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なおのひとりごと

日々のあれこれや見たもの読んだものの感想などなど、つぶやいてみる。

『猿とドレス』(初日)

2011-09-16 22:56:52 | 観たもの[2011]
職場をでて駅に向かい、途中、銀行に寄ったところで降り出した。
しかも勢いよく。
信号を渡った先が駅なのに、待ってる間にずぶぬれになりそうで、折りたたみの傘を開く。
週末もお天気崩れがちだってね…。




『猿とドレス』
劇団レトルト内閣
@ABCホール

10周年記念公演の第2弾。


今回はアパレルメーカーのデザイナー、凛花さんのお話。
「コピーの神様」とふたつ名をもつデザイナーがオリジナルブランドを持つことになって、それにむけて動き出すものの、なんだかおかしなことが続いて…。

楽しみだった座長さんは、凛花さんがアシスタントをつとめていたデザイナーさんで、ちょっとずるくてお人好しな人。
い・か・に・も、な感じでツボだった(笑)
マスクかぶった姿もよかったなー。
ぐいっと取り去った後のどや顔にもはなまるを差し上げたい。

最初、初夏さんの隣の女がえらく怖かった。
でも、怖く見えたのは凛花さん目線で見てたから、だったのね。
隣の女目線でみたらまったく違ってた。

レトルトさん、今回も歌うシーンが何度か。
ステキな振りつきで、唐突なんだけどついひきこまれる。
そして映像も、かっこいいんだ。
最前列で近すぎたからか、ちょっとクラクラしたけど。

客演のおふたり。
ひとりは、かのうとおっさんのおっさんこと有北雅彦さん。
なかなかタイミングがあわなくて本公演は一度しか観にいけてなくて、お久しぶり、な感じ。
もうひとりは、ABCのアナウンサー、ウエタケさんこと上田剛彦さん。
レトルトさんではお馴染み。
一見さわやかさんなのに、どうしても腹黒な人にみえてしまうのは、レトルトさんで演じてこられた役柄のせいなのか…?




終演後はロビーにて物販。
今回公演のサントラCDと、前回公演のDVD。
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abc★赤坂ボーイズキャバレー 『2回表!』-喝!&勝つ!-

2011-09-04 22:39:17 | 観たもの[2011]
abc★赤坂ボーイズキャバレー 『2回表!』-喝!&勝つ!-
@シアターBRAVA!

急きょ観にいくことにしたこの公演。
開演前のロビーや客席でなにやら出し物があるとかで、開演の30分くらい前までに着いてるといいよって聞いていたんだけど…結局ついたのは15分くらい前。
ロビーには人だかり。
ちょうど入り口からみて左手奥の階段の上に、戦隊ヒーロー!?

なるほど、こういうことか。

人の間をぬって中へ。
ロビーがあのひとだかりだからか、客席は意外とまばらな感じ。
幕のおりている舞台上でもだれかがなにかをしていて、客席をいろんな衣装の役者さんたちが練り歩いていたり…。
楽しい演出だなーとは思うんだけど、お目当ての人をみるためか、通路に立ち止まっている人がたくさん。
おいかけて歩く人たちも。
だから、自分が座ってしまうとよくみえない…。

ま、楽しんだもの勝ちだろうし、座り込んだらそこでアウトなんだろうね(^^;



パンフはこの黄色い表紙のと、もうひとつピンクの表紙のがあった。
どう違うのか聞いてみたら、黄色いのは役者さんがタキシード着用の通常版で、ピンクのは何も着てない(?)セクシーバージョンだって。


さて、本編。
タイトルからてっきり夜の世界のショービジネスのお話かと思ってたよ。
それはそうじゃなくて、オーディションを経て集まった役者たちが芝居と向き合い自分自身を見つめなおしていくような、青春ストーリーって感じ。
出演者がたくさんいてこれは大変って思ったんだけど、前半はひとりひとり順に自己紹介していくような形だったのがよかったな。
こんな過去を背負ってるとか、どういう思いでここにいるんだとか、これからどうしたいとか、そういうことをそれぞれ語ったり見せたりする。
人間関係もぼんやりみえてくるようになって、これなら前作を知らなくても大丈夫。
もちろん知っていればそれはもっと楽しいんだろうな、とも思うけど。

