鹿とお散歩 奈良大和路

大好きな鹿・奈良公園・大和路を気ままに歩いた記録です

昭和の日 東遊(あずまあそび)拝観

2015-05-05 22:03:16 | 雅楽
春日大社の「東遊」の舞手は少年たちです
天女の羽衣伝説に由来するともいわれていて、少年が舞うのは春日大社だけだそうです





演奏は
笏拍子、和琴、琴持2人、高麗笛、篳篥
和舞と同じく笏拍子に合わせます



衣装は竹・桐・雉



冠には桜の花





曲の途中で片袖を脱ぎます



印象ががらりと変わります










和舞も東遊も私には難しい内容だと思うのですが
講義の中で

片袖を脱いだ後に歌われる「求子の歌(もとめごのうた)」
千早振る 春日の山のみかさ松 あはれれん れれんやれれんや れれんやれん あはれのみかさ松

「春日の山のみかさ松」 
宮中では  神の御前の姫小松」
加茂社では「加茂の社の姫小松」
・・・と歌われ、ご当地ソングのようですね。と伺い・・・
とってもこの話が印象に残りました

あまり難しく考えず、素直に拝観した方が良いのですね!

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2 コメント

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春日の和舞・東遊 (鴨媛)
2015-05-05 23:25:32
こんばんは。
今年は満開の藤と鮮やかな朱の社に見守られて、
華やかな気分の舞を拝見できましたね。
春日の杜で拝見する芸能は、
ステージの上での演奏と違った
神様の御前という気配が伝わってきて感動します。
私も姿勢を正して参列したいと思いながら、
まだ修行が足りずにおります。
東遊は宮中の歌を聴く機会ができましたので、
聞き比べたいと思っております。
今月名古屋で、宮内庁の演奏が聴けます。
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鴨媛さま (ちび鹿)
2015-05-06 14:08:46
和舞と東遊は、鴨媛さまがご自身のブログに書いていらしたように、日本的な潔さが感じられますね。
りんごの庭や植物園の浮き舞台、若宮様のお旅所など自然の中で拝見するたび、舞手の袖が翻るのを神さまは見ておられるのかしら?笛の音は届いているかしら?と・・・
じーん・・・と胸が熱くなります
是非、他の演奏も聴いてみたいと思っております
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