引き続きFlight Factor のB767-300ERでオートヘルパーを使って静岡富士山から対馬まで飛んでいます。
既に中国地方を西に向けて巡航しています。
では到着の準備を始めます。今日の対馬のアプローチです。ローカライザー・アプローチで、AGATAポイントが3000フィートです。ここまで壱岐VOR(IKE)から直行します。そしてFAF(ファイナル・アプローチング・フィックス)がHAZELの1348フィートです。
ILS受信機にローカライザーの周波数と方位を設定します。
ミニマは440フィートです。
高度計のバグを440に合わせます。
3000フィートまで一気に下りていきます。
降下開始ポイントがND上に出てきました。
進入速度を設定します。フラップ30度で140ノットです。
オートブレーキを3にセットします。
着陸地点の標高をチェックします。
キャンセル・リコールでメッセージを確かめます。何も出ません。
では、コースを直します。VORアプローチが設定されたままになっています。
DEPARRボタンを押して対馬(RJDT)のアライバルを選び、滑走路の32を選びます。そしてEXEC。
LEGSページに滑走路32が出てきますが、その前に不連続が現れます。そこに先ほど見たAGATAを入れます。
さらにAGATAの高度が3000フィートですから、3000と入れます。そしてEXEC。
降下のオペレーションリストを実施。
降下のノーマル・チェックリストを実施。
雲の中に入るので防氷装置をオン。
そして降下が始まりました。
残燃料予定は5.9トンです。十分です。
シートベルトサインをオン。
シートベルト・オンの機内アナウンスもできます。
降下から着陸、ドアが開くまでの一連の機内アナウンスができます。
さて対馬空港のQNHを確かめます。X-Plane11の地図を見ると2992。しかしActiveSkyXPでは3024で大きく異なっていました。X-Planeと気象ソフトでQNHが大きく違うことはたまにあります。さて、どちらが正しいかですが、結局今回、X-Planeのほうが正しかったようです。実際には対馬のQNHは全然別の値で、しかし欠測値になっていて、X-Planeでは標準の2992を入れたようです。ところがActiveSkyXPではこういう場合に近くの場所のQNHを内挿して推定するようで、その結果が3024だったようです。これはActiveSkyXPの設定をちょっと変えておかないとなりませんね。ここでQNHが大きく違っていたことで、進入中に早く降りすぎて、FAF手前で1300フィートの水平飛行をすることになりました。
とりあえずQNHで3024を入れます。
残燃料6トン、異常ありません。
アプローチのオペレーションリストです。10000フィートを過ぎたら着陸灯をオンにします。
10000フィートの減速が始まりました。
着陸灯オン。
アプローチのノーマル・チェックリストを実施。
10000フィートを切ったところでAPUが自動でスタートし、オンになりました。
壱岐上空を飛んでいます。
ではローカライザーアプローチです。縦方向は手動で降下率を調整します。まず速度を208ノットまで下げ、降下率1600フィートを設定して、AGATAの3000フィートまで下りていきます。
スピードブレーキで降下率と速度を調整します。
VNAVのルートに高度を合わせるように降りていきます。
コースより下にいる時は降下率を下げます。
AGATAが近づきました。進入速度を設定します。CDUで140ノットをセットしましたから、5ノットを足して145ノットにします。
ギアダウン。
高度は300フィートにします。そして降下率を800フィート程度にして降りていきます。
AGATAを過ぎて、ローカライザーをオン。LNAVと若干位置がずれます。
順調に降下していきます。
しかし変です。なかなか滑走路が見えません。手動で降下率を合わせて降りてくとき、もたもたして降下が遅れて高すぎてしまうことが多いのですが、今日は全然滑走路が見えません。低すぎるわけです。
いつまでたっても滑走路が見えないので、FAFの1300フィートでALTボタンを押して水平飛行に移りました。
着陸のノーマル・チェックリストを実施。
やっと滑走路が近づいてきました。オートパイロットをオフ。
PAPIを見ながら下りていきます。
そして着陸しました。
ターミナルへの誘導路の手前で停止。
着陸後のオペレーションリストを実施。電源投入とあります。APU電源を確かめます。APUは早々とオンになっています。
トランスポンダは自動でスタンバイになります。
スピードブレーキは手動で倒します。
フラップも手動で上げます。
フライトディレクター、オートスロットルは手動でオフ。
トリムが緑のレンジに入っていることを確かめます。
オートブレーキをオフ。
駐機場に入って停止し、パーキングブレーキをかけます。
シャットダウンのオペレーションリストを実施します。APU電源を確かめ、エンジンは手動で止めます。
自動でシャットダウンの手順が終わりました。
航法灯まで消えたので、オンにしておきます。電源が入っていますので。
油圧のデマンドポンプも中央しかオフになっていなかったので全部オフにします。
地上支援車を取り付けます。
ドアを開けます。
降機が始まりました。
シャットダウンの手順が終了です。
シャットダウンのノーマル・チェックリストを実施。
続いてセキュア―のオペレーションリストを実施。
機体の電源を落とします。
セキュア―のノーマル・チェックリストを実施。
機体は再びコールド・アンド・ダークの状態に戻りました。
こうして無事に当機は静岡富士山空港から対馬空港まで飛んできました。オートヘルパーは大変強力ですね。これからがさらに楽しみです。
(おわり)
P3D,FSX版であればActiveSkyのQNHがシム側に反映されますが、ActiveSkyXPではQNHがX-Planeに反映されないのでしょうか?