(京都市西京区桂)に行ってきました。初です。

予約が取りにくい所で、前回帰国時もネット予約を試みたのですが、何と2か月先まで予約いっぱいだったのです。
今回もHPからの予約がダメで、友達が御所まで直接申し込みに行ってくれたら、キャンセルで空きがあったので、
ラッキーなことに突然行けることになりました。

阪急電車にのって、桂駅まで行きます。
駅からの道は、地図を見ながら、とにかく川方面を目指します。


↑桂川にでました。



次は桂川沿いに、車道はちょっと歩きづらそうだったので土手を歩きます。
桜も咲いているので、お花見しつつてくてく・・・





阪急の桂駅から大体徒歩15分くらいでしょうか、桂離宮に到着しました。


↑左手がもう桂離宮です。







立派な垣根や門が延々と続きます。 さすが、広い。

離宮に着いたら、受付でまず、申し込み代表者の身分証の提示を求められます。 
さすが宮内庁の管轄、厳しいのですね~。
自由に見て回ることは出来ないので、奥の待合室には、同じ時間に出発の人達が大勢待っています。
そこでまず、園内の写真は公に使用しないこと、などの説明事項・注意を受けます。
そんなわけで、ここに園内の写真は載せられません。

そして時間がきたら、係の方と共にツアーグループ出発。
グループの最終には、警備のSPみたいなおじさんが張り付きます。・・・厳しい。

ここの回遊式庭園は、日本庭園の傑作、とされるそうです。
確かに、無駄がなくすっきりとしており、こちらまで背筋がすっと伸びそうな雰囲気のお庭でした。
建物はどれも上に上がることはできませんが、数件ある茶屋は戸が開けてあるので、
内部も覗き込んで見ることができました。

要所要所で、係の方の説明を聞きつつ、1時間くらいかけてお庭を回ったのでしょうか。
やはり美しいお庭なので、あっという間のガイドツアーでした。

ちょうど桜の季節なので、花が咲いているかな~と思っていましたが、桜は数本しかなく、
他に咲いている花もそれほど多くなかったです。
花を見る庭園というより、庭園全体の造形美や書院建築を楽しむといった感じでしょうか。
ちょっと大人な(?)桂離宮でした。


↑そんなわけで、庭園の写真を載せられないので、最後にもう一枚垣根を・・・。
 黒文字の木で作られた垣根だそうです。



帰りに、橋のたもとにある中村軒で一服。




↑麦手餅 1個290円。


↑六方焼。

ほーっ・・・ (= ̄ω ̄=)

モーニング@ブリアン

2010-04-06 | 食 in Japan
本日は京都北山、府立植物園前のパン屋さん、「Briant」でモーニング。





ペナンで朝食を外で食べるというと、ほとんどが屋台になるので、
こういう素敵なパン屋でモーニング、というのは久しぶりで、朝からテンションあがります。
日本にいれば、普通のことなんですけどね。

ブリアンのモーニングは色々あって迷ったのですが、今日はシンプルにパンセットで。。
パンの盛り合わせと、ミニサラダ、ドリンク付き。
一番おいしかったのが、多分、ドライトマトとクルミを練りこんだ、もっちもちのパン・ド・カンパーニュ(っぽいの。名前は知らない)。
小さなマロンパイもおいしい。



隣の席では常連さんらしい、もう仕事を退職された様子の男性2名が、最近の学生の就職について、
熱く語りあっておられます。
お二人ともご近所にお住まいなのか、よくモーニングをご一緒されているようで、
北山通りにもう一軒ある大きなパン屋さん、「進進堂」のバイトさんの話などもされていて、おもしろかったです。
(いや、聞くつもりはないのですが、こっちは一人なもんで、聞こえちゃいまして・・・)
でもこうして、朝待ち合わせて一緒にパンを食べる二人、ゆとりが感じられていいなぁと思いました。


↑どれもおいしそうなパン。


↑吹き抜けで広々とした店内。

朝からゆっくりと美味しいパンを食べることができ、至福の時間を過ごせました。
いい一日が過ごせそうです!

お花見@今宮神社

2010-04-04 | 神社仏閣 in Japan
京都市北区にある今宮神社に、桜を見にやってきました。
青空が眩しい、いいお天気です。 結構寒いのですが。




↑こぢんまりとした、いい神社なのです。




↑4月11日のやすらい祭の予告。


↑素敵な絵なのですが、「十一」のつぎはぎが気になる・・・。


↑神社にしては、ハイカラな顔立ちのお人形。


↑花傘。 この下に入ると、一年間無病息災に過ごせます。


↑桜~。











桜の花があまりに可愛くて、接写ばかりしてしまいました。
形も色々、色も薄いのから濃いピンクまで色々で、見ていて飽きません。








↑今宮神社境内から、あぶり餅屋さんの方へ行く右手にひっそりと、馬の神様がいらっしゃいます。


↑白馬の神様ですね。


↑あぶり餅やさんも、繁盛してます。

桜って・・・日本の春っていいなぁ~・・・としみじみ感じた、2010年春。
2年ぶりのお花見を満喫しようと、張り切って一時帰国しているぺにゃんです。