今や中高年も答え収束している

【3月15日の状況】この日午後1時に到着した時はすでに定位置をアキバ系ミュージシャンの2人組女の子に場所取りされており、やむなく端で設営。ミュージシャンの音量はそれ程でもなかったが、『ニャンニャン』と唄うアキバ系の直近の出店だけに（？）なかなか人だかりにもならない中、主に中高年層がお題に興味を示し立ち寄ってくれた。

【この日の客層】上述の通り、店に寄ってくれたのは主に中高年のおじさんたち。カード客はほとんどなし。
あるいはお題に関係なくグランドセオリーを購入してくれた人が2人いた。（こちらも中年おじさん）

直接話を聞いたおじさんの言葉からも感じたが、中高年は昨年秋からの経済危機により生活を直撃されている層であるため、より外圧も強く、答え収束していると思われた。しかもただの不況ということではなく、会社での雇用関係などもどうも頑張る活力が沸きにくい構造を感じているらしい。

たとえばちょっと不況になるとすぐ派遣切など行われるし、廻りを見ていても若い人の意見はあまり聞きいれない経営者など、およそ社員が活力をもてるとは思えない。会社は儲けのことばかり考えて、働く人のことを考えていない、
と言っていました。←正論ですね！

こんな話をしたおじさん、見た目にもこういう議論をするような人には見えず、ホームレスも経験したというし、どう見ても“議論”などからは程遠い人のように見えた。（おじさん、大変失礼しました!）

また、店主側も同世代の店主であることが、中高年には「自分たちと同世代がこうやって頑張っているんだ」という安心感を与え、話しやすいイメージを与えたのかもしれない。（←自画自賛？）

そのおじさんと、「仕事って何、役に立つ仕事って何？」について、以下のような話ををした。
すごく納得してくれて、つっかえていた物が取れたようにすっきりとさわやかな笑顔になってくれました。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「お金になるから仕事になる」のではなく、「求められているから仕事になる」のである。

したがって、仕事とは、
「みんなの役に立つこと」
「求められていることに応えること」
「答えを出すこと」

このどれかひとつでも外したら、仕事とはいえない。

あなたは、「答え」を出していますか？
相手が求めていることをやっていますか？
あなたの成果は役にたっていますか？

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
今、最も熱いのはオジサン達かも。
（サハル）