フラット♭が好き!

働くお母のひとりごと

ヴィオレッタも結核だった‥!

2011-02-20 | TVや映画や演劇やコンサートの話

吾郎さんのお陰で、

kanayumiさんも観たことがあると前述されていた

ベルディの「椿姫(LA TRAVIATA)」を観る事ができました。

LA TRAVIATAって『堕落した女』という意味だったんですね。。

主人公のヴィオレッタは、高級娼婦です。

パトロンとの生活を辞めて、

若い青年アルフレードとの愛に生きるのですが、

幸せも束の間、引き裂かれてしまいます。

そして、肺結核で亡くなってしまいます。。

 

やはり、ステータス症候群のマーモットさんの説が‥。

舞台は1850年代のパリ近郊。

ヴィオレッタには、身よりがありません。

病気になってしまったので、収入も、きっとないでしょう。

それでも、病床で自分のなけなしのお金の半分を

貧しい人たちにあげて欲しいと言うような、健気で崇高な女性でした。

 

さて、音楽ですが、

深刻な歌詞のわりに、長調の曲が多いんです。驚き!

私としては、2幕のビオレッタとアルフレードのお父さんとのやりとりが

聴き応えがあったなあ。

アルフレードのお父さんが、「妹の縁談に差し障るから別れてくれ」と頼みに来るシーン。

ビオレッタが悩み苦しんだ末、受け入れるところが

別々の歌詞の二重唱で描かれています。

舞台美術も、とても大がかりなもので素敵でした。

大きな窓から差し込む光とか

とても綺麗~。

 

日本では、財政上、なかなか難しいそうです。

ヨーロッパでは、オペラは庶民的な娯楽かも知れませんが

日本では、ちょっと高級なイメージがありますもんね。

かく言う私も、もっぱらDVD鑑賞です(^^ゞ

コメント (2)
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