休憩をはさんで後半はいよいよ劇中の芝居が開幕する。
これが、作中の現実をちょこちょこ盛り込んだストーリーになっていておもしろい。
前作からの念願をようやくかなえた役者がいたり、本番に飛び入りしてくる演出家がこれまた思いをとげていたり。
そして意味ありげな言動が目立っていたプロデューサー氏も、自らしかけた罠を役者が切り返していく姿に何かを悟った様子。

これはハマルかも。
次はどんなお話が展開するのか気になるな…。





アンクの手☆
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『奥様お尻をどうぞ』

2011-09-03 23:43:46 | 観たもの[2011]
難波で映画鑑賞のあと、梅田へ移動。
雨はほとんど降ってない。そして蒸し暑い。
待ち合わせの時間まで余裕ありすぎだったから、ふらっと買物。

合流してまずは、ごはん。

トマト煮込みのハンバーグ。




『奥様お尻をどうぞ』
キューブ
@シアター・ドラマシティ

古田新太さん♪


ストーリーなんてあってないようなもの。
小学生…いやむしろ幼稚園児!?と思えるようなしょーもないギャグのオンパレード。
おもしろいんだけど、何度も繰り返されるとちょっと飽きる。
それがあって前半は、ときどき落ちてた(笑)

後半から終盤、客席をまきこんでの騒動にはもう息できないくらい笑って笑って…。
結局何がなんだかわからなかったけど、それでいいやって思った。

古田さん、最初の美人秘書さんがステキだった…赤いスーツ、お似合いだった…もっとみてたかったな~。
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『ハネモノ/ブルー・ヘブン』

2011-08-21 23:25:32 | 観たもの[2011]
ミクマクさんの本公演。
私はこれが2度目。


『ハネモノ/ブルー・ヘブン』
Micro To Macro
@シアトリカル應典院


ステージに楽器がセットされバンドの生演奏に石井テル子さんの歌。
バンドとして、芝居の登場人物でもある。
これは前回もそうだったんだけど、ミクマクスタイルなのかな。

登場人物がみんないわくあり気で、みているとどんどん苦しくなる。
時々クスリと笑わせてくれてちょっと力が抜けたりはするものの重いものは消えない。

で、これが終盤に鮮やかに晴れるのね。
この爽快感がたまらなくいい。





それにしても、クジャクさんステキだわ~♪
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『髑髏城の七人』

2011-08-20 21:06:04 | 観たもの[2011]
ついに、この日がやってきた。

『髑髏城の七人』
劇団☆新感線
@梅田芸術劇場



この作品はこれが5度目の再演なんだとか。



メインに、小栗旬・森山未夾・早乙女太一の3人。
タイプの違うオトコマエが揃ってるな~。
ヒロイン(?)には小池栄子・仲里依紗のふたり。
こちらも雰囲気の違うお姉さんたち。
そして、新感線の面々。

大阪公演初日にはチケットトラブルで開演時間が大幅に押したとか、そして数日前にはキャストさんのひとりが公演中に怪我をされて降板…なんかいろいろあるね…。

今回はFC先行で友人がとってくれたチケット。
これが1階4列。
梅芸でこんなに前で観られるなんて!!
まあ4列は実質2列めのはずだったんだけどね。
トラブルのおかげでホントの4列めになってた。



ただ、かえってそれでよかったよ。上手も下手もしっかり見えたから。


すごい迫力だった。
殺陣!殺陣!!殺陣!!!
早乙女太一くんの舞いのような殺陣は以前にもみたことがあって今回ももちろん期待していたけど、軽~く上回ってくれた。
軽やかな動きに加えて、今回は精神的に壊れかけて鬼気迫る表情にゆらりゆら~りした動き、大切な人の骨でできているという数珠に触れるその仕草の艶かしいこと。
今の姿の落ち着いた雰囲気もよかったけど、やっぱりもとの姿のほうがステキだったな。

