「無職なのにモテる男たち」の魅力――女子が証言する無職だからこその利点とは?
2016年4月28日 9時3分
日刊SPA!
「無職なのにモテる男たち」の魅力――女子が証言する無職だからこその利点とは?
医者や弁護士、大企業の会社員など、高収入の職業が女性にモテるのは何ら珍しい話ではない。しかし一方で、男性以上に稼ぐ女性が増えてきたこともあってか、昨今、意外なモテを獲得しているのが無職男性である。
無職だからこその利点とは何なのか、実際にモテている無職たちや、無職と付き合っている女性たちの声を紹介していこう。
◆「LINE即レス」「呼べば来る」都合のいい男
「学生時代の友達は、みんな忙しくなってしまって、気楽に飲みに誘えるのはいつの間にか彼だけになってしまいました。なんとなく誰かと飲みながら話したい時に、いちいち時間を決めなくても来てくれるから重宝します」(Kさん・女性・30歳・サービス業)というように、無職の大きなアドバンテージがフットワークの軽さ、そして、LINEなどの連絡のレスが早いことだ。
それゆえ「逆に行かないと『無職のくせに!』と怒られる。そういう時は本当に電車賃さえなかったりもするんだけど」という無職男性(Iさん・26歳・無職歴2年)の声も聞かれる。
また、お金はないが時間はある彼らが足繁く通いがちなのが、ブックオフとTSUTAYA。
「実家暮らしの大学時代の先輩は、昔から好きなものの趣味が同じで、今でもおもしろい映画やオススメの漫画を教えてくれるんです」(Oさん・女性・24歳・営業)と、多忙な会社勤めのOLを相手に、信頼できるキュレーター的な役割も果たす無職男性も少なくないよう。「無職というだけでツイッターとかSNSが妙に面白くて。なにかと見てしまいまうアカウントがあります」(Mさん・女性・30歳・IT)。
LINEのレスは早く、電話には必ず出て、飲み会に呼べば来る(もちろん飲み代は奢り)。そんな“都合のいい男”は同性・異性を問わず、一定の需要があるようだ。
◆長年、交際してズルズルと。気づけば無職に
「大学を出てからというもの、人間関係に悩み非正規職を転々としてきた」という無職の男性(Kさん・28歳・無職歴1年半)は、現在、大学で同級生だった金融系総合職の女性と付き合っている。
「まあ、誰しも働いていたら職場で上司に理不尽なこと言われたりするわけで。職場の人間関係に悩んできた僕からすれば、“試練”があっても一人の女性を相手するほうがいい。産めるものなら僕が子供産みたい。でも『これってDVなんじゃないか』って時もあって、たまに熟年離婚を切り出す奥さんの気持ちが、わかっちゃったりしますね」と本音を漏らす。一見、良好な交際の裏には様々な努力や忍耐があるのかもしれない。
別の無職男性と交際する女性からは、「大学時代から付き合い始めた彼氏は無職です。出会った当時、彼は会社員として30万円くらい稼いでいたんですけど、私が就職すると収入があっという間に逆転してしまった。気づけば彼は完全にハウスキーパーに」(Tさん・女性・29歳・メーカー)という話や、「1年以上前に会社をやめた彼がずっと就職活動していて、去年の年末までに決まらなかったら、別れるつもりだったんですけど、同棲だと新しく一人部屋を探したりするのが面倒くさくて。今でもズルズルと続いています」(Sさん・女性・27歳・サービス業)といった話も聞けた。
◆バイト先でベテランになると辞められない
これに加えて、歳を経て結果的に無職というパターンのほか、厳密に言えば無職ではないフリーター・学生(文系大学を出て美大などに進学)と付き合う例も珍しくなかった。
「地方から進学で上京してきた彼氏は、今もフリーターです。学生時代からずっと同じ居酒屋でアルバイトをしています。彼のバイトの同僚だったバンドマンや学生バイトが就職で辞めていったなか、もう10年近く働いています。バイトの時給はマックスまで昇給しているので、辞めたくないと聞いています。その店の店長よりも彼は長く勤めているので、仕事は基本的に他の人に任せて、クレーム対応以外は、ほぼスマホゲームしているらしいです。正直ちょっと羨ましい(笑)」(Hさん・女性・30歳・事務)
時間的な余裕と、不思議な立場を獲得している彼ら。働かない2割がいるからこそ、働き蟻は働けるのかもしれない。
2016年4月28日 9時3分
日刊SPA!
