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なおのひとりごと

日々のあれこれや見たもの読んだものの感想などなど、つぶやいてみる。

『しっくハックじゃーにー』

2025-08-03 23:23:23 | 観たもの[2025]
『しっくハックじゃーにー』
NICO×frogs produce #関西の役者が踊ってみた
@in→dependent theatre 2nd



5月の文化祭以来のニコフロさん。
あれからもう3か月・・まだ3か月・・?
その時のみどりさんと植物たちの物語かと思ったらちょいと違うみたい、でもその後のみどりさんの様子もわかっちゃうお話だった。

社会人になったばかりの女の子、ドゥカちゃん。
大事な苔玉が枯れかけていることに気が付いて植物のお医者さんにかけこんだら、なせか自分を取り戻す旅にでることに!?

ドゥカちゃんと一緒にいるセメダイン、ロッキー、とおるくん、そして常連さん。
実はぬいぐるみでフラワーロックで苔玉でてぬぐいなみんな。
いわゆる擬人化・・こういうの大好き☆
次々に出会う不思議な人たちも、あとで振り返ってみればその時その場にあったお花や見かけた建物だったりしたってわかる。
そんなちょっとした種明かしみたいな会話もよかったね。

最初の地で出会うアマリリスお嬢さまと執事のセバスチャン・・お嬢さまと執事っていう組み合わせには期待しかない(^^
基本的には優しくお上品なのに執事にじゃじゃ馬と称される奔放さとちょっぴり毒っけも併せ持つ、アマリリスちゃん。
そして誠心誠意お仕えしている風なのに時々扱いが雑になるセバスチャン、三角座りしてる時も背筋ぴーんだった流石の執事ぶり。
ふたりで踊るシーンがよかったねぇ、しっとり社交ダンス的なのもアップテンポでノリノリなのも。

全校集会で集まった生徒がわいわいがやがやしているのをじーっと無表情で見回し、落ち着いてきたタイミングで
「みなさんが静かになるまで〇分かかりました」
あーこれあったよ懐かしい!!
ってなったんだけど、これを『伝統芸能!』って表現するセンスがはなまる♪
こういうの言うのって教頭か学年主任だった記憶。
そしてその流れで校長先生からのお話・・ってなって登場した校長先生がインパクトどーん、めっちゃ好き。
ど派手ないでたちとは裏腹に生徒たちへの愛情深い先生だった。

続いては温泉、温泉マークのついたタオルを手に手にダンスシーンが展開されるんだけど、よく見たらアマリリスお嬢さまのタオルにフリルついてるーかわいい♪
そしてみどり色の手ぬぐいが・・ドゥカちゃんと常連さんのやりとりにホロリ。
ここまで出てきたドゥカちゃんのあの時なんであんなことしちゃったんだろうどうすればよかったんだろうっていう過去の出来事って、誰にでも似たようなことあったんじゃないかなと思えてチクチクチクチク。
私の場合は、思い出される小学生時代・・この頃ちょっとしんどい気持ちになることがあってまさかまだひきずってるのかって自分にびっくりしたんだけどさ。
ただ、ドゥカちゃんとちがってどうすればよかったのかどうしたかったのかはわからないままで、もしやり直せるとなったところで何も変わらなさそうだわ。
この温泉の場面では番台さんが大優勝☆
片手をついてくるりと回転するあの動きは一体どうなっているの!!
それに連続ターンの美しさたるや・・そうだ確かこの方モナさん・・なるほどなるほどあの時もダンス素敵だったわ・・

怪盗ミッドナイト!そして名探偵あけちちゃん、このコンビもかわいらしくてニコニコしちゃう。
お互いのスキがばっちりかみあうっていう相性のよさ、よく出会えたねってうれしくなる。
そして、ミッドナイトシャッフルが頭からはなれない(笑)

最後はここまでに登場したみんなで船に乗って・・空飛ぶ船だ~がよかったね。
船長さんのソロダンス・・かっこよかった・・と思い出しうっとり^^
最前列のときは端っこで角度があったからもあるかもだけど妙に照れて正視できないというもったいない状況にぐぬぬとなったけど、最後列ドセンのときは程よい距離があったおかげでロックオンして凝視。
あの時はまばたきしてなかった私。
花吹雪ばっとまいてキメキメのポーズに表情、もう最高♪
船から降りようとするドゥカちゃん、見守る船長みたいな構図あったよね?
背中を押す、というか肩に手を置いてそっと・・って。
(あれは船の後のシーンだっけ)
まわりではセメダインやロッキー、常連さんもぐっとパワーを送ってる感じでホロリ(再び)

