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なおのひとりごと

日々のあれこれや見たもの読んだものの感想などなど、つぶやいてみる。

『立川談春独演会』

2023-11-27 23:23:23 | -落語-
『立川談春独演会』
~三ヶ月連続 人情噺~
その二 「文七元結」
@森ノ宮ピロティホール



談春さん、人情話を3ヶ月連続で、の2ヶ月めは文七元結。
元結・・もっとい・・この響きがいいなって。
お話も江戸っ子お父ちゃんのはちゃめちゃっぷりが面白いやら腹立たしいやら。
あと、さのづちの女将さん(この呼び方でよかった?)の小言がぐさぐさ刺さる(笑)

本日3席めの文七元結、最後締めることができずに「もう限界」ってつっぷす談春さん。
精魂尽き果てたんだって。
(え、まさか足しびれたの??なんて思ってごめん)



仲入り前に2席続けてだったもんね、どっちも強烈キャラで消耗しそうだなって。
確かに幸兵衛さんの物言いにはイラッとした、時代が時代でもほんとにあれはありなのか?
だとしてもちょっとしんどい、と思っちゃった。
けちんぼさんは他人事として見聞きする分にはおもしろいかな・・落とし方はすきなタイプだった。





最後に三本締めするんだけど、その前にお写真撮っていいよ~タイムがあったの。
スマホの電源切ってたから再起動に時間かかって焦ったわ・・そういうのがあるんなら事前に教えて・・
三三さんとの二人会の時にもあったけどあれはあの時だけのお楽しみだと思ってたから今日は予想もしてなくて。
そして、今日はほぼサイコー列だったからめいっぱいズームしてもこれが精一杯。
もっとアップで撮りたかったなー、来月のフェスも結構後方席だから期待薄だし。
でも今後もそういうことにしてくれるならいつかどアップ撮れる日もあるかもね。

来月のフェスティバルホール独演会、もう何年も恒例の「芝浜」なんだけど、去年、大改編されたのよね。
もちろん今年もそれを・・さらにブラッシュアップしたバージョンになるそうで。
でも、元の芝浜を知らないと何が変わったのか??ってなるだろうから、元はこうでこんな風に変えたよ、なんて解説風にやってみようかというのが今年のポイントみたい。
談春さんの元の芝浜って談志師匠ってことなんだけど、「談志の芝浜、10年くらいやってないな」ってぼそり。
なるほど、一昨年まで聴いてた芝浜も談春さんのアレンジがあって師匠のそのままのではなかったんだ。
何を思ってどう変えたのか、そんなお話も聞けるなんて楽しみ☆
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『立川談春 独演会』(高槻)

2023-04-02 23:45:00 | -落語-
『立川談春 独演会』
@高槻城公園芸術文化劇場 トリシマホール



昨日の今日で高槻。
オープンしたてのぴっかぴかのホールで、でも談春さん曰く、こけら落とし公演ではないんだとか・・(笑)

なんだかテンション高めな談春さん、ちょっと珍しい??
お話があっちこっちとっちらかってきてるな、と思ってたらはしゃいでて自分でも何言ってるんだか~みたいになってた談春さん、これはかなり珍しいお姿だわ。
でも流石なのは最後にはきれいに全部回収してみせたところ。
いろんな話がでたなかでどれが内緒事だったのかあやふやになってきたからまるっとお口はミッフィー。
さだまさしさんとだと何してもおもしろくなるのねきっと。
今までに聞いたのではさださんの島で志の輔さんも一緒で~が最高だったけど、今日の奈良でのお話はそれ以上かも☆



最初のお話、宮戸川。
将棋に夢中で帰りが遅くなり締め出された半七と、同じくかるたに夢中で帰りが遅くなり締め出された隣家のお花。
ふたりは同い年の幼馴染、気安いやりとりが楽しい。
お花のほうが余裕ありげでなにか言うたびに半七があたふたする感じ。
半ちゃんってよびかけるのがなんともかわいらしくてぞくぞくするー
結局ふたりして半七のおじさんの家に行って、それから・・