「無職なのにモテる男たち」の魅力――女子が証言する無職だからこその利点とは?
医者や弁護士、大企業の会社員など、高収入の職業が女性にモテるのは何ら珍しい話ではない。しかし一方で、男性以上に稼ぐ女性が増えてきたこともあってか、昨今、意外なモテを獲得しているのが無職男性である。
無職だからこその利点とは何なのか、実際にモテている無職たちや、無職と付き合っている女性たちの声を紹介していこう。
◆「LINE即レス」「呼べば来る」都合のいい男
「学生時代の友達は、みんな忙しくなってしまって、気楽に飲みに誘えるのはいつの間にか彼だけになってしまいました。なんとなく誰かと飲みながら話したい時に、いちいち時間を決めなくても来てくれるから重宝します」(Kさん・女性・30歳・サービス業)というように、無職の大きなアドバンテージがフットワークの軽さ、そして、LINEなどの連絡のレスが早いことだ。
それゆえ「逆に行かないと『無職のくせに!』と怒られる。そういう時は本当に電車賃さえなかったりもするんだけど」という無職男性(Iさん・26歳・無職歴2年)の声も聞かれる。
また、お金はないが時間はある彼らが足繁く通いがちなのが、ブックオフとTSUTAYA。
「実家暮らしの大学時代の先輩は、昔から好きなものの趣味が同じで、今でもおもしろい映画やオススメの漫画を教えてくれるんです」(Oさん・女性・24歳・営業)と、多忙な会社勤めのOLを相手に、信頼できるキュレーター的な役割も果たす無職男性も少なくないよう。「無職というだけでツイッターとかSNSが妙に面白くて。なにかと見てしまいまうアカウントがあります」(Mさん・女性・30歳・IT)。
LINEのレスは早く、電話には必ず出て、飲み会に呼べば来る(もちろん飲み代は奢り)。そんな“都合のいい男”は同性・異性を問わず、一定の需要があるようだ。
◆長年、交際してズルズルと。気づけば無職に
「大学を出てからというもの、人間関係に悩み非正規職を転々としてきた」という無職の男性(Kさん・28歳・無職歴1年半)は、現在、大学で同級生だった金融系総合職の女性と付き合っている。
「まあ、誰しも働いていたら職場で上司に理不尽なこと言われたりするわけで。職場の人間関係に悩んできた僕からすれば、“試練”があっても一人の女性を相手するほうがいい。産めるものなら僕が子供産みたい。でも『これってDVなんじゃないか』って時もあって、たまに熟年離婚を切り出す奥さんの気持ちが、わかっちゃったりしますね」と本音を漏らす。一見、良好な交際の裏には様々な努力や忍耐があるのかもしれない。
別の無職男性と交際する女性からは、「大学時代から付き合い始めた彼氏は無職です。出会った当時、彼は会社員として30万円くらい稼いでいたんですけど、私が就職すると収入があっという間に逆転してしまった。気づけば彼は完全にハウスキーパーに」(Tさん・女性・29歳・メーカー)という話や、「1年以上前に会社をやめた彼がずっと就職活動していて、去年の年末までに決まらなかったら、別れるつもりだったんですけど、同棲だと新しく一人部屋を探したりするのが面倒くさくて。今でもズルズルと続いています」(Sさん・女性・27歳・サービス業)といった話も聞けた。
◆バイト先でベテランになると辞められない
これに加えて、歳を経て結果的に無職というパターンのほか、厳密に言えば無職ではないフリーター・学生(文系大学を出て美大などに進学)と付き合う例も珍しくなかった。
「地方から進学で上京してきた彼氏は、今もフリーターです。学生時代からずっと同じ居酒屋でアルバイトをしています。彼のバイトの同僚だったバンドマンや学生バイトが就職で辞めていったなか、もう10年近く働いています。バイトの時給はマックスまで昇給しているので、辞めたくないと聞いています。その店の店長よりも彼は長く勤めているので、仕事は基本的に他の人に任せて、クレーム対応以外は、ほぼスマホゲームしているらしいです。正直ちょっと羨ましい(笑)」(Hさん・女性・30歳・事務)
時間的な余裕と、不思議な立場を獲得している彼ら。働かない2割がいるからこそ、働き蟻は働けるのかもしれない。