高校生もまた入学式が終わり、
早速中学校とは大きく異なる環境に戸惑っている(柔らかめの表現)生徒が見受けられます。
どういう方針でそうしているのかは不明ながら、
最初からずいぶんと大きな声を出して生徒たちを発奮させる(かなり無理矢理の好意的な表現)ような、
ずいぶんと前時代的な(古いものが一概に悪いとは言いませんが)手法を採用している高校もあるようで、
生徒の皆さんは学習意欲に満ち溢れた溌剌とした表情をしていました(ソ連式プロパガンダ表現)。
真面目な生徒ほど、威圧的な発話・態度を取る先生に対し、心理的なショックを受けやすいものです。
真面目であるが故に、過剰な脅しの言葉を我が事として捉えすぎてしまうのですね。
そして、こういった環境は大人になっても経験しうるものです。
銀行を始めとする金融関係の職に就いた新人が受ける洗礼などは、割と有名ではないでしょうか。
対策としては、精力的に頑張っている先生には申し訳ありませんが、ある意味で「話半分」に聞くように務める、
というのが妥当かと思います。
もちろん、自身に改めるべきところがある場合は別で、我が事として反省しなければならないでしょう。
しかし、自身の振る舞いに自身が持てる状態で、すべての「お叱り」を真剣に受け止め続けるのは酷です。
きちんとやるべきことをやっているのであれば、自身を持って、自然体で過ごせるように努めましょう。
また、保護者の方も過敏になる必要はないかと思います。
ひとまず経過を見守ってあげていただければ十分でしょう。
教室としても、折々に聞き取りを行って、フォローに努めたいと思います。
これからの3年間が、充実したものになりますように。
大塚