そして続くは御神酒徳利、これはまたおおものだな、と。
お店の宝ともいえる御神酒徳利をうっかり隠す形になっちゃった番頭さん、なくなったーと騒ぎになってやれやれと思いながら帰宅するやそのことを思い出して血の気がひき・・
これを挽回するために奥さんに泣きついたらとんでもない展開になったよ、話の広がり方がすごかった、笑いどころ盛沢山。
なんなんだろうこれは・・ご都合主義のようにも見えるけど結局はこの番頭さんの人柄がそうさせたのかな、なんて思ったり。

今日もとてもいい時間だった。
4月のスタートダッシュ大成功って感じ。





このトリシマホールは音響にすごくこだわったホールなんだって。
壁面には木がボコボコと不規則な凹凸をつくっていて、遠目にみるとちょっとぞわぞわする・・
外観もちょっとおもしろいよね、この中にはホールがふたつ?あと会議室とかいうスペースにベーカリーも入ってた。
建物の周囲も広々とした広場になっていてベンチも設置してあったし開場までゆったりすごせそうだな、と思った。
(日当たりばっちりでつらいかもだけど)
駅をでてからはほぼ一本道で場所はわかりやすくてよかったかな、ただ歩道がせまくて終演後一斉に出るとかなり歩きにくくなるね。
あ、これは阪急の高槻市駅の場合。
JRだとどうなのかな、ちょっと歩く距離が長くなるみたいだけど。
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『立川談春 独演会』(姫路)

2023-04-01 23:39:32 | -落語-
『立川談春 独演会』
@アクリエひめじ 大ホール



姫路、遠かった・・そして会場も遠かった・・
というのもせっかく遠出するんだからって公演の前にちょっと公園へ、なんてしてそこから延々歩いたもんだからとにかく遠かった・・
帰りはデッキをあるいてショッピングモールみたいなの通り抜けてまたデッキで駅までいったらそんなに遠くはなかったからね(近いとはいわない)

そんなこんなで会場にたどり着いた時にはもうぐったりでさ。
開演まで30分くらいあったのかな、座ってぼーっとしてなんとか回復。
さあ、紺屋高尾だ☆



談春さん、姫路はお初だそうで。
明石にはきたことがあって、加古川で痛い目にあって・・ってことらしい(笑)

紺屋高尾、好きなお話で楽しみにしてた。
そしたら、過去にどんな演目があったかの記録を確認したら直近で紺屋高尾があったそうで・・
しかもその紺屋高尾は談春さんが稽古つけたものをさらに教わって演じられたことがわかって、同じ話が続くのはどうなんだってことになったんだって(談春さんのなかで)。
でも、主催者側は演目として発表しているからにはぜひともってことで折り合いがついたようで無事にね。

高尾大夫のくるわ言葉のくすぐったい感じとか、親方を言いくるめたり豹変してキュンキュンしちゃうおかみさんのかわいらしさとかほんとすき。
おわってみれば登場人物みんないい人で幸せな世界だな~って思う。

そして続くは文七元結。
これも談春さんではもはやお馴染み感あり・・
橋の上での攻防といい、家に戻ってのおかみさんとの攻防といい、熱くて重くて肩に力入っちゃうのよねぇ。
話し終えて万来の拍手の中、客席にむかって拍手しながら談春さん、この二席では聞く方もお疲れでしょうみたいなことをぽろりと。
確かにそれはそうかも。
満足通り越してお腹いっぱいというかちょっと放心状態な感じ。
いやでもここまできたかいあった、とてもよかった。
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『立川談春 独演会 ~談春、芝浜を変えます~』

