ナチは方法論としてすべてを徹底して美化して良くということをやった。すると、絶対感情と宗教性が一体化し、戦争肯定論へと一気に突き進んでしまいます。これがヒトラーナチスの使った方法論です。この悪しき歴史に私たちは学び、物事は、ひたすら美化するのではなく、真実を見極めるために全体を正しく総体として見ることが大切になるということです。隠す、隠ぺいする、伝えないということこそが、悪しき歴史の引き金になってしまいます。今の、安倍政権とさらにはそれに随伴するNHKをはじめとするメディアも、その加担者たちです。
ヒトラーのナチスの特徴のひとつに、ともかく美化して良いことばかりを言うという方法論がありました。悪いことは見ずに、良いことを大々的に吹聴する。やがて、悪いことを押し隠して見せない、見ないようにして、その暗い部分も偽装して美化しまくる。全面的に美化し、明るくしようとする。ところが、実態は大きくかけ離れていった。これと同じことが、日本でもいま、まさに起きている。