専業主婦&ママ 初心者マーク

2012年兼業主婦→専業主婦に転職、2013年初めての出産。いろいろ慣れない中での新しい日々を綴っていこうと思います。

終戦の日に平和を思う

2013-08-15 16:49:11 | マタニティーライフ
今日8月15日は太平洋戦争が終結した「終戦記念日」ですね。

憲法改正に向けて意欲的な動きがある今日この頃、
あらためて平和についていろいろ考えてしまいます。

8月はテレビなどでも戦争関係の特集が放送されたりしますね。

NHK-BSプレミアムで再放送中の朝ドラ『純情きらり』や『おしん』も見ているのですが、
『純情きらり』ではヒロインの婚約者が戦争に行ってかなり長い週が経ち、
無事を祈る気持ちを一緒に経験してる気分になってきます(リアルでも時々見てたからその後の展開知ってるけど)。

今週は婚約者の部隊が激戦に巻き込まれ、婚約者が瀕死の状態で死を覚悟して書いた手紙が届いたところ…。
また芸術家仲間が多いので、戦時中いかに表現の自由が制限されていたかという場面もよく出てきます。

『おしん』では、明治から描かれ日清日露戦争などで景気が良い状態を経験した人たちが、
不況になると「また戦争でも起きて景気が良くなるといいんだけど」なんてしょっちゅう口にする様子や、
特高警察に初恋の人が捕まったり、満州事変を経てだんだんと太平洋戦争に突入していく様子が、
日々の生活に織り交ぜながら描かれてる段階です。

ドラマである意味、戦争をリアルに体験してる気分になれるのは貴重かも。

私の祖母は、幼い頃に病気で母親を、そして戦争で父親を亡くしています(たぶん中学生くらいの年齢で)。
祖母に親になったら余計に命は大切にしないと、と言われたことがあります。
戦争で理不尽に命が奪われるのは、なおさら避けたいですよね。

今、お腹の中に命を授かって、妊娠生活の大変さも味わって、
出産はまだ経験してないけど、命を生み出すってこんなに大変なんだなぁと実感しています。

そんな尊い命が簡単に奪われる戦争は絶対に嫌です。

自民党の憲法改正案について『サンデーモーニング』で取り上げていたのを見ましたが、
どうも“戦前はよかったね、昔に戻そう”という意図が見え隠れ…。

日曜日のNHKスペシャル(自衛隊の海外派遣の話)では海部元首相がインタビューを受けていましたが、
戦争を経験した方は戦争のむごさを身をもって知り、憲法を守っていこうと気持ちが強かったんだな、という印象を受けました。

戦争を知らない世代が国の中心になって出てきているキナ臭い動き。
気が付いたら子供たちを戦争に送り出すような事態にならないよう、
政治に無関心でいたくはないな~と思います。