2022-12-28 23:09:42 | -落語-
『立川談春 独演会
  ~談春、芝浜を変えます~
 「これからの芝浜」』
@フェスティバルホール



年の瀬にフェスで談春さんの芝浜を聴く。
やっぱりこれよねー。
そのうえ今回は、芝浜を変えるってことで・・
どういうことになるのか楽しみ半分怖さ半分くらいな感じで会場へ。



エスカレーター上がる前のこのブルーでまずテンションあがる^^



最初は「うどん屋」
そもそもうどんは風邪薬だったんだ、とか大阪のうどんと東京のうどんの違いとか、住之江の話とか、楽しくお話きいていたらするすると入り込んでた感じ。
なんでも談春さんあこがれのお話だとかで、40年経ってようやくチャレンジできたんだとか。
うどんの食べ方がすごくいいなーってみとれてた(笑)
席が前方の端っこだったからほぼ横顔で、実はそんな距離でもお顔がくっきりはっきりは見えなくて表情までしっかり、とはいかなかったのになんでだろう・・雰囲気?

次は「除夜の雪」
なんとも後味の悪いお話で・・というか腹立たしい・・

そして一休みしたあとはいよいよ「芝浜」
いきなり始まって、そこからもう違うのねーとびっくり。
なんだか、本来のお話の裏側をのぞいているみたいでなるほどなるほど・・と。
でも段々それだけじゃないぞって引き込まれて、ここからどう展開するのか興味津々、とてもおもしろい。
最後の一言はもう全身ぞわぞわして泣きそうになった。
先に披露した東京では、そこまで変えなくても・・みたいな反応が多かったそう。
でも、芝浜を変えるんだって言ったら、革命家になるんですか!?と返してきた人と、芝浜変えたんだって言ったら、革命家になったのか~って返してきた人がいたんだとか。
それくらいのことだったのね・・

私は元のはもちろんだけど、今回の芝浜好きだなーって思った。
おかみさんの気持ち、だんなさんの気持ち、巻き込まれた感ある大家さんのナイスアシスト、どれも共感できるよ。
語り終えた後のご挨拶で、批判も肯定も今は受け取る気力がないって談春さん。
精も根も尽き果てたって感じの口調が印象的だった。

最後はいつものように三本締め、からの万雷の拍手で静かに幕がおりてついに終演。
これで今年の落語納め、すばらしいひとときだった。



来年の談春さん、関西は4月に姫路と高槻で独演会、9月に西宮で三三さんとの圓朝リレー、10月に神戸で独演会が今のところの予定だって。
あとはどうする家康を要チェック☆
そしてそして、今は唯一の(?)お弟子さん、こはるさんがいよいよ真打にって。
お披露目はいつかな・・



フェスティバルホールはもう新年を迎える準備万端みたい^^
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『立川談春 独演会』

2022-09-23 21:46:54 | -落語-
『立川談春 独演会』
@フェニーチェ堺



初フェニーチェ^^
確かこけら落としが志の輔さんでチケットとれなくて・・あれはいつだっけ?
ともあれそれ以来機会がなくてようやく初めて来た。
まあきれいなホール・・天井高いなーいい感じ。

今回2列目の真ん中あたり、談春さんがほぼ正面でめっちゃ近い。
なのに、奥にスクリーンがあってそこにも談春さん!
これは2階3階席の人向けであって、1階前方の人には邪魔になるのはわかってるって談春さんが(笑)
確かにちょっと気が散るかもなーと最初は思ったんだけど聞き入っちゃうとあまり視界に入ってこなくてほとんど影響なかった。
実際にそっちの席で見え方確認されたそうで、これがないと何してるわからないかも・・だそう。
前半は全体が映る様に、後半は主にお顔のアップになるという予告も。



