さまざまな背景を持つ人たちが入院している病院を舞台に描き出した作品"閉鎖病棟”を鑑賞しました。それぞれ社会から隔離された生活を送り、孤立感を味わっている姿が描き出されていました。自分はいてはいけない存在、居場所がないと感じて生活している中で、ある事件をきっかけに強固な絆が生まれる。たとえ永遠に服役することになっても「毎日、会いに行きます」もし服役から開放される日があるとしたら「いつまででも待っています」これらの言葉を受けた人が、どういう感情になり、どういう風に人生に立ち向かうのかを感じさせてくれ、たった一人でも必要としてくれる存在がいれば、人間は生きていけるという言葉の意味を痛感しました。ありがとうございます。 . . . 本文を読む
2008年、インドのムンバイで発生した同時多発テロの実話をベースにした”ホテル ムンバイ”を鑑賞しました。テロ組織に占拠された5ツ星ホテルで、ホテルスタッフやお客様がどういう行動をとったのか。スクリーンに描き出されるその姿を見て、自分がその場にいたら、果たしてどういう行動ができるだろうか?自分の命の危険を顧みず、お客様や周囲にいる仲間を大切にした行動が取れるだろうか? 生命の危険に晒された時、人間の本質は出るのだと感じた、とっても素敵な作品でした。最終日に、ちょっとした無理をして鑑賞に行って正解でした! 観たいと思ったものを観て、欲しいと思ったものを手に入れる。ごくごく自然な行動をした自分をほめたくなった一日でした。ありがとうございます。 . . . 本文を読む