今日8月15日は太平洋戦争が終結した「終戦記念日」ですね。
憲法改正に向けて意欲的な動きがある今日この頃、
あらためて平和についていろいろ考えてしまいます。
8月はテレビなどでも戦争関係の特集が放送されたりしますね。
NHK-BSプレミアムで再放送中の朝ドラ『純情きらり』や『おしん』も見ているのですが、
『純情きらり』ではヒロインの婚約者が戦争に行ってかなり長い週が経ち、
無事を祈る気持ちを一緒に経験してる気分になってきます(リアルでも時々見てたからその後の展開知ってるけど)。
今週は婚約者の部隊が激戦に巻き込まれ、婚約者が瀕死の状態で死を覚悟して書いた手紙が届いたところ…。
また芸術家仲間が多いので、戦時中いかに表現の自由が制限されていたかという場面もよく出てきます。
『おしん』では、明治から描かれ日清日露戦争などで景気が良い状態を経験した人たちが、
不況になると「また戦争でも起きて景気が良くなるといいんだけど」なんてしょっちゅう口にする様子や、
特高警察に初恋の人が捕まったり、満州事変を経てだんだんと太平洋戦争に突入していく様子が、
日々の生活に織り交ぜながら描かれてる段階です。
ドラマである意味、戦争をリアルに体験してる気分になれるのは貴重かも。
私の祖母は、幼い頃に病気で母親を、そして戦争で父親を亡くしています(たぶん中学生くらいの年齢で)。
祖母に親になったら余計に命は大切にしないと、と言われたことがあります。
戦争で理不尽に命が奪われるのは、なおさら避けたいですよね。
今、お腹の中に命を授かって、妊娠生活の大変さも味わって、
出産はまだ経験してないけど、命を生み出すってこんなに大変なんだなぁと実感しています。
そんな尊い命が簡単に奪われる戦争は絶対に嫌です。
自民党の憲法改正案について『サンデーモーニング』で取り上げていたのを見ましたが、
どうも“戦前はよかったね、昔に戻そう”という意図が見え隠れ…。
日曜日のNHKスペシャル(自衛隊の海外派遣の話)では海部元首相がインタビューを受けていましたが、
戦争を経験した方は戦争のむごさを身をもって知り、憲法を守っていこうと気持ちが強かったんだな、という印象を受けました。
戦争を知らない世代が国の中心になって出てきているキナ臭い動き。
気が付いたら子供たちを戦争に送り出すような事態にならないよう、
政治に無関心でいたくはないな~と思います。
憲法改正に向けて意欲的な動きがある今日この頃、
あらためて平和についていろいろ考えてしまいます。
8月はテレビなどでも戦争関係の特集が放送されたりしますね。
NHK-BSプレミアムで再放送中の朝ドラ『純情きらり』や『おしん』も見ているのですが、
『純情きらり』ではヒロインの婚約者が戦争に行ってかなり長い週が経ち、
無事を祈る気持ちを一緒に経験してる気分になってきます(リアルでも時々見てたからその後の展開知ってるけど)。
今週は婚約者の部隊が激戦に巻き込まれ、婚約者が瀕死の状態で死を覚悟して書いた手紙が届いたところ…。
また芸術家仲間が多いので、戦時中いかに表現の自由が制限されていたかという場面もよく出てきます。
『おしん』では、明治から描かれ日清日露戦争などで景気が良い状態を経験した人たちが、
不況になると「また戦争でも起きて景気が良くなるといいんだけど」なんてしょっちゅう口にする様子や、
特高警察に初恋の人が捕まったり、満州事変を経てだんだんと太平洋戦争に突入していく様子が、
日々の生活に織り交ぜながら描かれてる段階です。
ドラマである意味、戦争をリアルに体験してる気分になれるのは貴重かも。
私の祖母は、幼い頃に病気で母親を、そして戦争で父親を亡くしています(たぶん中学生くらいの年齢で)。
祖母に親になったら余計に命は大切にしないと、と言われたことがあります。
戦争で理不尽に命が奪われるのは、なおさら避けたいですよね。
今、お腹の中に命を授かって、妊娠生活の大変さも味わって、
出産はまだ経験してないけど、命を生み出すってこんなに大変なんだなぁと実感しています。
そんな尊い命が簡単に奪われる戦争は絶対に嫌です。
自民党の憲法改正案について『サンデーモーニング』で取り上げていたのを見ましたが、
どうも“戦前はよかったね、昔に戻そう”という意図が見え隠れ…。
日曜日のNHKスペシャル(自衛隊の海外派遣の話)では海部元首相がインタビューを受けていましたが、
戦争を経験した方は戦争のむごさを身をもって知り、憲法を守っていこうと気持ちが強かったんだな、という印象を受けました。
戦争を知らない世代が国の中心になって出てきているキナ臭い動き。
気が付いたら子供たちを戦争に送り出すような事態にならないよう、
政治に無関心でいたくはないな~と思います。
毎年言葉一つ一つをかみしめて感じます。
8月だけではなく、年中ちゃんと考えていなくてはいけないことなのにとも。
どうしても、「人が死ぬ」だけではなく「殺される」のが戦争だということを忘れがちで
「殺し合い」だという生々しさを忘れている気がします。
大きな話をすると見えなくなる1こ1この命を
きちんと思いやれる社会でなければならない。
そこが失われつつあるという危機感を感じています。
ちょうど広島に帰省し、リアルに平和記念公園にいました。
戦争反対、原爆…それに対してし自国を守るため核兵器所持すべきと訴える団体。いろんな考えをもった方々が集まり、それぞれの主張をしてたよ。
記念館にも入り、子どもたちに見せました。これまでも連れて行ってたけど、上の子が国語でちいちゃんのかげおくりを学んだ後だけに、より関心をもって見てました。真ん中も写真や蝋人形で恐ろしさを感じたよう。四才の下の子はわからんちんだったけど、それでも怖さは感じたよう。
被爆者の高年齢化が進み、リアルに伝えていくことが難しくなっている今日。
でも被爆二世、三世…遺伝子としてその恐ろしさは伝わり、苦しんでいる方々。
旦那のおじいさんは原爆翌日に現場に行き、被爆しました。おじいさんや義父兄弟には被爆症状はでなかったけれども、旦那のいとこにはあらわれました。そして、そのいとこの子にも…
平和のありがたさ、命の尊さを繰り返し伝えていくことが大切だと改めて思ったよ。
そうだよね。
ずっと戦争をしていない平和ボケの中でも、
常に忘れてはいけないよね。
無人兵器やゲームみたいになりつつある戦争も話題になってるけど、
命の重みへの実感、相手を思いやる気持ち…
失われてほしくないよね。
前に蝋人形展示見直し、なんて話が出たり、最近も『はだしのゲン』を閲覧禁止にする教育委員会とか話題になってるけど、子供たちにかつてあった現実を見せないようにするのは間違ってるよね。それぞれの成長段階を考えつつビジュアルにうったえるのは一番心に響くし、子供たちも戦争の悲惨さを理解していろいろ考えるきっかけになるよね。
広島や長崎の方は二世・三世になっても苦しんだり、いつ症状が出るかと不安をずっと背負ってるんだもんね。何十年経っても現在進行形な恐ろしい兵器…。
私も学校の宿題で亡くなった曽祖父に戦争の話聞いたり、被ばく者やひめゆり隊だった方の体験談聞いたことあるけど、繰り返し伝えていくこと、本当に大切だよね。