権兵衛狸、はじめて聴いたかな・・いつもと雰囲気が違う感じでこれもいいなーと。
どこのだかわからない話しぶりが妙にクリアに聞こえてきた。

ぞろぞろ、これもはじめて?でも内容は知ってる気がしたな・・
軽やかにテンポよくすとんと落ちる。
一瞬の間があって笑いと拍手が響く流れが爽快☆

そして、ねずみ穴。
これはもう何度目だろう、内容は頭に入ってるから出だしであれかーってわかるとずーんってなるんだよね^^;
結末はともかく兄弟のやり取りがこっちのコンディションによってはめちゃめちゃしんどいからさ・・
今回は表情がくっきりはっきり見えたおかげでいつもより強烈だったけど苦しくはなかったね。
ちょっと引き気味に聞けた気がする、うん、とてもよかった。



【速報】年末に!フェスで!!芝浜!!!
やったー!!最速先行でチケットとったし、今年の落語納めは談春さんに決定♪

どうやらアレンジを施すお考えのようで、ちょっとばかりこわさもありつつ・・でもやっぱり楽しみ~

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『志の輔らくご in 森ノ宮2022』

2022-09-04 23:21:46 | -落語-
『志の輔らくご in 森ノ宮2022』
@森ノ宮ピロティホール



今年もピロティにて独演会。木~日、4日間公演の最終日にやってきた。

まずはお弟子さんから。
このお話は何度かきいたことあるなーと、聞きながら内容思い出してた。
さらさらあっさり終わった印象、うん軽やか。

そして志の輔さん。
今日のために3日間リハーサルを重ねて参りました!
って、これはもうお約束の一言ね。
ちゃんとどの日も今日のためにっていうフレーズがあるんだよね^^
あと、ひさしぶりに聞けたの、富山は人口の半分はホタルイカ☆
なんか好きこれ。

お話は創作と古典のふたつ。
どっちも聞くのはお初だったような・・
やっぱりいいね、聞き入っちゃう。
まだまだ暑いこの時期だからこそできた演目だったって。
ピロティは11月に公演が多かったもんね。

今年は春秋座も博多も行かないからこれが最後の志の輔さんかも。
年明け恒例のPARCOは行く方向で考え中☆
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『談春五夜』(第五夜)

2022-05-07 22:33:44 | -落語-
『談春五夜』(第五夜)
@浅草公会堂



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『談春五夜』(第四夜)

2022-05-06 22:33:44 | -落語-
『談春五夜』(第四夜)
@浅草公会堂





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『立川志の輔 独演会』

2021-11-20 22:46:07 | -落語-
『立川志の輔 独演会』
@京都芸術劇場 春秋座



相変わらずきっつい階段・・を避けてはじめてエレベーター使ってみた。
楽でいいね~このご時世だから乗りすぎないように誘導もちゃんとしてくれてるし。



今回は記念公演ということで、二部構成・・

第一部 「大忠臣蔵」~仮名手本忠臣蔵のすべて~
第二部 落語『中村仲蔵』



大忠臣蔵、これは落語ではなく。
サブタイトルのとおり、仮名手本忠臣蔵のすべてをあらすじをたどる感じでざーっとお話されるのね。
登場人物などなど描かれた大きな板が3枚、これが扉が開くように移動するとそこにはスクリーンが。
そこにうつる映像を見ながら時に演台の前に座り、時に立ち上がり身振り手振りも交えて流れるように進んでいく。
これが楽しいやら感心するやらで引き込まれる。



そして続く中村仲蔵・・これはやっぱり花道がないとね。
というか、この劇場で演じられるのがいちばん。



年に1度、志の輔さんを聴きにここにくるのが楽しみで・・チケット取れなくて無念だった年もあったけど。
今年も無事に聴けてよかった。すばらしかった・・
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博多・天神落語まつり 2021

2021-11-04 23:23:23 | -落語-
今年も博多へ。
談春さんご出演会を目当てに日帰りチャレンジ。



F-3『どんな会になるの会』
F-4『たっぷり聴いてみよう会』
@FFGホール


(ロビーに人だかりできるのを回避するためにって演目は後日公式サイトに掲載方式・・後日っていつなんだろう、ちなみに今日は11/14)

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