中学3年生のとある英語の授業で、
ロボットが活躍する世の中の内容を扱いました。
ロボットは瞬く間に進歩をとげ、今ではあらゆる場所で人の手助けをしてくれます。
しかし大きな問題もあります。
勘のいい生徒はその問題にすぐに気づきました。
「ロボットがなんでもできるようになったら、人の仕事がなくなるってことじゃないですか?」
その通りです。
今後、ロボットがさらに活躍する世の中になってきて、ロボットに任せた方が効率がいいとか安上がりだとか、
様々な理由で人の仕事はロボットにとって代わられるでしょう。
でも、人間にしかできない仕事もあるはずです。
ロボットにできなくて人間にできること。
ロボットは与えられたプログラムなら正確に実行していきますが、自分で学んで新しいことに挑戦することはできないですよね。
人間は成長することができます。今、やっていることに問題点が浮上すればそれを解決しようと必死に考え、新しい行動を生み出します。
人間は新しいことに挑戦し続けることができる。
そこがロボットと人間の大きな違いじゃないでしょうか。
高等部の自習室をお掃除するロボット、ルンバを見て、
ロボットになんか負けていられない!と思いつつも
他の教室を汗だくになって掃除をしながら、
「ルンバこっちの部屋も掃除してくれんかな。」
なんてことを密かに思った今日の昼下がり。
もうすぐ30歳。腰が痛いです。
辻