小栗旬さん。
あれ、こんな人だったっけ?が最初の印象。
白い着物をまとってすっくと立ったその姿がかっこいい。
テレビで見てもそんな風に思えなかったのに。
舞台映えする人なのかな。

森山未夾さん。
名前を聞いたことはあるけれど…。
かなりインパクトある役どころ、なんだか似合ってた。
早乙女太一くんの蘭丸をおいつめるところなんか鬼気迫る感じでつい見とれちゃったり。

小池栄子さん。
正直、今回のがっかりさんだったんだけど…心からごめんなさい。
かっこよかったよ~太夫。
一番苦手な声も役柄と合ってていい感じに聞こえたし。


そして大好きな右近さん(笑)
今回も奇声がステキに響いてたよ。
髪型もいっちゃってる感がありありと見えていて、もう最高♪



そういえば、今回はとんだハプニングが…。
オープニングのアクションシーンにて。
若者グループのリーダーが舞台中央最前にあぐらをかいてどっかと座る。
そして手にした刀をダンッと舞台にたたきつけるように置いた。
と、その刀がポロッと舞台下に落下!!
そういう流れなのかなって一瞬思ったんだけど、役者さんの「あわわ」って顔を見て、あらら…。
まわりを固める人たちが動揺をみせずに進めていく中ですぐ立て直してセリフ。
言い終えると、どうにかして刀を拾おうとぐぐっと身を乗り出し…でも届く高さじゃなくて……ずるずると自身も落下!!!

ええっっ!?

あまりのことに笑いが起こったものの、役者さんがなかなか姿をみせない。
まさか怪我なんて……?
客席がざわざわし始めて、舞台上の役者さんたちもさりげなく様子をみるように中央に集まってきだした頃にようやく現れた。
自然にわきおこる拍手。
どこか痛そうな様子もなくて、一安心。
ちゃんと舞台に戻って続行。

途中の休憩時間になると、スタッフさんが数人、その彼の落ちたあたりに集まってきた。
ちょうどライトとかいろいろ装置がおいてあったところみたいで、何か動かしちゃったのかな。
別にライティングが気になった…なんてこともなかったけど。



そしてもうひとつ。
これはサプライズってやつだね。
何度目かのカーテンコールのときに大きなバースデーケーキが登場。
森山未夾さんがお誕生日。
お名前は聞き漏らしたけど他にも同じだったり近くだったりのお誕生日のひとたちとともにみんなでお祝い。
おめでとー。

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『シベリアに桜咲くとき』

2011-08-14 22:50:27 | 観たもの[2011]
『シベリアに桜咲くとき』
日露SAKURAプロジェクト
ロシア国立ミヌシンスクドラマ劇場&ピープルシアター
@京都府立文化芸術会館

シベリア抑留。
祖父が当事者なんだけど、娘である母にもその話はしなかったそうで、まして孫になんて…。
今となってはもう話の聞きようもないんだけどね。

たまたま公演情報に触れたので、観にいくことに。

会場へはバス移動が便利らしいんだけど、京都市内でバスに乗るのはどうもな~。
ぎゅうぎゅう詰めの車内、渋滞で進まない車…そんなイメージしかなくてさ。
ちょっと距離はあるけど出町柳駅から歩けるってことなので、歩いてみた。
道は単純。橋を渡って大通りをまっすぐ。
行きは、どこかなどこかな~で歩いたから結構かかった気がしたけど、帰りはあっさり。
年期入ってる感じはしたけど、観やすくていいホールだった。


この作品、ロシアの作家により生み出された戯曲でロシアでは何度か上演されたものだとか。
日本の劇団との合同公演として、ロシアで上演されたこともあり、今回ようやく日本での上演にこぎつけた、ということらしい。

抑留生活の悲惨さを訴える内容なのかと思っていたら、ちょっと違ってた。
ロシア人同士、日本人同士、そして双方の交流。立場を超えての助け合い。
そういうものが淡々と描かれてるな、と思った。
でも、過酷な状況の中でもそんなほんの少しの暖かさがあったとしたら、それはよかったな…と甘っちょろいことを思ったりも。



