フラット♭が好き!

働くお母のひとりごと

放射線のお勉強

2012-01-21 | 日記

今日は、京都弁護士会主催の市民のつどいへ行ってきました。

 

たどりついた時間が遅かったので、

一部の「人権救済基金制度」の話は聞けませんでしたが

二部の中国琵琶の親子演奏と

三部の守田敏也さんの講演は聞けました。

中国琵琶を聴いたのは、初めて

バチではなく、日本のお琴のように、五本の指に爪をつけて弾くのですね。

音域が広くて、とても繊細な強弱がついて

呼吸もピタリとあって、気持ちよかったです。

お嬢さんは、うちの上の子と同じ年ですが

すごく立派な演奏家でした。

 

三部は「京都から東北へ-地震、津波、原発事故」という講演

 

放射線規制値の国際基準を覚えました。

1ミリシーベルト(毎年)=毎時0.114マイクロシーベルト

 

放射線管理区域は(病院のレントゲン室などに貼ってある)

0.6マイクロシーベルト(毎時) … 飲み食い、睡眠、18歳以下はダメ

 

福島のとある通学路では、この値をはるかに超えているけれども

「安全だ」という印刷物を県が配布したため

それを信じる親と、信用しない親との意見が対立して、

人間関係まで難しくなっていることも知りました。

 

放射線はDNAを二重切断するという図も

それなりにわかったような気がする。

細胞分裂の早い子供に、影響が大きく表れることも

なんとなく理解できます。

 

講演の中で肥田舜太郎さん(広島で被ばく、民医連の医師)の言葉を引用されていました。

「もとをたたなきゃだめ」

「被ばくしたら覚悟を決め、免疫力を高めてたちむかう」

「家族団らん、早寝早起き」

… … …

「政府は守ってくれない」

「消費者は、安全なものを作ろうとしている生産者を守ること」

「原発はあるだけで危険」

「なくせば人の生活リズムも変化し、安全と健康を手に入れることができる」

という守田さんの言葉も印象的でした。

 

2月の京都市長選挙は

ほんまに脱原発やってくれる市長がええわ。

コメント
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