言葉からみた宗教と法
宗教的倫理が、倫理を超えて人を律する規範へと処罰を伴って分離されれば、制度としての法に転化したとみていいのではないか。つまり、宗教の倫理観が処罰を伴い規制へと変わることで法規範として転換し、政治と宗教が分離され切り離されていく。道徳律から純然たる規範化へと言葉が変わる法律言語化が、国家への転換の起源といえる。
宗教的倫理が、倫理を超えて人を律する規範へと処罰を伴って分離されれば、制度としての法に転化したとみていいのではないか。つまり、宗教の倫理観が処罰を伴い規制へと変わることで法規範として転換し、政治と宗教が分離され切り離されていく。道徳律から純然たる規範化へと言葉が変わる法律言語化が、国家への転換の起源といえる。