なんだけど、ドゥカちゃんと船長さんの身長差に脳内でじたばたしてたりもした、最高♪

苔玉のとおるくん、その名まえの元になったとおるくん。
冒頭の告白シーンからあんな展開になってたのかって最初にみたときゾクゾクした。

最後はしあわせいっぱいのハッピーエンド。
やっぱりハッピーエンドがいいよね。
あー楽しかったで終わるのがいい。


今回は全公演にアフターイベントが。

木曜夜はアイドル合戦①



MCは脚本の竹村さんと、ミドリ先生の彩月さん。
まずはこのおふたりのダンスがあったんだけど、植松さんがしゅばっと現れたと思ったらスマホ構えて撮影しはじめて・・
それがめっちゃ楽しそうで、ふたりを見つつ植松さん見たりで私も楽しかった☆



対戦前の顔合わせみたいな感じで登場した面々。
衣装バレ防止でマント姿だけど、バッチバチっぽくていいね。



チーム名とかだしていいんだろうかとちょっとびびりつつ(笑)
メインのふたりもダンサーズも正統派みたいでかっこよかった、でもオタクたちに全部持ってかれた感。
素晴らしいチームワークだった。



そして帰ってきた文化祭3人組。
あの3人組がこの3人組のってややこしい状況にしばし点目、からの笑いすぎておなかいたい・・
で、結局なにがあったのかよくわからなかったとにかくおもしろかった~。





合戦というからには勝敗を決するわけで、客席の拍手をうけてのMC判定により先攻の勝利。
敗者には罰ゲームだそうだけどそれは後ほど、ということで。

日曜は出演者みんなでトーク大会。



出演者が全員集合、そしてMCは竹本さんと植松さん。
せっかくだからパシャリしたものの、座席と照明の関係なのか残念な感じに・・

今回はニコフロ初参加の方が半数近く、ということでニコフロどうだった?を順に聞いていくのが最初だったかな。
他校の女子高にいる感じ、とかなんかわかるーって思ったり。







植松さんの演出について理解しがたい時があるって発言やら、リハ中にオオサワさん衣装の靴に異変が起こった話やら、オオサワさんと彩月さんが後ろであんなことしてて周りは大変だった話やら、こちら側で何度か爆笑の渦が。
他にも楽しいお話いろいろあったのに、あと思い出すのは・・花吹雪が鼻にっていう亀山さん。
あんなかっこいいシーンでそんな展開があったとは(笑)



最後のご挨拶。
もう一度パシャリチャレンジしたけれど・・
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『薔薇散華』

2025-07-12 23:23:23 | 観たもの[2025]
『薔薇散華』
演劇集団☆邂逅
@布施PEベース



邂逅さん、夏の公演はテューダー朝の物語。
その終焉はどのようなものでなぜそうなったのか・・
いやもう、圧巻。

どちらかというと陰のある、何かに苦悩しているようなキャラクターにひかれがちな私。
登場人物に「異形の者」なんて紹介されていたらとうぜん気になるよね。
実際に見てみればまあ格好いいこと・・
衣装の統一性からか個性的なのに妙にチーム感あるなと思っていたら、途中でなるほどなーと。

テューダー朝の終わりの始まりのような、3人の女王たち。
三者三様、それぞれの苦しみがしみじみつらかった。

物語としての結末は納得の着地点。
歴史の流れの中のほんのひとコマであっても、懸命に生きた人がそこにいた。
これもう、これまでの2作とあわせて3部作、通しで観たい・・



カーテンコールでのお写真OKタイム。
すみっこから全体を収めるのは思いのほかむずかしく・・



公演グッズはパンフデザインのクロス☆
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『その笑顔さえ君の嘘』

2025-03-01 23:23:23 | 観たもの[2025]
『その笑顔さえ君の嘘』
九曜社
@シアターOM



15時の回を。

ああもうなんていえばいいのか・・あたたかい世界・・かな。
いろんな思いがそれぞれにまっすぐ届いている感じが心地よかった。

タイトルにもある「嘘」のこと。
人を傷つける嘘がダメなのは当然として、自分自身がつらくなる嘘もダメだっていうそんな感じのひとことがグッサリきた。
誰かのためにつく嘘で自分が苦しくなるのは仕方のないことだと思ってたんだけど、そっか・・

仲良し家族の会話ってちょっとこそばゆい感覚があるんだよな。
特に、みくちゃんのように社会人になろうとしている年代の娘とその父親っていう組み合わせが。
実際うちではそんなのなかったけど、だからこそちょっと想像してぎゃーってなる(笑)







カーテンコールにて、集合写真をパシャパシャ☆
みくちゃん、しあわせにね~♪




そして、大尉がマスターに^^
大きな愛でみんなを見守ってる人だった。
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『UNKNOWN WORLD』

