永作博美さん主演の”四十九日のレシピ”をWOWOWで鑑賞しました。
今日は、映画をダブルヘッダーしたことになります。
急死した女性が、残した家族に対して、いろんなレシピを残し、残された旦那・娘が、故人の願い通り、四十九日法要を盛大な大宴会にするというもの。
自分が亡くなった後、残された家族に何を残し、関わった人に何を残すことが大切なのかを考えさせられる、非常にいい作品でした。
死んだ後に焦点を当てることで、今の生き方を考えさせるというのは、素晴らしいですね。
また、女性が子どもを産むのか、産まないのかで、価値観が変わることに対しても、意見を対立させて、それぞれの立場にしか分からないことをうまく表現していました。
映画には、いろんなメッセージが込められており、それを感じ取れる感性を磨いていきたいものです。
いやぁ、淀川長治さんや水野晴郎さんは、本当に凄い方々だったんだなぁ、と感じます!
一本の映画から、いろんなメッセージを汲み取るだけでなく、それぞれの映画を鮮明に覚えているのですから。
一つのことを突き抜けるって、そういうことなんでしょうね、仕事にできるんですから。
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