しばらく乳がん治療のことを書いていませんでした。
ちょっと今日は愚痴、というか文句?というか・・・多くなります。
ブログ書くのいつ以来かなあ?今見たら6月28日が最後でした。
ちゃんと毎月診察に行ってましたよ。
変わらないんですよね、全然。
「触って変化はありますか?」って毎月聞かれるけどわからない。
そんな8月お盆明けの診察時に「お薬変えましょう」と。
はい、わかりました。
この日はすごく混んでいて大学病院並みに待ちました。
過去の診察で学んだことなんですけど、午後1番の診察が取れないとかなり待つ。だから午後1番を取りたかったんですけど取れなくて午後2の予約になりました。そうなると先生の診察、超音波はちゃんとやってくれるけど雑になるというか機嫌が悪くなるというか。
そういう先生なんだと割り切っていたのですが、8月の診察でこれまで溜まっていた小さなストレスがあふれてしまい先生の考え方というか先生の人間性というか、信用できなくなりました。
何があったかというと、待合で会計を待っていたら薬剤師さんが来て「いつから薬を変更すると聞いていますか?」と。
私は今日からのつもりでいたのですが、薬剤師さんの話を聞くと今まで毎日1錠飲んでいた薬とは違って、3週間飲んだら1週間休みの飲み薬とお尻に注射を2週に1回、2回目からは4週に1回打つ薬になり、金額が15万円ほどすると。
は?
15万円?
注射?
何にも聞かされてないんですけど・・・。
そんな高額な薬を使うどうか今決めろって?
決められません。
そもそもそういう薬を使う理由はなぜ?その説明をされてない。
この場では決められなくて、翌日電話することにして一度持ち帰りました。
家に帰ってからもモヤモヤ。どんな薬なのか調べてみたり。
考えれば考えるほど疑問というか雑に扱われたというか、この病院にかかっていて大丈夫なのか、いろいろ考えました。
旦那さんとも話をして翌日薬剤師さんに電話しました。
「この病院は、薬を大幅に変えるときに医師からの説明はなく、薬剤師さんがするのですか?」
8月の診察で一番疑問に思ったことです。
薬剤師さんからは「ケースバイケース」と。
それってどうなんだろう?
同じような薬を変えるならそれでもいいけど、今回のように大幅に変わるのに医師からの説明がないのはどうなの?
この薬剤師さんは今回の場合「医師から説明するべきだと思う」と言いました。
今までの通院で思ったことを薬剤師さんに話して「先生が何を考えてるかわからないし、信用できなくなってる」と伝えたところ、薬剤師さんに言われたことは、
「自分は立場上、先生よりも密に患者さんと話すことがあり様々な悩みも効きます。naruminさんのお話を聞くと、他の病院で診てもらうこと考えてもいいと思います」と。
もし、他院でのセカンドを望むなら責任もって私が予約を取るし必要な書類を作ると(急いで作ったんだろうねー22年と23年、打ち間違えてたよ)。
その時点で紹介できる病院とその理由を教えていただき、私は旦那さんと相談してから連絡すると電話を切りました。
紹介してくれた病院の中で第一希望の仮にA病院とします。
A病院に電話をして、こういう事情で予約を取る場合いつ頃取れるか聞いたところ、内容によるけど早ければ9月上旬に取れるとのこと。
旦那さんとさらに相談して翌日薬剤師さんに予約を取ってくれるようお願いしました。
その日は土曜日だったので週明けすぐに予約をしてくれました。それが9月2日。
私は「手術も考えたい」と薬剤師さんに伝えていたので薬剤師さんは「手術前提で予約しました」と。
通常のセカンドオピニオンだと、A病院でのセカンドから一度かかりつけ医に戻されるらしくて、それだと時間がもったいないから手術前提での予約にしたと。
病院のHPを見たらセカンドオピニオンは15時以降だったけど、予約取れた時間はもっと早かったんです。そういうことか~。
今までの画像はCDRに落として先に紹介状ともに送るそうです。CDR代や送料かかりますけどそんなのどうってことありません。前もって資料を見るということですから。
そして迎えた9月2日。
行ったことのない地域の行ったことない病院。ただ、ずーっとこの地に住んでいる友達がここでとある手術をすると聞いていたので友達に情報はもらうことができました。
その後自分でも調べて「行けなくはないな」と思えました。
A病院へのバスは1時間に1本くらいあるので何とかなるかな~。
9月2日、担当の先生には薬剤師さんとのやり取りを話して今ここにいる、元主治医に疑問があるという話をしました。
そこで言われたことをまとめると、
・自分が最初から診ていたら手術
・画像だけ見ると温存可能、でも検査をしてみないとわからない
・ステージはⅠ(最大2.1ミリだからⅡと診断した元主治医の診断もわかると)
・元主治医が薬を変えようとしたのは大きくなっていたからと思われる
と。
は?大きくなってる???そんなの聞いてませんけど?
