田んぼでは稲刈りが真っ盛り

　我が家から見渡せる田んぼでは、彼方此方で稲刈りをしています。日頃は静かな山間の村ですが、今日は、5台のコンバインが稼働音を立てていてウルサイ位です。

　昔私が若い頃（30才位の頃）には、殆どの農家が兼業農家だったので、稲刈りは土日に集中していましたが、今は皆、年老いていて、私を含め、殆どが専業農家なので田植えも稲刈りも土日に限らず平日でもやっています。私は66歳なので正真正銘の高齢者ですが、コンバインを使って稲刈りをしている方々は後期高齢者の方が殆どです。もう10年も経てば、この豊かな黄金色の田園風景がどうなるのだろうか？と思うとぞっとします。何パーセントの田んぼで稲作をしているでしょうか？

　今年は令和の米騒動と言われており、新米の価格は昨年よりも5割位高くなりそうです。しかし、コメ農家の実態を考えると、まだまだ米価は安すぎると私は思うのです。生産者米価が1俵あたり4～5万円もすれば、直接支払交付金等の補助金がなくてもバランスするかもしれませんが、人手が高齢化し過ぎていて、かつ後継者不足であることを考えると、将来、日本の米はもっと高くなるかもしれません。そうなったら、中国米とかタイ米などを輸入するようになるんでしょうね～？！子供の頃から毎日欠かさず、此の地で採れたお米のご飯を食べてきた私にとって、そういうのを主食として毎日食べるなんて思うと、あまり長生きしたくないですね～・・・