登場人物はロシア人はロシアの役者さんが、日本人は日本の役者さんが演じていて、それぞれの言葉を使う。
ロシア語には舞台上手に字幕が表示されるので、役者さんと字幕を交互に見るような形。
頭動かしたら後ろの人に迷惑かも、と思ったらあまり動けなくて、目だけが行ったりきたり…これがちょっとしんどかったよ。

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『斬激 ~ spirits of fire』

2011-08-13 21:12:11 | 観たもの[2011]
『斬激 ~ spirits of fire』
たてびと
@in→dependent theatre 2nd

「総勢51人が舞台上で大暴れ!」

まさにそんな感じ。

最初は凄腕の人が次々と現れる黒い人たちをばっさばっさと斬り倒し突き倒し…。
すごいんだけど、でもそれが延々と続いてるとどうにもこうにもつらくなってくる。

と思ったら転換。

ああよかった、ちゃんとストーリーのあるお芝居なんだ。

どうやら国を治めるものの圧政に対抗する勢力が台頭してきていて、行動開始。
中心にいるトップを倒すべく、四方をかためる部隊を撃破していく。
その勢力、紅蓮攻革軍。
全身黒に赤がよく映えてステキ。
各部隊にもそれぞれカラーがあって、混ざり合うとなかなかきれい。
青龍隊の孔雀さんの衣装がよかったなー。
刃が仕込まれていると思しき扇をひるがえすその姿がきまってる。

ただ、展開が早いというか端折りすぎな感じがあって、入り込めそうになるとささっとかわされるようなもどかしさが…。
紅蓮の軍師と朱雀隊の隊長さんのシーンはもっとじっくり観たかった。
隼人さんと昴の因縁話も、もっと詳しく知りたい。

でも、全員に見せ場を作るため、かどうかわからないけど、変にまわりくどくされるとキツイしな~。
もうちょっと…って思えるくらいのほうがいいのかも。


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『魔女のブーケ』

2011-08-06 22:38:53 | 観たもの[2011]
ウェディングパーティー♪

『魔女のブーケ』
劇団P・T企画
@ニューオーサカホテル心斎橋
 グロッタ デッ アモーレ

会場はホテルの地下にあるレストラン。
大きな黄色い傘のオブジェ(?)に見とれつつ受付をすませると、ゆるやかな階段をぐるりと降りる。
そこがレストランの入り口、ドリンクのグラスを持って一歩踏み込むと、そこは薄茶の壁の細い通路。
通り抜けた先には同じ色調の広いスペース。
なるほど、これが愛の洞窟。
左右に丸いテーブルがならび、正面奥にはステージ、ピアノもあったかな。
向かって左側のテーブルへ。
今回はパーティーということで、ドレスアップしてお越しくださいとの案内があったけど、見た感じばっちりおしゃれさんな人やごくごくあっさりな人、いろいろ。



登場人物はパーティーの主役、新郎新婦にふたりの友人、新婦の妹、愛の洞窟の支配人とスタッフ。
ニューヨーク市警のヴェリー刑事に、この人、エラリー・クイーン。

エラリーさん、相変わらず気障なポーズがすっごいキマッテル。
かっこいいな~。

火村があんなポーズ…だめだ、白ジャケの貴公子にそんなことされたら魂抜ける(笑)

パーティーがはじまり、登場人物の人間関係がいろいろみえてきたりしたところで事件発生。
あれよあれよと言う間に問題編が終わって推理タイムに。

…え?

今回は推理時間が45分と長め。
そう、ちょっと動いてヒントを探したりするのね。
全部集めたけど、それをどう展開するのかわから~ん。
で、結局見当ハズレのことを書いて提出。

解答編で明らかにされた真相にはおどろきと、ちょっとだけ安心があった。
その動機に。


その真相を見抜くための重要なヒント。
これ、まったくその意味に気づかなかった。
というより真逆にとらえてたのか…とわかって悔しくて、終わった後でもう一度見てみた。
あああ確かにそうだ。
まったく、どんな目してるんだか。


帰り道、浴衣姿の人がちらほら。
今日は淀川の花火だった。
そして電車に乗ったら、タテジマのシャツ着た人たちがいっぱい。
ドームでは阪神戦があったのか。

甲子園も開幕したし、いろいろ熱い一日だったのね。
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『ニッポン無責任新世代』

