教師たるもの五者たれ
という言葉があるそうです
何かを教える立場にある人は、
「学者」であり、「役者」であり、「易者」であり、「芸者」であり、「医者」でなければならないという、意味です
学者・・・教える立場にある人は、常に勉強をし、その分野の知識を磨き続けなければならない
役者・・・人を引き付ける力が必要であること
易者・・・占い師のように、気持ちをサポートできること
芸者・・・学ぶ場を楽しい雰囲気にするために、ユーモアが必要であること
医者・・・その人に合った適切な治療法(勉強に対しての助言)が処方できること
教えることって、本当に奥深いものだと思います
「五者」の中でも、最近僕がいちばん注目している能力は、「医者」です
先日、病院に行く機会があり、あらためてお医者さんが話される内容を聞いていると、
しみじみ、その説得力と簡潔さに魅了されました
豊富な知識と適切で簡潔な説明で、患者さんを心配させずに治療していく姿には、憧れます
教育においても、生徒が闘っている「苦手」という病気に対して、どんな治療法(解決法)を提供できるかという点では、
それに通ずるものがあるように感じます
患者のカルテのかわりに生徒の答案用紙をみつめ、オペのかわりにテストをし、メスのかわりにペンをかざし、多量のお薬のかわりに大量の宿題を出す・・・
そう考えると、なんだか、使命感を感じますね!!
今後もいろんな「苦手病」に出会い、それら全てを治していきたいです!
味村でした