「今初めて聞きました」
どうやらミリ単位とのことですけど、そんな話聞いてないし。
もう元主治医の元に戻ることは絶対ないとこのとき決めました。
この日のうちに血液検査と心電図、レントゲンを撮りました。
血液検査、大きさは違うけど6本!長かったな~。パーテーションに貼ってあった柴犬に癒されました。
看護師さんに聞いたら「気休めかもしれないけど~」と。そんなことはないです、できれば猫もお願いします。
そして昨日、MRIを撮ってきました。
MRI、数年前に実家で3日間頭痛が止まらなかったときに紹介された病院で経験ありです。
ただあんまり覚えてない。
MIRは5月にその時のかかりつけ医で撮りましたが、今回はガドリニウム造影剤を入れて撮るとのこと。
だからなのか午前中の時は朝食抜き、午後の時はお昼抜きのようです。
5月のMRIでは食事について何も言われなかったのでね。
狭いところも全然怖くないし、喘息とかの持病もないので基本的には問題ないと思うのですが、やっぱり稀に体調が悪くなることがあるそうで注意事項が書かれたものを事前に読みました。
うーん、怖いね。
稀だと言っても怖いね。その「稀」に入る場合があるってことだし。
今、こうやってブログを書けてよかったです。
MRIは予約の30分前に受付をして着替えたあと、腕の静脈から点滴の針を刺されます。そのあと、20分うつぶせで耳栓を付けられて撮影。
ボールのようなものを持たされて「途中で気分が悪くなったりしびれたり、おかしいなと思ったら握ってください」と。
撮影中は、いろんな音がして耳栓なしでは確かにきついです。
途中でむせちゃったので咳をしたけど問題なかったみたい。
撮影中に1回、息を吸って止めてとアナウンスがあってそのあとだったかな、忘れちゃったけど針を刺した右腕に違和感がありました。
造影剤が入っていく感じ?点滴も起きているときにされた記憶がほぼないので、薬が入っていくってこういう感覚なの?とひとり考えました。
昨日はMRIだけだったので、お会計をして終了。
お友達から「売店でたまに病院で焼いたパンを売ってるから」と教えてもらっていたので行ってみました。
最近はやりの~というパンではなく素朴なパンと聞いていたのですが、素朴というかなぜここにあるの?と思うパンがありビックリしちゃいました。
左のパンは北海道産はちみつを使ったバターパンなんですけど、右のパンなんです。
なんと「エンサイマダ」ではありませんか~!!なぜここにエンサイマダがあるの?
思わず手に取りました。
レジの方は「エンサイマダってなんのことかわからないんです」と。
そりゃそうだよね。
私が知っている「エンサイマダ」は、スペインのマヨルカ島発祥のエンサイマダがスペイン人によってフィリピンに伝わって、フィリピン人の好みの味に変わっていったパン。
ブリオッシュ生地でお砂糖とチーズクリームが特徴です。
このお店のエンサイマダもそうだったのでフィリピンのエンサイマダだとわかりました。
甘さはちょっと控えめでしょっぱさも控えめかな~。もっと「おうっ」となる味だったはず。
でも懐かしい。
正直なところ、不安でいっぱいです。
1年以上薬物療法をしてきたけど、これは間違いだったのではないか。
やっぱりわかった時点で他院でセカンド、サードと受けるべきだったのではないか。
私はこの先どのくらい生きられるのか。
体は日傘さして30分歩いても問題ないほど元気。お友達には「少なくともA病院に通院される方の体とは思えない」と言われました。
がん患者とは私も思えません。
だからこそわからなくなるし、どうなんだろうって。
新しい服を買っていいのか考えるし、会いたい人には会っておきたいなと思うし。
いろいろ調べると訳が分からなくなるので、調べるのはやめてます。
医師や看護師さんのお友達もいるけど、がんとは無縁の病院勤務だったりするから相談もしてませんし手術することも言ってません。
医療従事者だからって話されても困るしね。
大きな病院とか保険会社のサービスで話を聞いてくれることがありますから、こういうのを利用したらいいだろうなと思っています。
次は来週、診察とCTと超音波です。
少しは歩くのが楽になるくらい涼しくなっているといいなあ。
愚痴、聞いていただきありがとうございました。
初めまして。
いろいろ大変でしたね!
私も4年前一番最初の病院でひどい扱いを受け、主人サイトでいい先生に巡り合い手術前はもう先生に身体全部委ねます!くらいに家族全員信頼して手術に臨みました。
怖かったけど、そんな気持ちで臨んだので不安は無かったです。
思い切ってセカンド見つけられ良かったですね!
いい方向へ向かわれること応援してます!
私は卵巣がんだったので乳がんのことはわかりませんが、がんになってわかった事は、
がんになった人にしか、がんになった気持ちはわからない。という事です。
応援してます!
温かいお言葉をありがとうございます。
卵巣がんを患われたのですね。
とても良い先生に出会え、無事に手術が成功して本当に良かったです。
私の父が肺がんでしたが、その時の気持ちを思うと申し訳なく思います。
くぅさんのおっしゃる通り、「がん患者の気持ちはがんになった人しかわからないものだ」と自分が罹患して思いました。
自分の体のことなので、最終的にどうするかは自分で決めなければなりませんが、考えることが多くて頭が痛いです。
その中での応援コメント、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。