2011-08-03 23:27:58 | 観たもの[2011]
平日、というか仕事終わりに観劇のときは、会場に到着したときの安心感が休みのときとはちょっと違う。
職場を出た時点でもう大丈夫、なんだけどなんとなくね。


『ニッポン無責任新世代』
@サンケイホールブリーゼ

初・2階席!
ホールはブリーゼタワーの7階で、2階席といえば8階にあたるんだけど、その間に7-1、7-2って…。
バルコニー席だった。

2階席は後ろ半分はあけてあるらしく、通路手前が最後列。
後ろに人がいないなら背筋伸ばしてても平気だなーって思ったけど、そんなことしなくても何にも支障なし。
結構な傾斜になってるおかげで観やすいわ。

開演前に何度かながれたアナウンス。
会場の、じゃなくてこの公演のネタ的なやつ。
これがさりげなくおもしろかった。

はじまりも、作・演出の後藤ひろひとさんいじりから(笑)

「ニッポン無責任時代」
植木等さんの無責任シリーズといえば、えらい大当たりしたんだとか。
映画はみたことないけど、歌は聴いたことあるな。

その、植木さん演じる無責任男の側近の息子が、新世代の無責任男(だったかな)。
演じるはネプチューンの原田泰造さん。
イメージぴったり。
舞台になっているとある大企業の子会社、その大企業の会長に黒部進さん。
言わずと知れたウルトラマン、ハヤタ隊員!!
役名は「円谷英五」だし、作中ではお約束のポーズを披露してくれたり、お兄さんがっっ
とサービス満点。
そして子会社の社長に真琴つばささん。
社員にダメだししつつ、やる気もつぶしなにやら画策しているような腹黒社長。
なんだけど、実は…って、前半と後半で雰囲気がガラリと変わるおいしい役どころ。
それはそれは凛々しくてステキ。
やりがいのある仕事がしたい!と日々頑張っているのにまわりのテキトウ社員のおかげで空回り気味な女性社員に星野真里さん。


休憩前の前半は無責任男の活躍で能天気に楽しいシーンの連続。
おもしろいなーと思ってた。
そしたら、休憩後の後半、はじまってそんなにたっていない頃、急に冷めた。
なんだこの展開………。中途半端な………。
もう無理かも><と思ったら、急展開。
前半でのおもしろさにハラハラ感も加わってぐいぐい引き込まれる。
客席でなにやら起こると声しか聞こえなくてもどかしさがあるんだけど、それも次への期待につながって、なんだか不思議。

エンディングも意表をつかれた。
まさに、終わりよければ…だったね。



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『耳なし芳一』

2011-07-31 23:48:52 | 観たもの[2011]
3本め。

「耳なし芳一」
「概ね、よい女房」
朗読GEN
@一心寺シアター倶楽

朗読、なんだけどただ本読みするだけじゃない。
衣装や舞台セットも凝ってるし、表情やちょっとした仕草にもひかれるものがある。

今回は二本立て。

「耳なし芳一」
小泉八雲の怪談

会場にはいると、舞台の上には本物の琵琶が。
大きさ違いで三段重ねられた台の上に置かれていて、すごい存在感。

全編を通して琵琶奏者の方が演奏をされ、時には語りまでも。
そのばちさばきについ見惚れる。
そしてそこから生み出される音に聴き惚れる。
さらにそこに高い声低い声…重なるともうトリハダもの。
八雲の世界にひたるこの心地よさ、感動。



「概ね、よい女房」
がらりと雰囲気変わって、こちらは宇江佐真理さん。
お江戸のとある長屋を舞台にくりひろげられる日常のほんわか話。

お話としておもしろいのはわかってる。
宇江佐真理さんだもの。

登場人物が生き生きしてみえる。
みなさんはまりすぎなくらいその人そのもの。
これはやられたな~。
おすまさんの口癖「ふんっとにもう!」
そうか、こんな風に言うのか。
だんなさんのおっとりした口調も、そうかこんな風に…って。

ああ楽しかった。
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