習志野市民フォーラム

市民情報交流センター

「安保法案」関連陳情に対する真摯な対応を

2015年06月18日 | 市議会
今回市議会に「安保法案」関して廃案もしくは国会は慎重に審議するよう意見書を
提出する旨の陳情3件が提出されました。
受理番号第10号 憲法を守り、日本を海外で戦争する国にする「戦争法案」の廃案を求める意見書の採択を求める陳情
受理番号第11号 国際平和支援法案及び平和安全法制整備法案の審議にあたっては、慎重かつ丁寧に時間をかけて審議
       されるよう求める、衆参両議院への意見書提出に関する陳情
受理番号第18号 安全保障関連法案の国会審議を慎重に行うことを衆参両院議長、内閣総理大臣に習志野市議会として
        要請するよう要望する陳情

地方自治法99条において地方議会は国会や関係省庁に対して意見書を提出できると定めてあります。
現在国会で審議されている「安保法制」に対して懸念する声はますます高まり、地方議会においても
愛知県豊明市、碧南市 北海道小樽市をはじめ30以上の市町村会議で可決されています。
16日には三重県議会が慎重な審議を求める意見書を賛成多数で可決しました。
三重県議会は政府の説明を不十分として今回の通常国会での成立にこだわらず慎重な審議を求めるものです。
廃案を求めた市町村会議も少なくなく、長野県大鹿村議会は「明確な憲法違反で違憲立法」と断言しています。
衆院憲法審査会に招致した憲法学者全員も違憲と断じています。
世論調査でも8割が安倍政権は十分に説明していると思わないとの回答です。
習志野市に提出された陳情も慎重な審議を求めるものもあります。
仮に集団的自衛権や安保法案が必要だと考える方も現在の聞く耳を持たない強引な国会審議はおかしいと思わないでしょうか。
憲法も法令も関係ないという国は無法国家そのものではないでしょうか。
市議会はこれらの陳情について真摯に対応されることが望まれます。
(三重県議会、愛知県碧南市議会意見書)

(市議会に提出された陳情書の一部)

(6月14日国会周辺には25,000人の人々が集まりました)

(6月18日国会前での瀬戸内寂聴さん渾身の訴え)


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