フラット♭が好き!

働くお母のひとりごと

虎に翼と日本国憲法

2024-06-01 | TVや映画や演劇やコンサートの話
毎朝、楽しみにしている
朝ドラ「虎に翼」が
戦後になりました。

たくさんの犠牲者を出した戦争が終わり
大切な人を失った家族の辛い気持ちが
丁寧に描かれていました。

第一話の新しい日本国憲法を見て泣く
寅子のシーンはここだったのね。。
焼き鳥が包まれていた新聞。。

あの戦争は一体何だったのか。

二度と戦争を「しない」と宣言した
憲法9条にも触れてほしかったなあ。

戦争を震災と同じようにとらえられてしまうのではと
危惧します。

でも、寅子が、家族に向かって
憲法13条と14条を読み上げたシーンは
よかったなあ。


〔個人の尊重と公共の福祉〕

第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。

生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、

公共の福祉に反しない限り、

立法その他の国政の上で、

最大の尊重を必要とする。

〔平等原則、貴族制度の否認及び栄典の限界〕

第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、

人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、

政治的、経済的又は社会的関係において、

差別されない。


以前、憲法学習会を開いたときの

講師の弁護士さんが、

「個」が尊重されるとハッキリと書いてある13条は、

この憲法の要と言って良いと、

おっしゃっていました。


「お国のため」

「正義のため」

「世界平和のため」

という大義名分のもと、

「個人」が大切にされない世の中は

全体主義国家になると。


自民党の憲法草案からは

この「個」が消えていて

「人」という言葉に

置き換えられています。


そう言う事なんですね。。。

着々と。。

国民がぼーっとしてる間に。。

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