夏休み最終日は、「少年H」。
原作は、20代のころと、4~5年前寝る前の読み聞かせで、二回読みました。
戦争ものなんだけれど、
子供の目線から見たその時代が
なんだか可笑しかったり、考えさせられたり、教訓的だったり…
今回映画になるということで、楽しみにしていました。
今は亡き、私の伯母が
妹尾河童さんと同い年だったのですが、
生前、この作品を読んだときに、
「全く、このとおりや!私ら、国に騙されてたんや」と感慨深げでした。
子役、二人とも子供らしくてかわいい!
お父さんとお母さんも、自然な感じ。
さすが、本物のご夫婦ですね。
戦前と戦後
価値観が全く変わってしまった世の中で
子供たちはどう折り合いをつけて生きてきたのか。
少年Hの大人への怒りが切ないのです…。
「(戦争は)バカバカしい」というのが、下の子の感想でした。