習志野市民フォーラム

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12月議会陳情傍聴記

2015年12月12日 | 市議会
12月議会の委員会を傍聴された方からの投稿がありましたので陳情文含めて掲載します。


12月市議会に提出された請願、陳情8件が10、11日の常任委員会で審議されます。
その他、議案として新市庁舎工事費補正予算問題はじめ、情報公開で常に問題となる
「行政不服審査委員会」8部を6部体制にする「行政組織の統合」、マイナンバー制に
関連した「個人情報保護条例」など重要な問題が並んでいました。

午前中に開かれた建設常任委員会に付託された陳情は一件もありませんでした。
しかしパンク状態で問題になった谷津小学校の建替え計画(平成27~32年)が、何と、
議案69号「習志野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する
条例の制定について」として議論され、委員会の全員一致で採択・可決されました。
議案名からして、傍聴者には何が何やら分からず終いでした。
ただ参考人が教育委員会教育総務部になってから、小出しにされた説明でおぼろげながら知ることが出来た内容です
基本計画と実施計画を一括プロポーザル方式で募集した。
その結果、一次審査10社、二次審査が5社、最終佐藤綜合が3階案が出ているとのこと。
公聴会や戸別訪問をしたそうですが、周辺地域への説明が十分行われているのか確認できませんでした。
平成28年度には決まるそうです。賛成した委員側からは立体図、仕様書など基本的な資料の提出が求められました。
(事後ですから些か不安になりました。)

「陳情3件の審議結果」
受理番号42号 「基礎杭計画が変更になり工費増となった市庁舎建設工事の一旦停止を求める陳情」。
基本設計のための準備段階について落ち度はなかった。
責任の所在を問われるような問題ではない。で押し切られました。費用は既に議案で補正予算として可決済みでしたが、
ボーリング調査に問題はなかったか、など掘り下げた追及ができなかったかと思いました。

同43号「文教住宅都市習志野市憲章を活かし南の玄関口・新習志野駅周辺の活性化を求める陳情」。
現状追認、夢も希望もない答弁でした。大学とのまちづくりの協同作業なども積極的に推進したいという姿勢な感じられず、
そもそもこうした陳情を受け止める機能が習志野市には存在しないのだと思われました。

同44号「旧市庁舎跡地について売却を唯一の選択肢としないようご検討願います」。
上記陳情と同じく審査する姿勢を示したのは、入沢、立崎の両議員でした。
陳情は「できれば売却以外の選択肢について検討できないか」という常識的なお願いであり、これが「売却だ」という
「不動産業界が小躍りするような「結果」を招くことになったのは全く心外でした。

上記3陳情は、いずれも入沢俊行(日本共産党)、立崎誠一(民意と歩む会)両委員の賛成で少数否決で不採択となりました。
多数の反対した委員は、加瀬敏男(元気な習志野をつくる会)、関桂次(輝く習志野をつくる会)、鮎川由美(真政会)、
中山恭順(環境みらい)でした。(議長)木村孝浩(公明)
記録 T氏

※陳情書については次回3月議会からは氏名など黒塗りは廃止され実名入りでネットも含めて公表されるとのことですので
 当ブログでも必要と思われる陳情につきましては次回より氏名入りで全文を掲載します。


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