2025-02-08 23:23:23 | 観たもの[2025]
『UNKNOWN WORLD』
N-TranceFish
@ABCホール



いよいよ最終章、THE LAST STAGE!
ついにここまできた・・
2023年にあと3公演で終了する宣言があっての3公演目。
最後の最後を見たかったけど予約出遅れたらすでに前売り完売、当日券あるかもだけどそれを当てにするのはこわいから。
それでもほぼうまってたんだろうね、席は最後列だった。
でも多分これ、最高列・・全体見渡せるしオープニングエンディングはもう、テンションあがる♪

オープニングの演出でいきなり最高潮まで引き上げられた気分、楽しい。
それと、セットのカクカクが格好よくて、どんどん変化していくのもよかったなー。

大統領のとりまきの人たちの会話が生々しくてぞわぞわしたり、雨の日に偶然出会ったであろうふたりの様子が変わっていくのをハラハラ見守ったりしながらこれはどういう状況なんだろうってついつい考えちゃう。
でもそういうのはすぐにダンスの華麗さや迫力に散らされちゃってただただ見とれるっていうね。
ほんとすごい。

2時間あっという間に過ぎていって、エンディング・・あの歌声はもしや?
にぎやかに、でもちょっと重々しい感じもありつつ終演。

これで最後なんだな、としみじみ。
でも、壊した後はまたなにかはじまるんだよねきっと。



お昼の回を。
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『はれの日』(18:00)

2025-01-18 23:55:00 | 観たもの[2025]
『はれの日』
九曜社
@シアターOM

はれの日、夜回。

エンディングが昼回とは違うってことだったからそのあたりを気にしながら。

いい人いた!のくだりが変わってた(よね?)からそれに関連してあっちもまとまっちゃうのかなーなんて想像したりして。
けど、そこはすんなり流れていってそろそろ終っちゃうよ??
となったそこでびっくり展開!

あーそういう方向で・・そういや町の発展に貢献したとかなんとか言われてたっけ・・ってことはあの人もお仲間?
それに、当人の意思が大切とか無理強いはしないとかそんな発言はやさしさというより価値観の違いだったのか?

そんなことをぐるぐる考えながらの帰路だった。
なんだろう、ちゃぶ台返しくらった気分・・^^;
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『はれの日』(15:00)

2025-01-18 23:23:00 | 観たもの[2025]
『はれの日』
九曜社
@シアターOM

はれの日、昼回。

登場人物の話し方が昭和っぽくてすき。
とはいいつつ、昭和って長いよねー
戦前戦後に高度経済成長時代、バブルも始まったのは昭和だったかな。
なんとなく、会話の内容からすると私の親世代が青年だった頃が舞台かな、と思いながら見てた。

いやあの、結婚は女のうにゃうにゃってやつもやもやするわね。
もらってもらいな、かたづいてなんてのも。なんか変なのって中高生に言われて、その親世代がずーーっとそういうもんだからって言うのもなんだかね。
確かにずっとそんな価値観が大勢をしめてたわけだからそこに疑問を持つのは難しいんだろうけど。

それでも、子どものしあわせを願う親の思いのひとつの形なんだろうな・・こうやって続いてきたことだからそれがいいに違いない、とか。

そうやってみると、カフェでの顔合わせからトントンと決まったであろうハレの日はその象徴なのかも。
ほっこりほっこり。
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『ふたりきり』

2025-01-12 23:23:23 | 観たもの[2025]
『ふたりきり』
九曜社
@スペースコラリオン



これのイメージだったのか、数珠繋ぎの文字が印象的だったからか、ふたりの会話劇が順繰りに展開するのかな、と。
実際、セットとしてソファというか長椅子というかそんな感じのが置かれていたからやっぱりそうなのねって。
でも、はじまってみたらなんか様子がちがうぞ・・??
そんな感じで勝手に混乱しながらだったんだけど、落ち着いて思い返してみるとそうじゃなくても何が起こってるんだろう?ってなりそう^^;
気がついたら会話だけじゃないふたり芝居が展開されていて、ひとり抜けて次の人とふたりになり前のひとりが抜けて次に別のひととふたりになりっていう数珠繋ぎに。
これが、やりとりがどれもおもしろいっていうのもあるけど時々さっきもこのセリフ聞いたような?とかさっきのやりとりの裏側ではこんなことが?とかそういうものがちりばめられていて、楽しい。
楽しくてまんまとひきこまれていくうちに全容が見えてきてなるほど納得。

それにしても、登場人物が次々入れ替わる展開って目の前の人たちに集中すると前のことよそに追いやりがちなんだけど、あれこのセリフ・・とかあの動きは・・とかちくちく刺激されてなにも取りこぼさずに全部抱えていける感じは爽快だなー

今年の観劇は最高の滑り出しだ☆



そして、オオサワさんの昭和40年代の奥さんっぽいお姿が衝撃的で・・なんであんなに似合うんだろう、思い出したら笑ってしまう・・
初期の戦隊ヒーローものであんな感じのお母さんたまにみかけるよね。
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